365 Days Of R&B/SOUL

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★本館サイトの関連記事→マーヴィン・ゲイグレゴリー・エイボットネクスト


[ 2006年にいただいたコメント ]

oken_bass

お、マーヴィンですか。
彼はあまりの完璧主義故にステージに立つのすら恐ろしいという時期があったようですね。今も生きて作品を残していたらどんな名作が生まれていただろうと悔やまれますね。

tanoux

生きていれば今年で67歳…。
アル・ジャロウが1歳年下、ロナルド・アイズレーが2歳年下ですから
マーヴィン・ゲイもまだまだ現役で唄っていたでしょうね。


完璧主義でステージ恐怖症になってしまったという心情は
なんとなくわかるような気もします。
ライブって、どこかで現実と妥協しなくちゃ出来ませんよね。
映画俳優の中にも「舞台には絶対に出たくない」と言う人がいますし。
今のようにレコーディングのテクノロジーが発達した時代で
とことん納得のいくアルバムを創ってほしかったと思います。
…ちょっとしんみりしてしまいました。

questao

あ、マーヴィン。4月のお生まれなんですね。
「タラレバ」はいかん、といいますが、マーヴィンぐらいの人になってしまうとつい考えてしまいますよね…。
生きていれば67歳、ですか。
どんな人がプロデュースするの?だれとデュエットするの?…ついいろいろ想いを巡らせてしまいます。
…同じく、しんみりしてきました。

tanoux

「タラレバ」を悔やんでも仕方ない…とは僕も思いますが
故人に思いをはせるのは、決してムダなことではないですよね。
今日はいろんなことを考えてみたいな、と思います。


マーヴィン・ゲイが今も生きていたら…
意外にスタンダード集なんかを創るかもしれませんね。
モータウン時代もジャズ・ヴォーカルを唄いたがって上層部と揉めたようですし
本人は「単なるソウル・シンガー」で終わるつもりはなかったと思います。
ロナルド・アイズレーが唄ったように、
バート・バカラックの名曲集なんか似合うかもしれません。

spa

ご紹介されているCDですが,最近やっと手に入れて,ヘビーローテーションしているので,タイムリーなエントリーです。


アルバム全体を一つの作品と考えて,収録されている曲と曲との繋がりにこだわっているんだろうなぁ・・・と感じていたのですが,
>ソウル史上初のコンセプト・アルバムとされる作品
には納得です。


マーヴィンの声も,サウンドも艶っぽいですよね。

tanoux

訂正部分はこっそり直しておきました。スパさん、面白過ぎる(笑)。


本文でも書きましたが「What's Going On」は、ソウルの歴史に残る名盤中の名盤。
マーヴィン・ゲイにとっても、転機になったアルバムです。
当時、マービンは休養中だったんですよ。
原因はいろいろあるんでしょうが、タミー・ティレルの入院も大きかったと思います。
長年のデュエット・パートナーだったので、心穏やかではなかったのでしょう。
そういう状況の中で、マーヴィンはソングライターからデモ・テープを受け取ったわけです。


アルバムの発売は1971年5月ですが、レコーディングは前の年。
1970年3月17日〜20日という記録が残ってます。
前日の3月16日には、タミー・ティレルが亡くなってるんですよね。
どういう思いでスタジオに入っていたのか…想像するといろんな思いが込み上げてきます。

Suzu

マーヴィンさんとグレゴリーさんは一緒の誕生日なんですね。


グレゴリーさんが出てきたとき、よくマーヴィンさんが引き合いに出されてましたよね。「シェイク・ユー・ダウン」、好きでした。

tanoux

グレゴリー・エイボットの唱法がマーヴィン・ゲイに影響されているのは
聞けばすぐにわかりますが、誕生日まで同じとは驚きですよね。
あ、でももしかしたら「マーヴィンと同じ誕生日」なんだと意識して育ったので
いつのまにかファンになっていた…という可能性もありますが(笑)。
"Shake You Down" は僕も大好きでした。
80年代半ばの曲とは思えないですよね。
初めて聞いた時「70年代の曲のカバーなんだろうな」と思ったほどです。

rumirumi

亡くなってからもうそんなに経つんですね。
実の父親に射殺されたのか・・・。切ないです。

tanoux

亡くなったのは1984年4月1日ですから、もう22年経つんですね。
ニュースを聞いた時は、エイプリル・フールのウソかと思いました。
しかも実の父親に…というのがショックですよね。
撃った父親も不幸ですよ。
どうしても許せないことがあって撃ったんでしょうが
マーヴィンがもし「他人」だったら許せたんじゃないのかな。
実の息子だから許せなくて引き金を引いてしまったのでしょう。
家族って何だろう、と考えさせられます。

tapara

ということで、オラは昨日は喪に服しておりました。
(tanouxさん、この意味おわかりでしょうか)
マーヴィンが今もいたら、政治家に祭り上げられていたでしょうか?
(でもちょっとないかしら)


別件です。
失礼ですが、spaさん、歌舞伎お好きなんですか?
オラは好きです。(といっても見ていたのは、ずいぶん前ですが)
スーパー歌舞伎とかがある前です。


友人に藤間流の名取りさんがいて、彼からの受け売りですが・・。

tanoux

え? 意味…?
一日中、マーヴィン・ゲイを聞いていたとか…ですか?


