ローラ・リー|ジェフリー・オズボーン|ショーン・ギャレット
ローラ・リー
Laura LEE
1945年3月9日イリノイ州シカゴ生まれ。
本名は、ローラ・リー・ニュートン。育ったのは、ミシガン州デトロイト。60年代はチェスに在籍。マッスルショールズ録音のサザン・ソウルを歌う。70年代になってデトロイトへ回帰。インヴィクタス/ホットワックスからノーザン・ソウル作品をリリース。キャリアを通じて、15曲のシングル・ヒットと1作のチャートイン・アルバムがある。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「Women's Love Rights」。録音は、1970年〜1974年。インヴィクタス/ホットワックス時代のアルバム3枚をほぼ完全に収録。タイトルにもなっているヒット曲 "Women's Love Rights" だけがカットされているのは不思議だが、代わりにシングル盤オンリーの "I Can't Hold On Much" が入っている。プロデューサーは、ウィリアム・ウェザースプーンとホーランド=ドジャー=ホーランド。チェス時代とはテイストの違うモダンなローラ・リーを聞ける。アマゾン→
(ノーザン・ソウル)
[ ローラ・リーでもう1枚 ]
「Laura Lee The Chess Collection」。60年代後半、チェス・レーベルでのレコーディングを集めたコンピレーション・アルバム。代表曲 "Dirty Man" をはじめ、5曲あるチェス時代のシングル・ヒットをすべて収録。プロデューサーは、リック・ホール。サザン・ソウル期のローラ・リーをたっぷりと楽しめる。アマゾン→
(サザン・ソウル)
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ジェフリー・オズボーン
Jeffrey OSBORNE
1948年3月9日ロードアイランド州プロヴィデンス生まれ。
L.T.D.のドラマー/リード・シンガーとしてキャリアをスタート。70年代にロサンゼルスへ出て、大きな人気を得た。シングル・ヒット11曲(1位3曲)、チャートイン・アルバム7作(1位1作)。80年代に入って、L.T.D.を脱退。ソロ・シンガーに転身して、26曲のシングル・ヒット(1位1曲)と10作のチャートイン・アルバムをリリース。80年代アーバン・コンテンポラリーのスターとなった。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「The Best Of Jeffrey Osborne」。録音は、1982年〜1988年。ナンバー1ヒット "She's On The Left" をはじめ、全12曲すべてがヒット・シングル。ジョイス・ケネディ(Joyce Kennedy)とのデュエットもある。A&M在籍時代のジェフリー・オズボーンを一望できる充実のベスト盤。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ ジェフリー・オズボーンであと5枚 ]
「From The Soul」。2005年作。ソウル・クラシックスの名曲を集めたカバー集。バーバラ・メイソン(Barbara Mason)の "Yes, I'm Ready" が、シングル・ヒットした。全盛期を過ぎた感は否めないが、健在を示すには十二分の出来。全編を通じて、懐かしいムードを醸し出している。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー/コンテンポラリー・ソウル)
【NEW】「Emotional」。1986年の4作め。ヒット曲 "You Should Be Mine (The Woo Woo Song)" を収録。ジョージ・ベンソンの "In Your Eyes" をカバー。プロデューサーは、ロッド・テンパートン、リチャード・ペリー、マイケル・マッサー、T.C.キャンベル、ジョージ・デューク。安定の充実作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Don't Stop」。1984年のサード・アルバム。ヒット曲 "The Borderlines" を収録。プロデューサーは、ジョージ・デューク(George Duke)。ダンサブルなシンセサイズド・サウンド。バラードの巧さにもさらに磨きがかかった作品。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Stay With Me Tonight」。1983年作。ヒット曲 "Don't You Get So Mad" を収録。プロデューサーは、ジョージ・デューク。デビュー盤をさらに洗練した充実のセカンド・アルバム。ディスコ・タッチのオープニングも素晴らしいが、ミディアム〜バラードが傑出した名盤。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Jeffrey Osborne」。1982年作。L.T.D.から脱退後の、初ソロ・アルバム。ヒット曲 "I Really Don't Need No Light" を収録。プロデューサーは、ジョージ・デューク。ファンクからバラードまで揃った、80年代アーバン・コンテンポラリーの名盤。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
●本館サイトの関連記事→ジェフリー・オズボーン|L.T.D.
ショーン・ギャレット
Sean GARRETT
1981年3月9日ジョージア州アトランタ生まれ。
本名は、ギャレット・ハムラー。90年代に登場したソングライター。アッシャー(Usher)の "Yeah!"、シアラ(Ciara)の "Goodies" などを1位に押し上げて脚光を浴びる。2008年には、ソロ・シンガーとしてデビュー。シングル・ヒット1曲。「Sean "The Penn" Garrett」のクレジットでプロデュースも手掛けている。
紹介したCDは、ソロ・デビュー・アルバム「Turbo919」。ヒット曲 "Grippin'" を収録。セルフ・プロデュースを中心に、カルロス・マッキニー、ブラッドシャイ、アヴァント、アヴィラ・ブラザーズ、ロドニー・ジャーキンスらが制作に参加。スターゲイトとネプチューンズのプロデュースも1曲ずつある。グリッティなR&Bから、メロウなミディアムまで多彩な内容。チャートでの成績は振るわなかったが、完成度の高い充実作。アマゾン→
(R&B)
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