365 Days Of R&B/SOUL

R&B/ソウル系アーティストの誕生日をご紹介しています

ウィルソン・ピケット|アイリーン・キャラ|ヴァネッサ・ウィリアムス|クイーン・ラティファ


ウィルソン・ピケット

Wilson PICKETT

1941年3月18日アラバマ州プラットヴィル生まれ。

1961年から1963年まで、デトロイトファルコンズ(The Falcons)に在籍。"I Found A Love" のヒットを放つ。脱退後はメンフィスでソロ・シンガーに転身。シングル・ヒット49曲(1位5曲)、チャートイン・アルバム17作。ソウル・ジャイアントの一人として、人気と地位を確立した。


紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「Wilson Pickett's Greatest Hits」。録音は、1962年〜1972年。5曲あるナンバー1ヒットをはじめ、24曲のシングル・ヒットを収録。「ドリフの早口言葉」の元ネタとなった "Don't Knock My Love" もある。ピケットの全盛期を一望できる素晴らしい選曲のベスト盤。アマゾン→

(リズム&ブルーズ/サザン・ソウル/ディープ・ソウル/ファンキー・ソウル)

[ ウィルソン・ピケットであと2枚 ]


「Don't Knock My Love」。1971年作。ナンバー1ヒット "Don't Knock My Love -Pt.1" を収録。スティービー・ワンダーStevie Wonder)の "You Can't Judge A Book By Its Cover" をカバー。プロデューサーは、ブラッド・シャピロとデイヴ・クロフォード。ファンキーからバラードまで充実。70年代ピケットの傑作。アマゾン→

サザン・ソウル/ディープ・ソウル/ファンキー・ソウル)


「In Philadelphia」。1970年作。ヒット曲 "Don't Let The Green Grass Fool You" 収録。プロデューサーは、ケニー・ギャンブル&レオン・ハフ。アルバム・タイトル通り、フィラデルフィアに出向いてのレコーディング。持ち味のファンキーなヴォーカルに、モダンな要素を加えた意欲作。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)

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アイリーン・キャラ

Irene CARA

1959年3月18日ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。

本名は、アイリーン・エスカレイラ。8歳でブロードウェイ・ミュージカルに出演。以降、子役スターとしてテレビドラマなどでも活躍した。80年代に入ってからは歌にも進出。5曲のシングル・ヒットと2作のチャートイン・アルバムを記録した。他に、映画「フェイム」のサントラにも参加している。


紹介したCDは、デビュー・アルバム「Anyone Can See」。1982年作。プロデューサーは、ロン・ダンテ。フォートップス(The Four Tops)の "Reach Out (I'll Be There)" をカバー。アイリーン・キャラも曲を自作していて、多才な一面を見せている。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)

[ アイリーン・キャラのディスコグラフィー ]


【NEW】「Carasmatic」。1987年作。プロデューサーは、ジョージ・ジョンソンジョージ・デューク、ジョン・ファーラー、ウィリアム・シードマン。ダンサブルなシンセサイズド・サウンドが中心。シンプルなバラードも2曲ある。アーリーン・キャラも制作に参加した力作。ヒットには結びつかなかったが、内容は充実の作品。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)


「What A Feelin'」。1983年作。映画「フラッシュダンス」のテーマ "Flashdance...What's A Feeling" を収録。プロデューサーは、ジョルジオ・モローダーとジェームズ・ニュートン・ハワード。アイリーン・キャラのよく伸びるハイトーンが爽快。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)

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ヴァネッサ・ウィリアムス

Vanessa WILLIAMS

1963年3月18日ニューヨーク州タリータウン生まれ。

本名は、ヴァネッサ・リン・ウィリアムズ。両親は共に音楽教師。奨学金でシラキュース大学に進学。黒人として初のミス・アメリカに選ばれた。その後のスキャンダルでタイトルは剥奪されてしまったが、騒動を糧にしてチャンスを掴む。歌手としては、シングル・ヒット15曲(1位3曲)、チャートイン・アルバム8作(1位1作)。女優としてもブロードウェイ・ミュージカルや映画に出演している。


紹介したCDは、2005年の「Everlasting Love」。70年代ソウル・クラシックスの名曲を唄うカバー・アルバム。選曲は、ロバータ・フラックRoberta Flack)、スティービー・ワンダーStevie Wonder)、スタイリスティックス(The Stylistics)、アイズレー・ブラザーズThe Isley Brothers)など。美貌ばかりが語られがちなシンガーだが、歌も実力派。澄んだ歌声と端正なフレージングが美しい。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

[ ヴァネッサ・ウィリアムズであと2枚 ]


「Comfort Zone」。1991年作。2曲のナンバー1ヒット "Save The Best For Last"、"Running Back To You" を収録。アルバム・チャートでも1位。3百万枚のセールスを記録。ブライアン・マックナイトとのデュエットもある。プロデューサーは、キッパー・ジョーンズ、デレク・ブランブル、キース・トーマスなど。ダンス・ナンバー、バラード共に充実の名盤。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)


「The Right Stuff」。1988年のデビュー作。ナンバー1ヒット "Dreamin'" を収録。ビル・ウィザース(Bill Withers)の "Whatever Happens" をカバー。プロデューサーは、レックス・サラス、エミール・ベイヤンなど。ソングライターに、キッパー・ジョーンズ。アップテンポのダンス・ファンクから、メロディアスなバラードまで幅広く歌いこなした充実作。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

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クイーン・ラティファ

QUEEN LATIFAH

1970年3月18日ニュージャージー州ニューアーク生まれ。

本名は、ダナ・オーウェンス。90年代に、ラッパーとして活躍。シングル・ヒット15曲、チャートイン・アルバム6作。同時に、女優としてもテレビ・ドラマや映画に出演。近年は、ラップから距離を置いて、ヴォーカル作品をリリースしている。


紹介したCDは、2007年の「Trav'lin' Light」。ヴォーカル路線の二作目。プロデューサーは、ロン・フェア、トミー・リピューマ、マーク・シャイマン。ポインター・シスターズ(The Pointer Sisters)の "How Long"、ロバータ・フラックRoberta Flack)の "Gone Away" などをカバー。ソウル系以外にも幅広い選曲。10cc の "I'm Not In Love" が出色の出来。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

[ クイーン・ラティファでもう1枚 ]


「Dana Owens Album」。2004年作。初めてのヴォーカル盤。アル・グリーンの "Simply Beautiful" をデュエットでカバー。他にも有名曲多数。プロデューサーは、ロン・フェア、アリフ・マーディン、マーヴィン・ウォーレン。ノスタルジックなサウンドに、暖かい歌声の充実作。アマゾン→

(ジャズ・ヴォーカル/ブルーズ/R&B/アーバン・コンテンポラリー)




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