ハービー・ハンコック|J.D. ニコラス
ハービー・ハンコック(Herbie HANCOCK)
1940年4月12日イリノイ州シカゴ生まれ。
本来は、ジャズのピアニスト。80年代には、ギャヴィン・クリストファー(Gavin Christopher)、グレッグ・ウォーカー(Greg Walker)、シルヴェスター(Sylvester)などをリード・シンガーに招いて、ディスコ系のヴォーカル作品も作った。また、自らがヴォコーダーを操るエレクトロ・ファンク作品も制作。それらを中心に、16曲のシングル・ヒットと16作のチャートイン・アルバムがある。
紹介したCDは、1983年の「Future Shock」。ヒット曲 "Rock It" を収録。プロデューサーは、ビル・ラズウェル。ヒップホップ・テイストを大幅に導入した、エレクトロ・ファンク・アルバム。インストゥルメンタルがメインだが、オーソドックスなソウル・ヴォーカル曲もある。アマゾン→
(ファンク)
[ ハービー・ハンコックでもう1枚 ]
「Sunlight」1977年作。ヒット曲 "I Thought It Was You" を収録。ヴォコーダーを通したハービー・ハンコックのヴォーカルを前面にフィーチャー。ドラムスにハービー・メイスン、ベースにジャコ・パストリアスなどが参加。ラストの1曲のみ、フリー・ジャズ風だが、他はファンクとして楽しめる。アマゾン→
(エレクトリック・ファンク/ジャズ・ファンク/クロスオーバー・ジャズ)
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J.D. ニコラス(J.D. NICHOLAS)
1952年4月12日イギリス・ハートフォードシャー州ワットフォード生まれ。
本名は、ジェームス・ディーン・ニコラス。1980年にヒートウェイブへ加入。リード・シンガーを務めて、シングル・ヒット1曲、チャートイン・アルバム2作。1985年には、コモドアーズに移籍。シングル・ヒット6曲、チャートイン・アルバム2作。ライオネル・リッチー脱退後のグループを支えた。
紹介したCDは、コモドアーズの「Nightshift」。1985年作。同名のナンバー1ヒット曲を収録。アルバム・チャートでも1位を獲得した。プロデューサーは、デニス・ランバート。80年代のアーバン・コンテンポラリー・サウンド。リード・ヴォーカルは、J.D. ニコラスとウォルター・オレンジ(Walter Orange)が分け合っている。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ コモドアーズでもう1枚 ]
【NEW】「No Tricks」1992年作。コモドアーズのセルフ・プロデュース作。メンバーは、J.D.ニコラスの他に、ウォルター・オレンジとウィリアム・キング。3人組になってしまったが、内容充実のファンク・アルバム。"Brick House" のリメイクもある。アマゾン→
(ファンク)
[ ヒートウェイブであと2枚 ]
「Current」。1982年作。ヒット曲 "Lettin' It Loose" を収録。プロデューサーは、バリー・ブルーとジョニー・ワイルダー。ロッド・テンパートンの作曲が5曲あって、どれも印象的なメロディ・ライン。ミディアム・テンポのディスコ・ファンクを中心に、美しいバラードもある。♪試聴→
(ファンク/アーバン・コンテンポラリー)
「The Best Of Heatwave: Always And Forever」。ヒートウェイブのベスト盤。"Always And Forever" をはじめ、8曲のシングル・ヒットをすべて収録。録音は、1977年〜1982年。プロデューサーは、バリー・ブルー、フィル・ラモーン、ジェームス・ガスリー、ジョニー・ワイルダー。10曲め以降の4曲が、J.D.ニコラス参加時代。ヒートウェイブの歴史をまとめて聴ける。アマゾン→
(ファンク/アーバン・コンテンポラリー)
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