生きていれば、政治家になったかなあ?
マーヴィンの性格は、政治家には向いてないと思いますよ。
本人も望まないでしょう。


僕は思うんですけど、日本では著名人が政治家になりやすい傾向がありますね。
「タレント議員」という言葉もありますし。
でもアメリカでは本人が立候補するんじゃなくて
在野にあってロビー活動・支援活動で意思を政治に反映させる手法が一般的だと感じます。
政治はプロの政治家に任せて、自分は知名度と人気を活かして支援に回る方が合理的。
僕は、アメリカ方式がいいんじゃないかなと思います。
(あ、日本では松山千春さんが支援方式ですね…笑)

berry

忘れていたけど、昨日は誕生日でしたね。
まだ67歳。ホントの若いですね。
(...っていうか、アル.ジャロウや、ロナルドが、もうそんな年だったのは気がつきませんでした。私の母よりもかなり年上だったのが意外)


マーヴィン.ゲイが、まだ生きていたなら...Rケリーなんかと競演して、まだまだ元気に活躍していそうな感じがします。
伝説に残る人は、素晴らしい活躍をしても、本当の姿は、とても弱い方が多いのかもしれないですね。


もう1つ、NEXT。
懐かしいです。
良い曲が多かったです。

tanoux

えーと、誕生日は今日(4月2日)で、昨日(4月1日)は命日です。
今どきの67歳は若いですよ。
クインシー・ジョーンズなんか、さらに6つ年上の73歳ですからね。
マーヴィン・ゲイが生きていれば、本当に現役バリバリだったはずです。
R・ケリーとの共演もあるかもしれませんね。
ケリーは、マーヴィンのファンのようですし、ゲストで招きあうかもしれません。
ちょうど今のロナルド・アイズレーの立ち位置ですね。
ただ、プロモーション・ビデオに出演して演技してる姿は想像できませんけど(笑)。


話は変わってネクスト。
このセカンド・アルバムはちょっと懐かしいでしょう?
"Wifey" 流行りましたよね。いい曲だったなあ。今でも大好きです。
ラフ・エンズ(Ruff Endz)の "No More"や、
シスコ(Sisqo)の "Incomplete"と同じ時期のヒットですね。

かじゅみ

マービンゲイの話題はどうしてもしんみりしてしまいますね。


彼は”What's Going On”みたいな知的で繊細と、それでいて暖かくてセクシーな面を合わせ持っていたシンガーと思います。


”Let's Get It On”、”Sexual Healing”なんか後者かな。
特にLiveバージョンの”Distant Lover”なんて、観客の熱狂にのみ込まれて涙がでてきちゃいます。


ほんと今でも生きていてくれたらと思わずにいられません。

tanoux

そうそう。「聖」の「What's Going On」、
「性」の「Let's Get It On」などと言われていましたね。
僕はどちらかというと、セクシーなラブソングの方が好きだなあ(笑)。
"Distant Lover" は歌詞がまた泣けるんですよね。
一般的には「去っていく恋人」に呼びかける歌とされてますが
もしかしたら天国に行ってしまった恋人なのかもしれない、と思います。

song_birds1980

こんにちはぁ♪
ブログ書いていると、tanouxさんのブログとお隣日記になることがすごく多いような気がします。
4月1日ってマーヴィンの命日だったんですね。たまたまマーヴィンのモントルーのDVDを見ていたのもあいまって、なんだか彼がいない現代に寂しさを覚えますね…

tanoux

いらっしゃいませ、ようこそ。
お隣日記に選ばれて光栄です。
ご覧のように「コメント欄がメイン・コンテンツ」なブログ(笑)なので
ぜひ交流してください。雑談も大歓迎です。
それと、ソングバードさんのところをアンテナ登録させていただきました。
これからもどうぞよろしくです。


モントルーのライブは、1980年7月7日のステージですね。
マーヴィンは納得がいかないと、ライブでも曲を途中で止めたり、
予定の曲目を終えたところで同じ曲を唄い直したりしてたそうです。
それが許されてしまうところがまたスゴイんですよね。
僕にとっても、特別なシンガーです。

ひみつちゃん

マービンの父がなぜ撃ったのか、話題にならないのが不思議。
理由はなんでしょうか?牧師の父が、絶対noといえるものは
なんだったか、いろいろ邪推してしまう。
モータウン25周年のビデオをよくみると、シュープリームス
ある女性が、彼マービンをすごく嫌な目でみていたのが気になりました。女性関係、ルーズだったかなと思う。

tanoux

うーん、動機は何でしょうね。
報道では「口論の果てに逆上して撃った」とされていますが、
積もり積もった父と子の確執の歴史が根底にあるはずです。


マーヴィン・ゲイは、子供の頃から父と折り合いが悪かったようですよ。
父親は牧師であったけれど、神を見て人を見ない人だったんじゃないかな。
妻にも子供にも日常的に暴力を振るう人だったと伝えられています。
マーヴィンが、必要以上に繊細な人間に育ったのも、おそらくは幼児期の虐待が原因でしょう。
歌手を目指したのも、聖職の道を望む父親への反抗心だったのかもしれません。


