ルース・ポインター|ルネ・ムーア
ルース・ポインター
Ruth POINTER
1946年3月19日カリフォルニア州オークランド生まれ。
ポインター・シスターズ(The Pointer Sisters)のメンバー。四姉妹の長女。妹にアニタ・ポインター、ボニー・ポインター、ジューン・ポインター。シングル・ヒット30曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム14作。男性のような低音で、グループのハーモニーに厚みをもたらした。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「The Best Of The Pointer Sisters」。前期ブルーサム時代から中期プラネット時代のベスト盤。録音は、1973年〜1984年。ナンバー1ヒット "How Long (Betcha' Got A Chick On The Side)" をはじめ、7曲のシングル・ヒットを収録。中途脱退したボニー・ポインターのソロ・ヒットも2曲加えている。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
[ ポインター・シスターズであと6枚 ]
「Break Out」。1983年作。ヒット曲 "Jump (For My Love)" を収録。ルース・ポインターがリード・ヴォーカルを取る "Automatic" も2位を記録した。両者を含めて、5曲がシングル・ヒット。2百万枚を売り上げたベスト・セラー・アルバム。プロデューサーは、リチャード・ペリー。ポップでキャッチーな曲が華やかに並んでいる。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Black & White」。1981年作。ヒット曲 "Slow Hand" を収録。プロデューサーは、リチャード・ペリー。ソングライター陣も豪華。ジェリー・ラゴボイ、ラス・バラード、ケン・ゴールド、デヴィッド・フォスター、デヴィッド・ラズリーなどが名を連ねる。ウエスト・コースト・スタイルのリッチなサウンドと華麗なハーモニー。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
【NEW】「Special Things」。1980年作。ヒット曲 "He's So Shy" を収録。後にフィリス・ハイマン(Phyllis Hyman)が歌った "The Love To Good To Last" のオリジナル・バージョンもある。プロデューサーは、リチャード・ペリー。プラネット・レーベル移籍後の3作め。サウンドの洗練に、ますます磨きがかかった作品。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Energy」。1978年リリースの5作め。ヒット曲 "Fire" を収録。スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & The Family Stone)の "Everybody Is A Star" をカバー。プロデューサーは、リチャード・ペリー。プラネット・レーベル移籍後の初作品。後期ポップ・ソウル路線のスタートを飾る傑作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Having A Party」。1977年リリースの4作め。同名のヒット曲を収録。サム・クックのオリジナルを、見事なハーモニーでカバーしている。プロデューサーは、デヴィッド・ルビンソン。全編を通じて、明るいパーティ・アルバム。緻密なヴォーカル・ワークが冴える、70年代ポインター・シスターズの充実作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
「That's A Plenty」。1974年リリースの2作め。シングル・ヒットは生まれなかったが、アルバムは50万枚を売り上げてゴールド・ディスクを獲得。プロデューサーは、ジェフリー・コーエン、ブルース・グッド、トム・サリズバリー。ジャズやオールディズのエッセンスを前面に打ち出して、個性あるサウンドを創り上げている。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
●本館サイトの関連記事→ポインター・シスターズ
ルネ・ムーア(レネ・ムーア)
Rene MOORE
1959年3月19日カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。
70年代末にアンジェラ・ウィンブッシュ(Angela Winbush)と出会って、ソングライター・チームを結成。80年代に入って、二人が唄うデュエット・ヴォーカルに発展。ルネ&アンジェラ(Rene & Angela)のコンビで、シングル・ヒット15曲(1位2曲)、チャートイン・アルバム3作。解散後は、ソロ歌手に転身。2曲のシングル・ヒットと1作のチャートイン・アルバムがある。兄は、ルーファス(Rufus)のボビー・ワトソン。
紹介したCDは、1988年のソロ・アルバム「Destination Love」。ヒット曲 "All Or Nothing" を収録。ルネ・ムーアのセルフ・プロデュースと自作曲。シンセサイズド・サウンドが中心。ミディアム〜スロウの "Never Say Goodbye To Love" が良いアクセントになっている。アマゾン→
(エレクトロ・ファンク)
●本館サイトの関連記事→ルネ&アンジェラコメントを読む(15)