ボビー・ハンフリー
ボビー・ハンフリー（Bobbi HUMPHREY）
1950年４月25日テキサス州マーリン生まれ。
育ったのは、同州ダラス。本名は、バーバラ・アン・ハンフリー。ジャズ〜フュージョン系のフルート奏者。ディジー・ガレスピーに認められてニューヨークに移住。デューク・エリントン・オーケストラや、スティービー・ワンダー（Stevie Wonder）など数々のセッションを経験した。70年代に入ってブルーノートからリーダー作を発表。６曲のシングル・ヒットと、８作のチャートイン・アルバムがある。
紹介したCDは、1974年の「Blacks And Blues」。ヒット曲 "Chicago, Damn" を収録。プロデューサーは、ラリー・ミゼルとフォンス・ミゼルのミゼル兄弟（スカイ・ハイ・プロダクション）。ジャズ・ファンク路線に転向しての初作品。中心はインストルメンタルだが、ボビーの可憐なソウル・ヴォーカルも１曲だけ聴ける。アマゾン→
（ジャズ・ファンク／コンテンポラリー・ソウル）
[ ボビー・ハンフリーであと７枚 ]
「Passion Flute」。1994年作。ボビー・ハンフリーのセルフ・プロデュース。ゲスト・シンガーに、グウェン・ガスリー（Gwen Guthrie）と、ドゥエイン・ホワイトヘッド（D'Wayne Whitehead）。２人が唄うヴォーカル物が、３曲。フルートのインストゥルメンタルが、５曲。ラリー・ミゼル作の "Harlem River Drive" も再演した充実作。アマゾン→
（スムース・ジャズ）
「City Beat」。1989年作。マラコ・レーベルに移籍してのアルバム。ボビー・ハンフリーのセルフ・プロデュース。マーヴィン・ゲイ（Marvin Gaye）の "Come Get To this"、ライオネル・リッチー（Lionel Richie）の "Hello" をカバー。ヴォーカル入りの曲もある。アマゾン→
（スムース・ジャズ）
「Free Style」。1978年作。ヒット曲 "Home-Made Jam" を収録。プロデューサーは、ボビー・ハンフリーとラルフ・マクドナルド。ドラムスにスティーブ・ガッド、ギターにエリック・ゲイル、キーボードにリチャード・ティー。スティービー・ワンダーがゲストでハーモニカを吹いている。ブラック、ジャズ、ポップの三部門でチャートインした充実作。♪試聴→
（ジャズ・ファンク／コンテンポラリー・ソウル）
「Tailor Made」。1977年作。ブルー・ノートから、エピック・レーベルへ移籍後の初アルバム。プロデューサーは、スキップ・スカボロウ。従来のジャズ・ファンク・スタイルとは一線を画し、メロディアスなインストゥルメンタル・ソウルを演奏。フルートの音色にも、一層の磨きがかかった作品。♪試聴→
（インストゥルメンタル R&B）
「Fancy Dancer」。1975年作。ヒット曲 "Uno Esta" を収録。プロデューサーは、ラリー・ミゼルとチャック・デイヴィス。ラテン・フレーバーから、軽やかなソウルまで幅広いサウンド・コンセプト。ヴォーカルをフィーチャーした曲もある。アマゾン→（ジャズ・ファンク／コンテンポラリー・ソウル）
「Satin Doll」。1974年作。ヒット曲 "Fun House" を収録。プロデューサーは、ラリー・ミゼルとチャック・デイヴィス。デューク・エリントンの "Satin Doll" と、スティービー・ワンダーの "You Are The Sunshine Of My Life" をカバー。曲調は、ファンクとメロウの二本立て。ボビー・ハンフリーの歌うヴォーカル曲もある。アマゾン→（ジャズ・ファンク／コンテンポラリー・ソウル）
「Dig This!」。1972年作。ビル・ウィザースの "Lonely Town, Lonely Street"、テンプテーションズの "Smiling Faces Sometimes"、スティービー・ワンダーの "I Love Evry Little Thing About You" をカバー。プロデューサーは、ジョージ・バトラー。フルートのインストゥルメンタルが中心の充実作。アマゾン→（ジャズ・ファンク）
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