別な角度からも考えてみましょうか。
マーヴィンは麻薬に手を出していました。
たびたび不安定な精神状態に陥ったのも、麻薬の影響が大きかったのでしょう。
最大限に善意の解釈をすれば、その辺りが動機と考えられなくもありません。
父として、滅びゆく息子を直視できない…苦悩する息子が哀れでならない…
あるいは、このままでは他人に迷惑をかける…
肉親を手にかける動機としては、そんなところでしょうか。
いずれにしても、冷静な精神状態なら踏み止まれるはずです。
あの時、自分がなぜ引き金を引いてしまったのか。
結局のところ、父親自身も真相はわからないのではないかな。


ただ一つ言えるのは、
愛するがゆえに、自分と他の命を同一視してしまったということ。
父親が撃ってしまったのは、息子ではなくて自分自身の人生だったのかもしれません。
「過ちを許せない」という心は、人生でもっとも不幸なことだと思います。

berry

シスコの名前を聞いて、聴きたい衝動が襲い、
「Incomplete」聴きました。
名曲だー!

tanoux

名曲ですよねー! "Incomplete" は僕も大好きな曲です。
2000年のヒット曲に限定すれば、イチバンかもしれないぐらい好き。
「君がいなければ僕の人生は不完全なんだ」とかいう歌詞ですよね。
そんな歌を唄われたら、泣いちゃうでしょ?(笑)
セカンドの「Return Of Dragon」もいいですよ。

mk-jt

御無沙汰してます。やっと知っている名が。(笑)
マーヴィン・ゲイ、好きですよ〜。
映画「ハイ・フィデリティ」ではジャック・ブラックが「レッツ・ゲット・イット・オン」を歌ってましたねぇ、あれは結構上手かった。
マーヴィン・ゲイが)射殺されたのは残念だとしか言いようが無いですね。。。

tanoux

わー久し振り! お元気でしたか?
唄ってましたね、ジャック・ブラックが。
個人的には、ああいう店員さんがいる店には絶対に行きたくありません(笑)。
でも、映画としては、なかなか面白かったですね。
未見の方のために、DVDとサントラをご紹介しておきましょう。
映画「High Fidelity
サウンド・トラックHigh Fidelity」(ジャック・ブラックの歌も試聴できます)


それと、お名前からのリンクはどうしますか?
ブログお休み中だから、しない方がいいのかなあ?

spa

>tanouxさん
一文字違いで大違いでした(大汗)。訂正ありがとうございました。


レコーディングの前日にタミー・ティレルが亡くなっているとは!
運命って過酷ですよね・・・


マーヴィン・ゲイはまだまだ初心者なのですが,この「聖」のアルバムを聴いて,その艶っぽさにまだ聴いていない「性」の「Let's Get It On」に,とても期待しています。


>taparaさん
わが家にもお立ち寄りいただいたのですね。ありがとうございます(ぺこり)。
ソウル,R&Bの話題とは離れてしまいますが・・・


私も歌舞伎,好きです!
今は東京を離れてしまったので,なかなか観る機会がないのが残念ですが・・・


>友人に藤間流の名取りさんがいて、彼からの受け売りですが・・
そういうお友達がいらしてうらやましい限りです。

tanoux

えーと、スパさんはリンクしてもいいんですよね?
(ノーなら言ってくださいね)


タミー・ティレルは、マービンと共演中に倒れたんですよ。
それから入院となったわけですが
彼らは、単なるデュエット・パートナーの関係を越えていたようです。
マーヴィンの哀しみは大きかったでしょう。


もしかしたら、タミーの死がマーヴィンをスタジオに向わせたのかもしれません。
「What's Going On」の収録予定曲は、ずいぶん前に手渡されていたようです。
それがタミーの入院などあって、手付かずのまま放置されていたわけです。
哀しいことがあると、家でじっと一人でいたくないことってありますよね。

mk-jt

どうもありがとうございます。少し風邪を引いていますが元気です。
確かにああいう店員がいる店には行きたくないですねぇ笑。>「ハイ・フィデリティ」


ブログですが、今はもうはてなではやっていません。
mixiではやっているのですが。。

tanoux

了解です。じゃあリンクなしということで。
どこかで再開したら、言ってください。


"Let's Get It On" は他にもカバーがあります。
イチオシは、ジェラルド・リヴァートのバージョンかなあ。
マーヴィン・ゲイトリビュート・アルバムに入ってます。
これいいですよ。
2枚組で、マーヴィンのオリジナルと、フォロワーたちのカバーを聴けます。
マーヴィンの場合は、まずオリジナル盤を聴かなくちゃ楽しさ半減なので
一通り集めてしまった方にオススメいたします。