365 Days Of R&B/SOUL

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★本館サイトの関連記事→ジョニー・ギルニュー・エディションドネル・ジョーンズ


[ 2011年にいただたコメント ]

tominxanadu

ワタクシ贔屓のジョニーさん、
LSGのあとどないなりましたのか?
サッパリ聞きませんね。


”Johnny Gill”は今聴いても素晴らしい出来です。
プロデュース陣の無言の張り合いというか
それに応えるコールアンドレスポンスではないけれど
Johnnyの伸びやかな歌唱、魅力的な楽曲、どれをとっても
完璧だと思います。


最近特に思うのですが、R&Bでも
楽曲のアレンジで聞かせる曲が多くなっている中で、
果たして将来また聴き返したくなる曲が果たして何曲あるのか?ということ。
(『聴』』くと『聞く』は意図的に使い分けています、あしからず。)
印象的なフレーズをサンプリングされることも、
楽曲提供者・アレンジャーからしてみればとても優位なことですが、
evergreenな曲というのは、やはり数えるほどかも知れませんね。
個人的な見解ですが。


ある時期買ったCDの一群では
Donellさんのところで取り上げられている
”Knocks Me Off My Feet”がカバーしまくられていました。
Luther、Vibe、Donellさんです。それぞれに
違いがあって興味深かったですが。



tanoux

ジョニー・ギルは、今も元気に歌ってます。
しかもなんと、ボビー・ブラウンラルフ・トレスヴァントの2人と一緒です。
グループ名までちゃんとあるんですよ。
「ヘッズ・オブ・ステート(Heads Of State)」だそうです。


近いところでは、6月11日にステージがあります。
サウスカロライナ州シンプソンヴィルで行われるファンク・フェスティバルに出演。
ジャム&ルイスを迎えて、アルバムを制作するという話も出てます。


結局これって、ニュー・エディションのフロント組ですよね。
なんかもうわけわかんない状態ですが、元気なので良しとしましょう。
アルバム出たら間違いなく買っちゃうと思うので、
文句は言わないでおきます。


さてさて、「聴く」と「聞く」は、僕も使い分けてます。
意志を持って積極的に聴きたい時は「聴く」と書きたいですよね。


サンプリングについては、快く思っていません。
今の状況は、たいへんよろしくないです。危機感を感じます。
過去の名作を焼き直しているようでは「エヴァーグリーン」にはなれないでしょう。
どんなにヒットしても、年月が経てば消えていくと思います。
コピーがオリジナルに勝てるはずがありません。


40年以上リアルタイムで聴いてきましたが、
今のR&Bは、どん底の状態だと感じます。
何か大きなブレイクスルーがないと、
R&Bは「過去の音楽」になって衰退していくのではないかなあ。
消えることはないけれど、ジャズのように一部の愛好家だけのものになって
ポップスの主流からは外れていくと思います。
そうなったら悲しいな…R&Bは常に前進していく音楽だったはずなのに…。
大変革が起きることを期待します。


その点、カバーはいいですよね。
同じ曲を歌っても、歌手ごとに個性があってオリジナリティを出せます。


スティービー・ワンダーの "Knocks Me Off My Feet" は名曲なので
カバーもたくさんあります。
年代順に並べてみましょう。
まずは、オリジナルから。
 ↓
「Songs In The Key Of Life / Stevie Wonder」(1976)


あまりの名曲なので、手が出しにくかったのでしょう。
13年経って、ようやくミッキー・ブルーのカバーが登場します。
シングル・カットで38位を記録。
 ↓
「I Promise / Mikki Bleu」(1989)


19年後に、サックスのナジーインストゥルメンタル・カバー。
アルバム・タイトルがしゃれてますね。
 ↓
「Songs From The Key Of Life / Najee」(1995)


テヴィン・キャンベルのカバーは、サントラ盤に収録。
 ↓
「A Thin Line Between Love & Hate / Soundtrack」(1995)


1995年はカバーの当たり年だったようで、
ヴァイブも歌ってます。これはお持ちですね。
 ↓
「Vybe」(1995)


ドネル・ジョーンズのカバーは、20年め。14位を記録。
 ↓
「My Heart / Donall Jones」(1996)


ルーサー・ヴァンドロスも、同じ1996年。
 ↓
「Your Secret Love / Luther Vandross」(1996)


