ジョージ・ベンソン|チャールズ・ジャクソン|ステファニー・ミルズ|ビヴァリー・ナイト
ジョージ・ベンソン(George BENSON)
1943年3月22日ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれ。
ジャズのギタリストとしてデビュー。ウェス・モンゴメリー・スタイルの奏法で人気を得た。徐々にヴォーカル曲の比重を増やし、80年代にはアーバン・コンテンポラリー系の歌手へと移行。シングル・ヒット26曲(1位2曲)、チャートイン・アルバム24作(1位3作)。ギターと歌をユニゾンで重ねる独特のテクニックが印象的。
紹介したCDは、2009年の「Songs And Stories」。ダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)の "Someday We'll All Be Free"、ブルック・ベントン(Brook Benton)の "Rainy Night In Georgia" など名曲をカバー。プロデューサーは、ジョン・バークとマーカス・ミラー。歌とギター、共に充実の意欲作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー/スムース・ジャズ)
[ ジョージ・ベンソンであと6枚 ]
「Givin' It Up」。2006年作。アル・ジャロウ(Al Jarreau)との共演盤。女性ヴォーカルに、ジル・スコット(Jill Scott)とパティ・オースティン(Patti Austin)も参加。往年の名曲 "Breezin'" をリメイクしている。ベンソンのギターと、ジャロウのヴォーカルが絶妙のコンビネーション。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー/スムース・ジャズ)
「That's Right」。1996年作。プロデューサーは、トミー・リピューマ、リッキー・ピーターソン、ジョー・マーディン、ジャン・ポール・モーニック(ブルーイ)。ヴォーカル曲と、ギターのインストゥルメンタルを、ほぼ半数ずつ収録。インコグニートのサウンドも導入して、新たな境地を追及した意欲作。バラードの "Footprints In The Sand" が出色の出来。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー/スムース・ジャズ)
「20/20」。1985年作。同名のヒット・シングルを収録。ジャンゴ・ラインハルトでおなじみの "Beyond The Sea (Le Mar)" をカバー。プロデューサーは、ラス・タイトルマンとマイケル・マッサー。キレの良いギターとヴォーカルが心地よい。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Livin' Inside Your Love」。1979年作。ヒット曲 "Love Ballad" を収録。プロデューサーは、トミー・リピューマ。サム・クックの "A Change Is Gonna Come" をカバー。インストゥルメンタルのタイトル・トラックも印象的。70年代ジョージ・ベンソンの集大成に位置する傑作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル/フュージョン)
【NEW】「In Flight」。1977年作。ヒット曲 "Everything Must Change" を収録。プロデューサーは、トミー・リピューマ。ナット・キング・コールで有名な "Nature Boy"、ウォーの "The World Is A Ghetto"、モーリス・アルバートの "Gonna Love You More"、ダニー・ハサウェイの "Valdez In The Country" などをカバー。ヴォーカル曲も3曲ある。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル/フュージョン)
「Breezin'」。1976年作。ヒット曲 "This Masquerade" を収録。プロデューサーは、トミー・リピューマ。ソングライターに、ボビー・ウーマック、レオン・ラッセル、フィル・アップチャーチ、ホセ・フェリシアーノ、ロニー・フォスター。メインはインストゥルメンタルだが、ヴォーカル曲も充実。アルバム・チャートでは、ソウルとポップの両部門で1位。300万枚を売り上げた傑作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル/フュージョン)
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チャック・ジャクソン(Charles "Chuck" JACKSON)
1945年3月22日サウスカロライナ州グリーンヴィル生まれ。
インディペンデンツ(The Independents)のメンバー。シングルヒット8曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム2作。マーヴィン・ヤンシーと組んで、プロデューサーとしても活躍。ナタリー・コール(Natalie Cole)のデビューを成功に導いた。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「Golden Classics」。ナンバー1ヒット "Leaving Me" をはじめ、8曲のシングル・ヒットをすべて収録。録音は、1972年〜1974年。70年代のシカゴ・サウンドを楽しめる。アマゾン→
(ノーザン・ソウル)
ステファニー・ミルズ(Stephanie MILLS)
1957年3月22日ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
教会のゴスペル・クワイヤからブロードウェイのミュージカル・スターへ。「The Wiz(オズの魔法使い)」では、ドロシー役を務めた。デビューから80年代中盤まではディスコ・ヒットが中心。1985年にMCAへ移籍してからはソウル路線。シングル・ヒット29曲(1位5曲)、チャートイン・アルバム11作(1位1作)。シャラマー(Shalamar)のジェフリー・ダニエルズ(Jeffrey Daniels)と結婚歴あり。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「Greatest Hits : 1985 to 1993」。ソウルを唄うMCA時代のベスト盤。全14曲すべてがヒット・シングル。5曲あるナンバー1ヒットもすべて収録。ロバート・ブルッキンズ(Robert Brookins)とのデュエットで、ダニー・ハサウェイ&ロバータ・フラックの "Where Is The Love" をカバーしている。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
[ ステファニー・ミルズであと2枚 ]
「I've Got The Cure」。1984年作。ヒット曲 "The Medicine Song" を収録。プロデューサーは、ホーク・ウォーリンスキーと、ジョージ・デューク(George Duke)。80年代中盤のシンセサイズド・サウンドを従えて、ステファニーの熱唱が映える充実作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Sweet Sensation」。1980年作。同名のヒット曲を収録。他に、"Never Knew Love Like This Before" もある。プロデューサーは、ジェームズ・エムトゥーメイとレジー・ルーカス。軽快なディスコ・タッチのニューヨーク・サウンド。バラード〜ミディアムも充実している。♪試聴→
(コンテンポラリー・ソウル/アーバン・コンテンポラリー)
●本館サイトの関連記事→ステファニー・ミルズ
ビヴァリー・ナイト(Beverley KNIGHT)
1973年3月22日イギリス・ウエストミッドランド州ウォルバーハンプトン生まれ。
本名は、ビヴァリー・アン・スミス。ロンドンのクラブ・シーンで人気を得た女性歌手。ただし、本人はR&Bの枠にこだわりがないと公言。ロックを唄ったアルバムもある。
紹介したCDは、2007年の「Music City Soul」。テネシー州ナッシュヴィルに遠征してレコーディングしたアルバム。アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)の "Rock Steady" をカバー。ストレートなソウルを歌う充実作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
[ ビヴァリー・ナイトでもう1枚 ]
「Voice : The Best Of Beverley Knight」。1995年〜2004年のレコーディングを集めたコンピレーションCD。既発曲の他に、新曲を2曲収録している。アメリカのチャートでは実績のない歌手だが、内容は濃い。90年代UKソウルの魅力たっぷりのベスト盤。アマゾン→
(アシッド・ジャズ/アーバン・コンテンポラリー/ネオ・ソウル)
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