365 Days Of R&B/SOUL

R&B/ソウル系アーティストの誕生日をご紹介しています

マーヴィン・ゲイ|グレゴリー・エイボット|R.L.


マーヴィン・ゲイMarvin GAYE

1939年4月2日ワシントンD.C.生まれ。

ソウル・ミュージックのビッグ・ネーム。1962年から1985年までの24年間にシングル・ヒット62曲(1位13曲)、チャートイン・アルバム29作(1位6作)。ニュー・ソウル・ムーブメントを創った功績も見逃せない。70年代末には半ば引退状態になったが、1982年には見事な復活。アーティストとしての底力を見せつけた。なお、作品にはダイアナ・ロスDiana Ross)、タミー・ティレル(Tammi Terrell)、キム・ウエストン(Kim Weston)とのデュエット・アルバムもある。娘はノーナ・ゲイ Nona Gaye)。


紹介したCDは、1971年の「What's Going On」。ソウル史上初のコンセプト・アルバムとされる作品。プロデューサーは、マーヴィン・ゲイ自身。演奏はファンク・ブラザーズ。アルバム・チャートで9週間に渡って1位を獲得。シングル・チャートでも "What's Going On"、"Mercy Mercy Me"、"Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)" の3曲が1位となった。ポピュラー音楽の歴史に残る、不朽の名盤。アマゾン→

(ニュー・ソウル)

[ マービン・ゲイであと4枚 ]


「Midnight Love」。1982年作。ナンバー1ヒット "Sexual Healing" を収録。マーヴィン・ゲイのセルフ・プロデュース。基本のリズム・トラックは、マーヴィン・ゲイ自身が打ち込んだ音源。ヨーロッパでの隠遁生活から脱して、力強く蘇った復活作。ヴォーカルも瑞々しい。80年代ソウルの名盤。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー/コンテンポラリー・ソウル)


「I Want You」。1976年作。同名のナンバー1ヒットを収録。他に "After The Dance" がシングル・ヒット。プロデューサーは、リオン・ウェア をメインに、T・ボーイ・ロスとハル・デイヴィス。「What's Going On」とは対極をなす、セクシャルな歌詞。マーヴィンのファルセットが艶めかしい。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)


【NEW】「Diana & Marvin」。1973年作。ダイアナ・ロスとの共演作。ヒット曲 "You're A Special Part Of Me" を収録。プロデューサーは、ハル・デイヴィス、ベリー・ゴーディ、ボブ・ガウディオ、ニコラス・アシュフォード&ヴァレリー・シンプソン、マーク・デイヴィス、レオナルド・カストンなど。ソウルの歴史に残るデュエット・アルバムの名盤。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)


「Let's Get It On」。1973年作。同名のナンバー1ヒットを収録。他に "Come Get To This" と "You Sure Love To Ball" がシングル・ヒット。アルバム・チャートでは、11週に渡って1位に立った。プロデューサーは、マーヴィン・ゲイエド・タウンゼント。ファンクからミディアム・スロウまで、充実の傑作。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)

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グレゴリー・エイボット(Gregory Abbott)

1954年4月2日ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。

大学の講師から転身した男性歌手。シングル・ヒット4曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム2作。デビューしてすぐに人気スターとなったが、あっさりと引退して話題となった。(その後カムバック)フリーダ・ペイン(Freda Payne)と結婚歴あり。


紹介したCDは、1986年のデビュー盤「Shake You Down」。同名のナンバー1ヒットを収録。アルバムはゴールド・ディスク、シングルはミリオン・セラーとなった。80年代半ばの作品だが、内容はオールド・スタイルのソウル路線。全曲の作詞作曲とプロデュースはグレゴリー・エイボット自身。張りのある歌声が艶やかな名盤。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)

[ グレゴリー・エイボットのディスコグラフィー ]


「Eyes, Whispers, Rhythm, Sex...」。2000年作。前作から、12年ぶりのサード・アルバム。グレゴリー・エイボットのセルフ・プロデュースと自作曲。前二作そのままの、穏やかなクラシック・ソウル。ブランクを感じさせない充実作。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)


「I'll Prove It To You」。1988年のセカンド・アルバム。同名のヒット曲を収録。全曲をセルフ・プロデュース。曲も自作。デビュー盤と同じスタイルを貫いた充実作。ミディアム・テンポのソウル・ナンバーが瑞々しい。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)

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R.L.

1977年4月2日ミネソタ州ミネアポリス生まれ。

本名は、ロバート(R)・ラベル(L)・ヒューガー。ネクスト(Next)のリード・シンガー。シングル・ヒット9曲(1位2曲)、チャートイン・アルバム3作。並行してソロでも活動していて、7曲のシングル・ヒット(1位1曲)と、1作のチャートイン・アルバムを制作。デボラ・コックス(Deborah Cox)、サード・ストーン(3rd Stone)との共演もある。


紹介したCDは、ネクストのセカンド・アルバム「Welcome II Nextasy」。2000年作。ヴォーカルにリル・モー(Lil'Mo)を迎えた "Wifey" がシングル・チャートで1位になった。プロデューサーは、ロブ・フサリ、オールスター、ケイジー、エディ・バークレイ、ダレン・ライティ、ダレル・アーランビー、シャノン・サンダース&アンドリュー・ラムゼイなど。楽曲、ヴォーカルともに充実した傑作。アマゾン→

(R&B)

[ ネクストのディスコグラフィー ]


「The Next Episode」。2002年作のサード・アルバム。ヒット曲 "Imagine That" を収録。プロデューサーは、ケイジー、トランプ、ダレン・ライティ、ディンキー・ビンガム、スコット・ストーチ、ウォルター・ミルサップ三世、バリー・ソルター、バレワ・ムハマドなど。耽美な味わいの R&B アルバム。アマゾン→

(R&B)


「Rated Next」。1997年作のデビュー・アルバム。ナンバー1ヒット "Too Close" を収録。プロデューサーは、ランス・アレクサンダー、プロフェッサー・T、エディ・バークリー、ウェズリー・ホッジス、ケイジー、クリフトン・ライティー、ダレン・ライティーなど。セクシーなラブソングを集めた傑作。アマゾン→

(R&B)

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