365 Days Of R&B/SOUL

R&B/ソウル系アーティストの誕生日をご紹介しています

ソロモン・バーク|ディンプルズ|ローズ・ストーン|ラッセル・トンプキンス・Jr


ソロモン・バークSolomon BURKE

1940年3月21日ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。

ソウル・ミュージックを作ったパイオニアの一人。60年代を中心にヒット・シングル31曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム2作。80年代にはゴスペルへ戻ってしまったが、21世紀に入ってからはソウルに再回帰した。


紹介したCDは、2002年の「Don't Give Up On Me」。ヴァン・モリソントム・ウェイツブライアン・ウィルソンエルヴィス・コステロボブ・ディランニック・ロウなどの曲を唄う異色のナインナップ。全盛期の豪快なシャウトは影を潜めているが、代わりに繊細な情感が表現されている。アマゾン→

(ディープ・ソウル/カントリー・ソウル)

[ ソロモン・バークでもう1枚 ]


「A Change Is Gonna Come」。1986年作。ラウンダー・レーベル移籍後の初スタジオ・アルバム。サム・クックSam Cooke)の "A Change Is Gonna Come" と、パーシー・スレッジ(Percy Sledge)の "When A Man Loves A Woman" をカバー。プロデューサーは、スコット・ビリントンとソロモン・バーク。80年代サザン・ソウルの名盤。アマゾン→

サザン・ソウル

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リチャード・ディンプルズ・フィールズ(Richard "Dimples" FIELDS)

1941年3月21日カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。

ナイト・クラブのオーナーでありながら、自らもステージに立って歌い始める。やがて、レコード会社を設立して歌手デビュー。シングル・ヒット12曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム5作。セルフ・レーベルからスタートして、メジャーのRCA、コロンビアと契約を交わす人気シンガーとなった。なお、出生地をルイジアナ州ニューオリンズとする資料もある。


紹介したCDは、2枚組のセット。1984年の「Mmm...」と、1985年の「Dark Gable」をカップリング。ヒット曲 "Your Wife Is Cheatin' On Us" を収録。「Mmm...」は、70年代スタイルのオールド・ソウル。「Dark Gable」は、80年代スタイルのアーバン・コンテンポラリー。両作とも、ディンプルズのセルフ・プロデュース。甘い歌声に彩られた、ハート・ウォーミングな作品。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

[ リチャード・ディンプルズ・フィールズでもう1枚 ]


「She's Got Papers On Me」。1981年作の「Dimples」と同一内容のCD。ヒット曲 "I've Got To Learn To Say No!" を収録。ベティ・ライト(Betty Wright)とのデュエットもある。プロデューサーは、ディンプルズとベリンダ・ウィルソン。暖かみのあるソウル・ヴォーカルに彩られた傑作。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

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ローズ・ストーン(Rose Stone)

1945年3月21日カリフォルニア州ヴァレイホ生まれ。

本名は、ローズ・スチュワート。スライ&ザ・ファミリーストーンSly & The Family Stone)の女性ヴォーカリスト/ピアニスト。1976年には、ローズ・バンクス(Rose Banks)の名で、モータウンからソロ・アルバム「Rose」をリリース。1曲のシングル・ヒットを記録した。現在は、オリジナル・ファミリー・ストーンを結成。かつてのヒット曲をステージで再演している。兄は、スライ・ストーン(Sly Stone)。なお、テキサス州ダラス生まれのヴァレイホ育ちとする説もある。


紹介したCDは、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの「Fresh」。1973年作。ヒット・シングル "If You Want Me To Stay" を収録。アルバム・チャートで3週間1位を獲得した。明るい曲調が多く、ローズの声が良いアクセントになっている。アマゾン→

(ファンク)

[ スライ&ザ・ファミリー・ストーンでもう1枚 ]


「Stand !」。1969年作。ナンバー1ヒット "Everybody People" を収録。含めて4曲のシングル・ヒットが生まれ、アルバムもミリオン・セラーとなった。60年代末のベイエリア・ファンクを代表するサウンド。初期スライ・ストーンの傑作。アマゾン→

(ファンク)

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ラッセル・トンプキンス・ジュニア(Russell THOMPKINS, Jr.)

1951年3月21日ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。

スタイリスティックス(The Stylistics)のリード・シンガー。シングル・ヒット32曲、チャートイン・アルバム15作。透き通ったファルセット・ヴォイスで、70年代初頭にスウィート・ソウルの流行を作った。また、70年代後半にはディスコ・サウンドに進出。さらなる成功を収めた。現在は脱退して、ソロ・シンガーに転身。一方、ニュー・スタイリスティックスや、スリー・テナーズ・オブ・ソウルなどを結成して、グループ活動を行っている。


紹介したCDは、スリー・テナーズ・オブ・ソウル(3 Tenors Of Soul)のファースト・アルバム「All The Way From Philadelphia」。2007年作。アイズレー・ジャスパー・アイズレーの "Caravan Of Love" や、アース・ウインド&ファイヤーEarth, Wind & Fire)の "Fantasy" など、名曲のカバー集。メンバーは、デルフォニックス(The Delfonics)のウィリアム・ハート(William hart)、ブルー・マジック(Blue Magic)のテッド・ミルズ(Ted Mills)という、スーパー・ユニット。往年のソウル・ミュージックを見事に蘇らせている。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

[ ラッセル・トンプキンス・Jr でもう1枚 ]


「A Matter Of Style」。2002年のソロ・アルバム。スタイリスティックス時代のセルフ・カバーをはじめ、ディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)、ジョニー・マティスJohnny Mathis)、ピーボ・ブライソンPeabo Bryson)などの曲をカバー。デビューから30年を経ての作品だが、ファルセットの美しさは健在。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

[ スタイリスティックスであと3枚 ]


「Round 2」。1972年のセカンド・アルバム。ヒット曲 "I'm Stone In Love With You" を収録。キャロル・キングの "It's Too Late" をカバー。プロデューサーは、トム・ベル。大ヒットしたファースト・アルバムのスタイルを受け継いだ内容。ラッセル・トンプキンス・Jr のファルセットが絶品の名盤。アマゾン→

(スイート・ソウル/コンテンポラリー・ソウル)


【NEW】「The Stylistics」。1971年作。ヒット曲 "Betcha By Golly, Wow"、"Stop, Look, Listen (To Your Heart)" を収録。含めて5曲のトップ10ヒットが生まれた。プロデューサーは、トム・ベル。70年代ソウルの歴史に残る傑作。アマゾン→

(スイート・ソウル/コンテンポラリー・ソウル)


「The Very Best Of The Stylistics...And More」。CD2枚組に全38曲を収録したベスト盤。うち、16曲が1971〜1976年のヒット・シングル。ギャツビー/Gatsby(出演:木村拓哉)CMソングの原曲 "Can't Give You Anything (But My Love)" もある。(ディスク2の7曲め)アマゾン→

(スイート・ソウル/コンテンポラリー・ソウル/ダンス・ディスコ)

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