90年代中盤が、一つのブームだったようです。
5曲が続けて出た後はしばらく途絶えて、29年目にジェフリー・オズボーン
 ↓
「From The Soul / Jeffrey Osborne」(2005)


CD化されている「R&B・ソウル」に限れば、以上だと思います。
欠けているバージョンがあったら、ご指摘ください。
よろしくお願いいたします。


[ 2009年にいただいたコメント ]

musiqmusiq

ジョニーにドネル!タイプは違うけど、どちらも好きなシンガーです。ジョニーはJam & Lewisのタッグが好きでした。ドネルはミーハーと言われてもやっぱり”U Know What’s Up”。これは忘れられません。

tanoux

僕も同じですよ。ジョニー・ギルもドネル・ジョーンズも大好きなシンガーです。
どちらも定番ですが、やっぱりこの2枚でしょう(笑)。
 ↓
「Johnny Gill」(1990)


「Where I Wanna Be / Donell Jones」(1999)


ジョニー・ギルは、ジャム&ルイスがバックアップした4作め。
ドネル・ジョーンズは、"U Know What's Up" が入った2作めです。


意外にも二人は、7歳しか離れてないんですね。
ドネル・ジョーンズは、もっと若いイメージでした。
1996年のデビュー・アルバムから13年。
もう、中堅のポジションですね。


[ 2007年にいただいたコメント ]

tominxanadu

Johnny Gill! 彼の長いキャリアの中でも最大のヒットではないでしょうか?もちろん、New Edition,LSGも良いですけど、このアルバムでは、LA Face VS Jam & Lewisという当時の2大派閥がぶつかり合った、ガチンコ勝負のプロデュース合戦という気がしました。個人的にはLA Face側のKAYOのBassプレイがとても好きです…ってJohnnyのVo.ももちろん良いですけど。

tanoux

おっしゃる通り。
本文で紹介したアルバム「Johnny Gill」は、ジョニー・ギルのキャリアの中で最大のヒットです。
1990年に3週間1位、200万枚を売り上げてますよ。
ジョニーのソロでは、1位になったのはこの作品だけ。
ちなみに、ニュー・エディションに加入しての初アルバムは、3位に留まってます。
 ↓
「Heart Break / New Edition」(1988)


話はジョニー・ギルに戻りますが、「Johnny Gill」は内容も素晴らしいですよね。
ジャム&ルイスとL.A.&ベイビーフェイスの両チームが同時参加したのは、
このアルバムが初めてじゃないかな。
しかし、ケイヨーのベースに目を付けるとは、さすが!
地味な人ですが、La-Face関連では、いつもいい味出してますよね。

tominxanadu

 引き続きで申し訳ありません。Stacy Lattisawは”Jump to the beat”と言う曲が大好きですがご紹介のCDには収録されていませんね。彼女の曲の中ではヒットしなかった方なのでしょうか?
 続いて
Donell Jones。1Stは歌い上げる感じですが、スタイルを変えたようですね。2ndはレフトアイのラップを含むあの曲の感じが好評だったのでしょうね。残念ながら4thは未聴です。

tanoux

僕も "Jump To The Beat" 大好きですよ。
アメリカでは、ヒットチャートに入ってませんね。
シングルカットされてないんじゃないかなあ。
今、中古盤で出回っているシングル盤は、イギリス盤やドイツ盤ばかりです。
おそらく、ヨーロッパではヒットしたのでしょう。
オリジナルの収録アルバムはこちら。
 ↓
「Let Me Be Your Angel / Stacy Lattisaw」(1980)


あと、ドネル・ジョーンズは、アルバムごとにスタイルを変えてきてますよね。
本人もかなり迷いがあるのでは、とも思いますが
どれも良い出来なのは、さすがです。
やはり、素材のメロディ・ラインが良ければ、味付けはどうにでもなるのでしょう。
本文で紹介した4作目(新作)も素晴らしいですよ。
最近のR&Bがお好きな方なら、きっと気に入ると思います。


[ 2006年にいただいたコメント ]

mmsano

New Edition関係だと
ど〜してもつられます、うふふ^^。
Bobby Brownがいた頃のN.E.があんなに華々しいから、
Johnny Gillにとって
Boston出身じゃなく新たなメンバーとして加わることって、
相当なプレッシャーがあったのではないかと思います。。
それにしても迫力満点なゴッツい声ですよね^^。
Johnnyのおかげで
N.E.自体もめちゃくちゃオトナっぽくなった気もします。

tanoux

その通りですね。
関係が出来上がっているところへ後から入っていくのは、本当に大変。
いわば、転校生みたいなものでしょう。
ジョニー・ギルは苦労を語らないけれど、それはやっぱりいろいろあったんじゃないかな。


