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[ 2010年にいただいたコメント ]

flytetyme

ナタリー・コール、実は聴いた事のないアーティストでした。
ピーボ・ブライソンとのデュエット作は聴いているのに。。。


「あと2枚」で紹介されてるアルバム、なかなか興味深いですね。
最近は時間に余裕が出来ているので、
聴いてみようと思います。


よく”Unforgettable”のPVは観た事があって、漠然といいなぁと思っていたのですが
CD、レコードの収集数が膨大になると、聴いた事のないアーティストへ触手が伸びにくくなっていて。。。
これは防御反応?

tanoux

あ、そうなんですか?
僕は逆で、聴いたことのないアーティストの方が興味あるなあ。
CDが増え続ける現実に対して、危機意識がないのかも。
もうね、開き直って集めるしかないですよ。
ナタリー・コールはオススメなので、ぜひ。
"Unforgettable" 収録のアルバムはこちら。
ただし、内容は全編ジャズ・ヴォーカルなので
それでもよろしければ。
 ↓
「Unforgettable With Love / Natalie Cole」(1991)


80年代のアーバン・コンテンポラリーがお好きなら
「あと2枚」で紹介したCDがオススメ。
 ↓
「Good To Be Back / Natalie Cole」(1989)


「Everlasting / Natalie Cole」(1987)


どちらも甲乙つけ難い名盤です。
買いまくって、どこかで一線を越えたら
防御反応も消えると思いますよ(笑)。


[ 2007年にいただいたコメント ]

mmsano

Natalie Coleを初めて聴いたのは高校のときでした。
Unforgettableがお父さんとのデュエット風になっていて
すごく好きでした☆
Nat King Coleもなぜか「夜」に聴きたくなります。

tanoux

これですね。(22曲め)
 ↓
「Unforgettable With Love / Natalie Cole」(1991)


ナタリー・コールが初めてジャズを唄った、記念すべきアルバムです。
デビュー当初から、ナタリーにジャズを唄わせようというアイデアはあったのですが
彼女は頑なに断り続けてきたそうです。
理由は、父親のナット・キング・コールが、あまりにも偉大なジャズ歌手だったから。
父と比べられたくない、私は私の歌で勝負する、という意気込みもあったんじゃないかな。


キング・コールは1965年に亡くなっているので
26年たってようやく素直な気持ちで、父の業績と向き合う気持ちになれたのでしょう。
このアルバムは、なんと全曲、キング・コールのレパートリーなんですよ。
"Unforgettable" はもちろん、過去の録音を使った疑似デュエットですが
まるで本当に共演してるみたいですよね。
歌詞がまた、泣かせる…。

Suzu

ナタリーの最新作、いいですよね!


選曲が攻撃的(?)というか、古いものから新しいものまでジャンルを問わずに幅広くて、それでもしっかり自分のものとして聞かせてくれてるのが素晴らしいなぁと思います。


そしてわたしはもう1枚の「エヴァーラスティング」からナタリーを聞き始めたので、これも思い出深いです。
「ピンク・キャデラック」とか、カラオケに入ってると選曲しちゃったりします。「ジャンプ・スタート」も好きでしたねぇ。

tanoux

僕も "Jump Start" が大好きですよ。
スズさんと僕は好みが似ていて、マイナー・キーでアップテンポな曲に弱いんですよね(笑)。


新作もたぶんお気に入りだと思ってました。
最近のナタリーは少しずつコンテンポラリー路線に回帰しつつあるようで、嬉しい限りです。
ジャズを唄うナタリー・コールも悪くはないんですが、
ソウル・ファンの僕としては、やっぱり "Jump Start" のような曲を聴きたいな。

sumirere

 すっかり忘れてましたが、私もUnforgettableが大好きでした。で、お父さんの方のCDを今約10年ぶりくらいに聞いてみましたが、いいですねえ
ナタリーコールってお父さんとも夫とも肺ガンで若いうちに死別のせいか、「苦労人」ってイメージです。
 最近、シナトラとナンシー・シナトラのデユエット聞いているのですが、こちらも巧いです。遺伝なんでしょうかねえ。
日本ではこういう洒落た親子デュエットっていませんね…

