ロニー・フォスター|ギャリー・グレン|マーク・モリソン
ロニー・フォスター(Ronnie FOSTER)
1950年5月12日ニューヨーク州バファロー生まれ。
フュージョン系のキーボード・プレイヤー。ジミー・スミスに憧れてオルガンを始め、スタンリー・タレンタインのバンドに加入。1972年には、エナジー II (Energy II)を結成して、リーダー・アルバムをリリース。ジョージ・ベンソンのサウンド・ディレクターを務めた後、70年代末にはソロ・アルバムも発表した。ヒット・チャートでの実績はないが、緻密でソウルフルなサウンドが魅力的。
紹介したCDは、1978年のソロ・アルバム「Love Satellite」。プロデューサーは、ジェリー・ピーターズ。全曲、ロニー・フォスターの自作。ドラムスに、ハービー・メイソン、レオン・チャンクラー。ベースにバイロン・ミラー、アルフォンソ・ジョンソン、パーカッションに、ポリーニョ・ダ・コスタ。ヴィブラホンに、ロイ・エアーズ。インストゥルメンタルが中心だが、ヴォーカル入りも4曲ある。アマゾン(輸入盤)→|♪試聴できる国内盤→
(ジャズ・ファンク/フュージョン)
[ ロニー・フォスターであと2枚 ]
「Delite」。1979年作。プロデューサーは、ジェリー・ピータース。全曲、ロニー・フォスターの自作。前作「Love Satellite」を踏襲した内容。ドラムスにスティービー・ワンダー、バック・ヴォーカルにジョージ・ベンソンという豪華な演奏陣。ヴォーカル4曲、インストゥルメンタル4曲。共に充実。♪試聴→
(アーバン・コンテンポラリー/フュージョン)
「Cheshire Cat」。1975年作。プロデューサーは、ジョージ・ベンソン。スティービー・ワンダーの "Tuesday Heartbreak" をハモンド・オルガンのインストゥルメンタルでカバー。ロニー・フォスター自身が唄うヴォーカル・ナンバーも2曲ある。軽やかなリズムが際立つ快作。猫ジャケ・ファンにもお勧めの一枚。アマゾン→
(インストゥルメンタルR&B/フュージョン/ジャズ・ファンク)
ギャリー・グレン(Garry GLENN)
1955年5月12日ミシガン州デトロイト生まれ。
少年時代から、姉と共にゴスペル・グループを結成。十代後半には作曲に進み、ソングライターとなって活躍した。代表曲には、アニタ・ベイカーの "Caught Up In The Rapture" がある。自身のアルバムをリリースしたのは、80年代に入ってから。シングル・ヒット2曲、チャートイン・アルバム1作。歌手としては大きな成功を得られなかったが、内容の濃い作品を残した。
紹介したCDは、セカンド・アルバム「Feels Good To Feel Good」。1987年作。ヒット曲 "Do You Have To Go" を収録。シーラ・ハッチンソン(Sheila Hutchinson)とのデュエットもある。全曲のプロデュースと作曲は、ギャリー・グレン。ソングライター・コンビのダイアン・クワンダーも参加。ウエスト・コースト・スタイルのアーバン・コンテンポラリー。ギャリー・グレンのテナー・ヴォイスも充実の名盤。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ ギャリー・グレンのディスコグラフィー ]
【NEW】「G.G.」。1980年のファースト・アルバム。ギャリー・グレンとデヴィッド・プルーイットの共同プロデュース。1曲のみ、ロバート・パーマーの制作。ディスコ・ファンクから、バラードまで充実の内容。ミディアム・グルーヴも心地よい。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
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マーク・モリソン(Mark MORRISON)
1974年5月12日ドイツ・ハノーバー生まれ。
育ったのは、イギリス・レイチェスターと、アメリカ・フロリダ州。19歳でイギリスへ戻り、ロンドンのクラブ・シーンで活躍した。アメリカでは、シングル・ヒット3曲、チャートイン・アルバム1作。一時は、トラブルが原因で音楽業界から遠ざかったが、近年になってカムバック作も発表。復活の兆しが見えている。
紹介したCDは、「Return Of The Mack」。アメリカでは、1997年のリリース。同名のヒット・シングルを収録。他に、"Crazy" と "Moan And Groan" がヒットした。プロデューサーには、Dインフルエンスも参加。ダンス・ポップ風味のアーバン・ソウル。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー/R&B)
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