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テンプテーションズ


[ 2006年にいただいたコメント ]

tapara

Esther PHILLIPS


おらは、「恋は異なもの」のシングルしか持ってない。
でも、名曲どすねえ。
彼女の歌い方(特別なビブラートなど)はあくが強くて、好きくない人もいるみたいだけど。


バーバラ・アクリンとユージン・レコードが結婚してた、とはしらなんだ。 世の中は異なもの。

tanoux

えーと、誤解されないよう最初に断っておきますが、
僕は、エスター・フィリップスが大好きですよ。
でも客観的に考えてみると、嫌いな人も少なくないでしょうね。
歌い方にクセがあるし、
そのうえ有名曲をオリジナルとはまったく別物みたいに崩して歌う人ですから。
taparaさんがお持ちの「恋は異なもの="What A Diff'rence A Day Makes"」は、
ダイナ・ワシントンのバージョンが有名です。
エスターのカバーは、
ダイナのファンが聴いたら、怒るんじゃないかと思うような作りですよね(笑)。
でも本当に僕は、そんなエスター・フィリップスが大好きです。

tapara

tanouxさんもエスターが好きなのは、わかりますよ。
嫌いだったら、こういう風には書かないです。

この表現からは、彼女にいい感触を持っているのが、よくわかります。

tanoux

ありがとうございます。
まあ基本的に「好きな音楽」「好きなアーティスト」しか紹介してません。
これからもどうぞよろしくお願いいたします(笑)。


エスター・フィリップスは幅広いスタイルで歌っていた人ですが
「ソウル・シンガー」という一面に限れば、クドゥ時代がいいですよ。
オリジナル・アルバムも出ていますので、
ぜひトライしてみてください。
 ↓
「What A Diff'rence A Day Makes / Esther Phillips」(1975)


[ 2005年にいただいたコメント ]

tapara

Esther PHILLIPS、これはクドのアルバムですね。
確かにこの「恋は異なもの」は、古い方も新しい方もどちらもいいですね。
オラは、クドのほうはシングルで買いました。
このクドイビブラートがいやな人も多いと思いますが、くさくていいんだよね。

tanoux

わ、エスター・フィリップスのファンがいた!
嬉しいです。僕もクドいビブラート大好き(笑)


「恋は異なもの」って、”What A Diff’rence A Day Makes” ですよね?
「古い方」と「新しい方」がちょっとわからないんですけど
…もしかして、2バージョンあるんですか?
本文で紹介してるクドゥのアルバムは、どっちなんだろう???

tapara

tanouxさん、ややこしいことを書いてすんまへん。


「恋は異なもの」はエスター・フィリップスのアイドルであった、ダイナ・ワシントンの曲です。 古い方ていうのは、そのことでした。
自分で書いてあほだけど、クドの音はくどい・・

tanoux

「古い方」は、「オリジナル」という意味でしたか。納得です。


"What A Diff'rence A Day Makes" は、
ダイナ・ワシントンがオリジナルという表記をあちこちでみかけますが
実は違うんですよ。


ダイナ・ワシントンのヒットが、1959年。
その前、40年代にサラ・ヴォーンが唄ってますし、
さらに遡ると最初のヒットは、1934年ですね。
唄っているのは、ザ・ドーシー・ブラザーズという人たちで
おそらくこれがオリジナルでしょう。


ただ、エスター・フィリップス自身は、
「ダイナ・ワシントンのヒット曲をカバーした」という意識なんでしょうね。

かじゅみ

私もエスターのくさいビブラート大好きなんです。
でも確かに好き嫌いがはっきりするアーティストですね。
リトルエスターのころの曲を集めたCDや、アトランティック時代のベスト盤、Kudo時代のは、知り合いからもらった中古を5枚ほどもっています。
やっぱりこのアルバム前後がすごくソウルフルで油がのっている時期ですよね。
”For All We Know”や”Performance”なんかも凄く気に入っています。

tanoux

tanoux tanoux 『わー、リトル・エスターのCDまで持ってるんですか!
すごいなあ、ちょっとびっくり。そんな人とは初めて出会いました(笑)。
ジョニー・オーティスと一緒に演ってる音源ですよね。
本文で紹介している「女性歌手としては、最年少でチャート1位を獲得した」曲は
オーティスと共演した ”Double Crossing Blues” なんですが、入ってますか?


クドゥ時代では、上掲「What A Diff’rence A Day Makes」の他に
「For All We Know」が傑作ですね。
 ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005LJRV/soulclassics-22


アップテンポに仕立てあげた ”Unforgettable” が印象的。
僕が初めて聴いた「アンフォゲッタブル」は、
エスター・フィリップスのバージョンだったので
ナタリー・コールの「純正カバー」は、ちょっと違和感ありました。


思えば、エスター・フィリップスはカバー曲でさらに光るタイプかも。
特に、ポピュラー系のカバーを唄わせるとすごいですね。
ギルバート・オサリバンの ”Alone Again (Naturally)” なんか、感動しますよ。
エスターの駆使する「くさいビブラート唱法」が
真価を発揮した、という感じです。
元からディープ・ソウルやブルーズの曲を唄うと、
時にオーバー・デコレーションになりがちですから。


エスター・フィリップスが嫌いな人は、たぶんその辺りが辛いのかも。

かじゅみ

"Double Crossing Blues”はもちろん入っています。裏ジャケには、Johnny Otisと肩組んでるLittle Estherの写真だし。
聴いてみると、この頃からあのビブラートは出来上がっていて、ほんと
びっくりです。


”For All We Know” 自体もスタンダードナンバーですし、”Unfogettable”はお父さんのを忠実にカバーしてるナタリー・コールのより強烈に印象残りますよね。
そう、私”Alone Again”はほんとに大好きな曲なので、Gilbert O’Sullivan以外のカバーは全然だめなののですが、エスターのだけは特別です。
ここまでエスター節で料理されてはもう脱帽するしかないです。

tanoux

そうですか…エスター・フィリップスは、子供の頃からぷるぷるさせてたんですね(笑)。


"For All We Know" のオリジナルは誰なんだろう?
ビリー・ホリディなのかな。


ソウル・シンガーもたくさんカバーしてる名曲ですが、
僕の持ってる限りでは、
アップテンポに仕立て直してる人は、エスター・フィリップスだけですね。


その前にダニー・ハサウェイのバージョンで知ってた曲なんですが
 ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002J5V/soulclassics-22


エスターのを初めて聴いた時は、同じ曲だと気付かなかった(笑)
僕はエスターのカバーが大好きです。