ジョニーがNE加入を決断した1988年の状況をご紹介しましょうか。
ニュー・エディションは、
ボビー・ブラウンが脱退してグループとしての存在が危ぶまれていました。
一方、ジョニー・ギルは、アルバム3枚を出しているソロ・シンガー。
でも、それほど売れてる人ではなかったんですよ。
どちらも「困っている状態」で手を組んだわけです。


恋愛や結婚だと、一緒になって二人ともダメになるカップルっていますよね(笑)。
ジョニー・ギルとニュー・エディションの場合は、
「幸せな結婚」で本当に良かったと思います。
ボビー・ブラウンも同じ時期に大スターへ成長したし、
みんながハッピーになって、ファンとしても嬉しかったなあ。

mmsano

あんなに人気のあるNew Editionでも、
やはり低迷していたときがあったのですね。
Johnnyはちょっとした救世主、ですね^^。
Bobbyが脱退した理由って
やはりリードボーカルを自由にやりたかったからなのでしょうか。。
でもメンバー全員、
アイドル路線から
あのボックスヘアー^^のNew Jack Swingスタイル、
全部成功している感じですよね。

tanoux

1986年頃のニューエディションは、「低迷」よりもっと危機的な状況でした。
「解散の危機に直面」と言ってもいいぐらい。
アルバムのセールスを見ていくと、よくわかります。
1984年の「New Edition」が200万枚(57週チャートイン、1位に5週間)。
1985年の「All For Love」が100万枚(50週チャートイン、ピークは3位)。


この年の12月にボビー・ブラウンが脱退して4人組となりますが…
1986年の「Under The Blue Moon」は、50万枚(21週チャートイン、ピークは11位)。
前作と比べて売上半減、前々作との比較なら、1/4です。
看板だったボビーもいないし、もはやこれまでかという感じでした。


でも、これは仕方ないんですよね。
キッズ・グループの場合、成長して声変りすると、どうしても下降線になってしまいます。
そこへ加わったのが、ジョニー・ギルですよ。
再び5人組となって…


1988年の「Heart Break」は200万枚のセールスを回復します。
(63週チャートイン、ピークは3位)
大人のR&Bを唄う新生ニュー・エディションには、
ジョニー・ギルの「あの太い声」が必要だったのでしょうね。


ボビー・ブラウン脱退の裏事情(推測)は、スパさんへのレスに書きました。↓

spa

ご無沙汰してました。
Johnny Gill,大好きなアーティストです。
1回でいいからJohnny GillやNew Editionのライブを観たいのですが,今度はいつ来日するんでしょうか。


ご紹介されているアルバムももちろん好きですが,地味ではありますが,「Let's Get the Mood Right」もいいですね。


nmsanoさんの書かれていたBobbyが脱退した理由ですが,ツアー中に問題行動を起こして追い出されたらしいという話を聞いたことがあります。しかも,脱退したときは,ソロで成功するというめどはなかったようで。
真偽のほどはわかりませんが。

tanoux

次はいつ来るでしょうね…ニュー・エディションは日本にあまり関心ないみたいですから(笑)。
3年前に来たのが、たぶん初来日じゃなかったかな。
首を長くして待つ必要がありそうです。
来日情報を掴んだら、お知らせいたします。


スパさんが書いてくれたボビー・ブラウン脱退の事情は、
僕も何かで読んだことありますよ。
でも、ボビー・ブラウンは、まったく違う発言をしてました。
「以前からソロ歌手になりたかった。円満に脱退して彼らとは今も友人だ」という話です。
実際、ボビーは脱退後も同じプロダクション、同じレコード会社ですし、
少なくとも「トラブルを起こして追い出された」というわけではなさそうです。


ただし、「大人の事情」はもうちょっと複雑なのかもしれませんね(笑)。
仲違いしても、双方が公式声明では友好的な関係をアピールすることは
どこの世界でもビジネスではよくある話です。
その辺はあまり詮索しませんが、一つ面白い話をしましょう。