tanoux

ナット・キング・コールの死因は肺ガンですが、
夫のマーヴィン・ヤンシーは心臓発作ですね。
まあいずれにしても、ナタリー・コールが味わった悲しみは想像もつきません。
特に、夫が亡くなった時は辛かったでしょう。
その後は、心因性失語症で声が出なくなったり、
レコード・セールスも激減して半ば引退状態になっています。
一度は大スターになった人ですから、
世間から忘れ去られてしまうという状況は、想像を絶する「恐怖」だったんじゃないかなあ。
しかも、肝心の歌がまともに唄えない体調ですから
前へ進む勇気なんて持てるわけがありませんよね。
そんな境遇から、よくぞ復活したと思います。
ものすごい人ですよ。僕はナタリー・コールを尊敬するなあ。


ということで、ナット・キング・コールが唄う "Unforgettable" の
オリジナル・バージョンもご紹介しておきます。(8曲め)
 ↓
「The World Of Nat Cole」


試聴していただければわかると思いますが
こんなのを子供の頃から聴いて育ったら、歌も上手くなりますよ。
最高の環境ですもの。
遺伝というより、環境と教育なんじゃないかな。

Suzu

ナット・コールの歌うバラードは最高ですよね。


ロマンティックというのは、こう言うのをいうんだよなぁって思います。


ということで
>マイナー・キーでアップテンポな曲に弱いんですよね(笑)。


…弱いんです!


ポインタースの『ホット・トゥギャザー』の中の「セット・ミー・フリー」という曲とか、つぼです。


良い曲あったら紹介して下さいね。よろしくお願い致します。

tanoux

ポインター・シスターズの "Set Me Free" はこちらですね。
 ↓
「Hot Together / The Pointer Sisters」(1986)


本日お誕生日を迎えたレニー・ウィリアムズのアルバムいいですよ。
 ↓
「Spark Of Love / Lenny Williams」(1978)


9曲めの "Freefall (Into Love)" など試聴してみてください。
きっと好みだと思うなあ。

Suzu

フランク・ウィルソンのプロデュースということで、実は魅かれていたました。


「フリーフォール」もいい感じですね。


探してみます。

tanoux

オリジナルのジャケットと曲順でCD化された国内盤もありますよ。
音質も(たぶん)こちらの方がいいかも。
 ↓
「Spark Of Love / Lenny Williams」(1978)


[ 2006年にいただいたコメント ]

Suzu

ナタリーさんで最初に聞いたのはこれでした。
「ベスト・ヒットUSA」で流れていた「ピンク・キャデラック」がお気に入りで購入しましたが、まだ当時は知識もなかったので、これが紆余曲折を経ての復活作だとは知りませんでしたねぇ。
あの頃のヒット曲として「ピンク」と「ミス・ユー・ライク・クレイジー」は思い出深く、大好きです。

tanoux

本文では「体調を崩して休養」とぼかして書きましたが、
かなり壮絶な「内面との闘い」が続いたようです。
子供の頃に父親を亡くしているので、
愛する人の死には人一倍、敏感なんでしょう。


マービン・ヤンシーは、プロデューサーも務めていましたから、
歌の面でも最高のパートナーを失ってしまったわけです。
他のプロデューサーが創る作品は、
今、聞いてもやはりナタリーの持ち味を活かしきれてはいませんし。
結局、レコード・セールスはどんどん落ちてしまいました。
そういった状況も、ナタリー・コールには厳しかったんじゃないかなあ。
売れないシンガーが辛いのは当たり前ですが、
ナタリーの場合は、大スターになってからの没落でしょ。
一度も売れたことのない人よりも、精神的に辛いと思います。


いろんな不幸が一気に重なったわけですから
あのまま潰れてしまっても不思議じゃありません。
本当によく復活してくれたと思います。
僕は今でも、"Jump Start" のイントロを聴くと、込み上げてくる感慨がありますね。


誕生の瞬間からショービジネスの世界に生き続けてきた
ナタリー・コールの底力を見せつけられた
…そんな思いを抱かされるアルバムです。