レオン・ハフ|ブレンダ・ラッセル
レオン・ハフ(Leon HUFF)
1942年4月8日ニュージャージー州カムデン生まれ。
フィリー・ソウルのプロデューサー。ケニー・ギャンブルとともに、フィラデルフィア・インターナショナル・レコード(PIR)を創立。多くのヒット曲を放った。一方、自身もリーダー作を制作。2曲のシングル・ヒットと、1作のチャートイン・アルバムがある。
紹介したCDは、1980年のソロ・アルバム「Here To Create Music」。ヒット曲 "Tight Money" を収録。全曲インストゥルメンタル、一部に女性コーラスを起用。サウンドはソウルに留まらず、バラエティ豊か。ジャズ・ファンクの要素もある。アマゾン→
(フィリー・ソウル)
ブレンダ・ラッセル(Brenda RUSSELL)
1949年4月8日ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
本名は、ブレンダ・ゴードン。12歳でカナダのトロントに移住。70年代には、当時の夫ブライアン・ラッセルとデュオ・チームを結成。ブライアン&ブレンダ(Brian & Brenda)名義で初ヒットを記録した。70年代末からソロ・シンガーに転身して、シングル・ヒット10曲、チャートイン・アルバム5作。ソングライターとしても、多くのアーティストに曲を提供している。
紹介したCDは、2004年の「Between The Sun And The Moon」。通算8作めのアルバム。制作はロンドンとロサンゼルス。ロンドン・セッションのプロデューサーには、インコグニートのブルーイが参加。意外な取り合わせだが、ブレンダの持ち味を活かした作りで好感が持てる。LAセッションのプロデューサーは、ジョー・ヴァネリやリー・リトナーなど。デュエットでパティ・オースティン(Patti Austin)が参加。スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ(Smokey Robinson & The Miracles)の "The Tracks Of My Tears" をカバー。美しいメロディに満ちたヴォーカル・アルバム。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ ブレンダ・ラッセルのディスコグラフィー ]
「Ultimate Collection」。全18曲収録のベスト盤。代表曲 "Piano In The Dark" をはじめ、5曲のシングル・ヒットを収録。他に、ブライアン&ブレンダ・ラッセル時代の曲を追加。マイケル・フランクスとのデュエットもある。録音は、1977年〜1993年。レーベルをまたいで、ブレンダのキャリアをコンパクトにまとめている。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル/アーバン・コンテンポラリー)
「Paris Rain」。2000年リリースの7作め。カール・アンダーソン(Carl Anderson)とのデュエット "You Can't Hide Your Heart From Me" を収録。プロデューサーは、ブレンダ・ラッセル自身とスティーブン・オバーホフ。アルバム・タイトル通り、ヨーロッパの香りを感じさせる、洒落た楽曲が並ぶ。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
【NEW】「Soul Talkin'」。1993年の6作め。ブレンダ・ラッセルのセルフ・プロデュース。アップテンポの曲では、ソウルフルに。バラードでは穏やかに包み込むように。ブレンダのヴォーカルを存分に楽しめる充実作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Kiss Me With The Wind」。1990年の5作め。ヒット曲 "Stop Running Away" を収録。プロデューサーは、アンドレ・フィッシャーとブレンダ・ラッセルのコンビがメイン。加えて、ナラダ・マイケル・ウォルデンが2曲、ラリー・ウィリアムズが1曲。アップ・テンポのダンサブルな曲も積極的に導入した意欲作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Get Here」。1988年リリースの4作め。ヒット曲 "Piano In The Dark" を収録。プロデューサーは、スタンリー・クラーク、アンドレ・フィッシャーとブレンダ・ラッセルの共同制作。オリータ・アダムス(Oleta Adams)が歌った "Get Here" のオリジナル・バージョンもある。アルバム・チャートでも自己最高の順位を記録した代表作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Two Eyes」。1983年のサード・アルバム。プロデューサーは、トミー・リピューマ。共作のソングライターには、ビル・ラバウンティ、デヴィッド・フォスター、ドン・グルーシン、マイケル・マクドナルド。端正なヴォーカルとメロディ・ラインが光る作品。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Love Life」。1981年のセカンド・アルバム。ヒット曲 "If You Love" を収録。プロデューサーは、スチュワート・レヴァイン。アップ・テンポの曲が粒揃い。メロディ・ラインも印象的な意欲作。紙ジャケット仕様の限定盤。♪試聴→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Brenda Russell」。1979年のデビュー作。ヒット曲 "So Good, So Right" を収録。プロデューサーは、アンドレ・フィッシャー。70年代末のウエストコースト・サウンドをバックに、ブレンダの美しいメロディが弾む。なお、代表曲 "Piano In The Dark" のシングル・バージョンを、ボーナ・ストラックに追加している。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
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