ボビー・ブラウンは、会社の方針にずっと不満を抱いていたんですよ。
もう成長して大人の声なのに、いつまでも子供声で歌うのを強要されたのが嫌だったようです。
最後の頃は、テープのスピードを変えて「子供声」を作っていたとか。


コンサート・ツアーでトラブルを起こしたとしたら、
きっと日常的に抱えていたそういう不満が爆発したんじゃないかな。
ラルフ・トレスヴァントは、声変りしても細い高音だから我慢できたのでしょう。
他の三人はバック・コーラスだから、これも妥協できたと思います。
でも、フロントに立ってリードを取るボビー・ブラウンには
子供声を強制されるのが耐えられなかったのではないか…と思います。
会社側もそれがわかっていたから、脱退につながったトラブルは大目に見て
ソロ・デビューの道を用意してくれたのかもしれませんね。

rumirumi

ジョニー・ギルの加入やボビーの脱退のこと、よく知らなかったので、コメント欄がとっても興味深くてオモシロカッタです!!


ココにくるのがほんとに楽しいの〜♪

tanoux

ありがとうございます。楽しんでもらえて、僕も嬉しい♪
コメントを寄せていただいてる皆様にも感謝してます。
本文だけでは、味気ないデータの羅列で終わってしまいますから。
コメント欄の交流が当ブログのメイン・コンテンツです。
これからもどうぞよろしく。

spa

お返し遅くなりましたが,興味深いお話ありがとうございました。
たぬさんのお話からすると「ボビー・ブラウン追い出された」説は怪しいですね。よかったぁ。


ホントのところはどうかはともかく,ボビー・ブラウンが成長していく過程で脱退&ソロというのは避けられないことだったのかもしれませんね。

そこまでやられたら,さすがにこのままでいいか考えますよねぇ。

tanoux

僕が読んだのは、どこかの海外サイトでした。
たしか「vote out」あるいは「voted out」という表現だったような記憶があります。
「あいつ辞めさせるのに賛成の人?」…というようなニュアンスですよね(笑)。
「追い出された説」は、その辺から来てるんじゃないかな。
でもボビー・ブラウンはその後のニュー・エディション再結成にも参加してるし、
特に険悪な仲というわけではなさそうです。
子供が大人になる過程で「衝突」は避けて通れないイベントですよ(笑)。
そうやってみんな「Boyz II Men」になっていくんでしょうね。


[ 2005年にいただいたコメント ]

dondanzu

『ジョニー・ギルの日ですかー。おめでとうございます!
『みゅーじっく堂』5月21日のコメント、下まで読んでくださいね。オチがありますから。

tanoux

ジョニー・ギルも今日で39歳ですよ。16歳のデビューから見てるので、なんだか感慨無量です。
こりゃ、自分が歳とるわけだ…とナットクしてしまいます(笑)。
コメント、今から見にいきますね。

dondanzu

39歳にもなるんですね!! あー、びっくりした。。。最初に聴いたのは、“Johnny Gill”90年発表のやつです。そっか、あれから15年、私もずいぶん歳をとったみたいです(苦)。
ステイシー・ラティソウとのデュエットのレコードもってますよ。これまでずーっと、自慢の一枚でしたが、ネットで検索したら別に珍しくもないみたいですね(笑)!
今日は別ブログの方で長々な日記を書いたので、『みゅーじっく堂』はおやすみします。別ブログ(http://note.g.hatena.ne.jp/dondanzu/)も暇な時見に来てくださいね。仕事関係で共通する話題があるかもです。よろしくです!

tanoux

お互い、歳は取りたくないものですね(笑)。
ステイシー・ラティソウとのデュエット盤は、僕もお気に入りの一枚です。
”Perfect Combination” いいですよー。個人的なデュエット名曲ベスト10に入るかも。
あのCDはいま、廃盤状態なんじゃないかなあ。やっぱり自慢の一枚でいいと思いますよ。
あと別ブログも遊びに行きます。お誘いありがとう。

HowardBrubaker

<サム・パーキンス>でしたか・・・。胸のつかえがとれて良かったです。で、一応、日記ネタもひとつ。知り合いの人で、Johnny Gillのことをジョニー・ジル(ジョニー汁?)って言ったことをちょっと思い出しました・・・。それでは、失礼します。

tanoux

「ジョニー・ジル」ですが、面白半分に検索してみたら、
J-Wave のHPにもそう書いてるの発見しました。叱っておいてください(笑)。