J.R.ベイリー｜グロリア・スコット｜エリカ・バドゥ

J.R.ベイリー

J.R. BAILEY

1934年２月26日サウスカロライナ州生まれ。

本名は、ジェームズ・ラルフ・ベイリー。ニューヨークに出て、キャデラックスに加入。２曲のシングル・ヒットに参加。60年代末からは、ソロ活動も開始。５曲のシングル・ヒットを記録した。また、ソングライターとしても活躍。メイン・イングリーディエント（The Main Ingredient）の "Everybody Plays The Fool" など、多くの実績がある。

紹介したCDは、1974年のソロ・アルバム「Just Me'n You」。ヒット曲 "After Hours" を収録。ダニー・ハサウェイ（Donny Hathaway）が歌った "Love, Love, Love" のセルフ・カバーもある。プロデューサーは、J.R.ベイリーと、ジェローム・ガスパー、メル・ケント、ケン・ウィリアムス。マーヴィン・ゲイの名作「What's Going On」の影響が明らかにうかがえるサウンド。ただし、ベイリーの歌は個性たっぷりの充実作。アマゾン→

（ニュー・ソウル）

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グロリア・スコット

Gloria SCOTT

1946年２月26日テキサス州ポート・アーサー生まれ。

十代で、カリフォルニア州サンフランシスコに移住。叔母がスライ＆ザ・ファミリー・ストーンのバック・シンガーを務めていたことから、歌手を目指す。スライやティナ・ターナーと親交を深めた後、バリー・ホワイトの尽力でデビュー。シングル・ヒット１曲、チャートイン・アルバムなし。レーベルとの契約トラブルなどもあってヒットには恵まれていないが、可憐な歌声は魅力たっぷり。

【NEW】紹介したCDは、1974年のデビュー・アルバム「What Am I Gonna Do」。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、バリー・ホワイト。ソングライターには、トム・ブロック。華麗なストリングス・サウンドに、グロリアのキュートなヴォーカルが映える充実作。アマゾン→

（コンテンポラリー・ソウル）

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エリカ・バドゥ

 Erykah BADU

1971年２月26日テキサス州ダラス生まれ。

本名は、エリカ・ライト。90年代後半に現われた、ネオ・ソウル／ニュー・アコースティック・ソウル系の女性歌手。シングル・ヒット15曲（１位３曲）、チャートイン・アルバム６作（１位２作）。映画「サイダーハウス・ルール」「ブルース・ブラザーズ2000」にも出演。アンドレ・ベンジャミン（アウトキャスト）との間に子供あり。

紹介したCDは、2010年の「New AmEryka, Pt. 2:Return Of The Ankh」。ヒット曲 "Window Seat" を収録。前作「New AmEryka, Pt. 1: 4th World War」の続編となる、コンセプト・アルバム。アマゾン→

（ネオ・ソウル／R&B）

[ エリカ・バドゥのディスコグラフィー ]

「New AmEryka, Pt. 1: 4th World War」。2008年作。ヒット曲 "Honey" を収録。スタジオ録音のオリジナル・アルバムとしては、５年ぶりの４作目。エリカ・バドゥのセルフ・プロデュースを中心に、クエスト・ラブ、ジェームズ・ポイザー、９thワンダーなどが参加。次作「New AmEryka, Pt. 2:Return Of The Ankh」と対を成す、コンセプト・アルバム。アマゾン→

（ネオ・ソウル／R&B）

「Worldwide Underground」。2003年作のサード・アルバム。ナンバー１ヒット "Love Of My Life" を収録。プロデューサーは、フリクエンシー（ジェームズ・ポイザー、ラシャード・スミス、R.C.ウィリアムスとエリカ・バドゥのユニット）。アコースティック感を薄めて、R&B色を濃くした内容。ただし、エリカ・バドゥの本質的な世界観は変わっていない。アマゾン→