バニー・シグラー
バニー・シグラー(Bunny SIGLER)
1941年3月27日ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。
本名は、ウォルター・シグラー。ウサギのような前歯から「バニー」のニックネームを付けられた。フィラデルフィア・インターナショナル(PIR)のプロデューサーだが、歌手としても活躍。70年代を中心に、10曲のシングル・ヒットと3作のチャートイン・アルバムがある。
紹介したCDは、1978年の「Let Me Party With You」。同名のヒット曲を収録。レーベルは、サルソウル傘下のゴールド・マインド。演奏は、インスタント・ファンク(Instant Funk)。ボーナス・トラックには、ロレッタ・ハロウェイ(Loleatta Holloway)とのデュエットも追加。70年代ディスコティック・サウンドの傑作。アマゾン→
(ダンス・ディスコ/コンテンポラリー・ソウル)
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「Let Me Love You Tonight」。2003年作。バート・バカラック&ハル・デイヴィッドの名曲 "(They Long To Be) Close To You" をカバー。アルバム全編を通じて、ドゥワップ〜ストリート・コーナー・ハーモニーのテイスト。多重録音で、自らのバック・コーラスを重ねている。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
「Let It Snow」。1980年作。サルソウル時代の最終作。バニー・シグラーのセルフ・プロデュース作。ディスコ・スタイルから、ファンクへの移行を試みた意欲作。中盤のミディアム・ナンバーもソウルフル。シングル・ヒットは生まれなかったが、評価したい作品。アマゾン→
(ファンク/コンテンポラリー・ソウル)
「I've Always Wanted To Sing...Not Just Write Songs」。1979年作。ヒット曲 "By The Way You Dance (I Knew It Was You)" を収録。バニー・シグラーのセルフ・プロデュース作。サルソウル・スタイルのディスコ・アルバム。心情をストレートにぶつけたタイトルそのままに、バニーが活き活きと歌う痛快作。アマゾン→
(ダンス・ディスコ/コンテンポラリー・ソウル)
「My Music」。1976年作。同名のヒット曲を収録。バニー・シグラーのセルフ・プロデュース。録音は、フィラデルフィアのシグマ・スタジオ。バックの演奏は、インスタント・ファンク。フィリー・ソウルの本流からはやや外れた位置にあるが、内容は十二分に素晴らしい。アマゾン→
(フィリー・ソウル)
【NEW】「Keep Smilin'」。1975年作。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、バニー・シグラーとノーマン・ハリス。全10曲のうち、7曲は前作「That's How Long I'll Be Loving You」と重複。新曲は3曲のみ。リンク先はオンデマンド制作の CD-R だが、ファンなら持っていたい一枚。アマゾン→
(フィリー・ソウル)
「That's How Long I'll Be Loving You」。1974年作。ヒット曲 "Love Train (Part One)" を収録。プロデューサーは、バニー・シグラーとノーマン・ハリス。グルーブ感あふれるフィリー・サウンド。レイ・チャールズの "What'd I Say" をカバーするなど、意外な仕掛けもある。紙ジャケット仕様の限定盤。♪試聴→
(フィリー・ソウル)
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