365 Days Of R&B/SOUL

R&B/ソウル系アーティストの誕生日をご紹介しています

リロイ・ハトソン|エル・デバージ|アル・B・シュア!


リロイ・ハトソン(Leroy HUTSON)

1945年6月4日ニュージャージー州ニューアーク生まれ。

ワシントンD.C.のハワード大学出身。ダニー・ハサウェイDonny Hathaway)やロバータ・フラックRoberta Flack)とはクラスメイト。カーティス・メイフィールドCurtis Mayfield)の後任としてインプレッションズ(The Impressions)に加入。1971年〜1973年にかけて、リード・シンガーを務めた。1973年にソロ・シンガーへ転向。12曲のシングル・ヒットと、5枚のチャートイン・アルバムがある。息子は、プロデューサーのJ.R.ハトソン(J.R. Hutson)。


紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「The Very Best Of Leroy Hutson Vol.1」。"Where Did Love Go ?" など、6曲のシングル・ヒット収録。録音は、1973年〜1978年。カートム・レーベル在籍時代のベスト盤洗練された味わいの曲が並ぶ。アマゾン→

(シカゴ・ソウル/ノーザン・ソウル/ニュー・ソウル)

[ リロイ・ハトソンであと3枚 ]


「Hutson II」。1976年作。ヒット曲 "I Do I Do (Want To Make Love To You)" を収録。リロイ・ハトソンのセルフ・プロデュースと自作曲。緻密な構成で、アップテンポから、ミディアム〜バラードまで充実の傑作。アマゾン→

(シカゴ・ソウル/ノーザン・ソウル


「Feel The Spirit」。1976年作。ヒット曲 "Feel The Spirit (In '76)" を収録。全曲、リロイ・ハトソンのセルフ・プロデュース。曲も自作だが、1曲のみデヴィッド・サンボーンの "Butterfat" をファンキーにカバー。アルバムのテイストも、ファンク色を前面に打ち出した意欲作。インストルメンタルも積極的に取り上げ、サウンド・クリエイターとしての創造力を発揮している。アマゾン→

(シカゴ・ソウル/ノーザン・ソウル

「Hutson」。1975年作。ヒット曲 "All Because Of You" を収録。全曲リロイ・ハトソンのセルフ・プロデュース。レーベルは、カートム。タイトなグルーヴ感のダンサーと、メロディアスなバラードが絶妙のバランス。アマゾン→

(シカゴ・ソウル/ノーザン・ソウル/ニュー・ソウル)

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エル・デバージ(El DeBARGE

1961年6月4日ミシガン州グランド・ラピッズ生まれ。

本名は、エルドラ・デバージ。デバージ(DeBarge)のリード・シンガー。作曲やプロデュースなど、サウンド面でもグループをリードした。1986年以降は、ソロ・シンガーに転身。さらに濃密な作品を生み出している。グループとソロを合わせて、シングル・ヒット28曲(1位4曲)、チャートイン・アルバム7作。姉はバニー・デバージ(Bunny DeBarge)、弟にチコ・デバージ(Chico DeBarge)。他にも、ジャネット・ジャクソンの元夫ジェームズ・デバージや、スイッチ(Switch)のボビー&トミー・デバージなど多数の兄弟がいる。


紹介したCDは、2010年の復帰作「Second Chance」。同名のヒット曲を収録。フェイス・エヴァンスFaith Evans)との共演 "Lay With You" もある。プロデューサーは、マイク・シティ、アウサム・ジョーンズ、クリスチャン・デイヴィス、ロン・フェア、アヴィラ・ブラザーズ、マイケル・アンジェロ、ジミー・ジャム&テリー・ルイス。16年ぶりのオリジナル・アルバムだが、滑らかな歌声は健在。現在進行形のR&Bフォーマットを、上手に取り入れた快心作。アマゾン→

(R&B/アーバン・コンテンポラリー)

[ エル・デバージでもう1枚 ]


「Ultmate Collection」。エル・デバージのベスト盤。録音は、1983年〜1999年。ナンバー1ヒット "Who's Johnny" をはじめ、全16曲中9曲がシングル・ヒット。デバージ時代の曲、フォープレイ(Four Play)や、クインシー・ジョーンズQuincy Jones)との共演など、オリジナル・アルバムに未収録の曲も多い。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

[ デバージであと2枚 ]

「The Best Of DeBarge」。デバージのベスト盤。録音は、1982年〜1986年。2曲のナンバー1ヒット "Time Will Reveal"、"Rhythm Of The Night" をはじめ、8曲のシングル・ヒットを収録。他に。エル・デバージのソロ・ヒット曲 "Who's Johnny" (映画「ショート・サーキット」のテーマ)もある。美しいメロディに彩られた名曲集。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)


「All This Love」。1982年作。ヒット曲 "I Like It"、"All This Love" を収録。プロデューサーは、アイリス・ゴーディとエル・デバージ。ダンサブルなエレクトロ・ファンクと、スムーズなミディアム〜バラード。エル・デバージのリード・ヴォーカルはもちろん、バニー・デバージとのデュエットも楽しめる。♪試聴→

(アーバン・コンテンポラリー)

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アル・B・シュア!(Al B. SURE!)

1968年6月4日マサチューセッツ州ボストン生まれ。

本名は、アルバート・ブラウン三世。育ったのは、ニュージャージー州レオニアと、ニューヨーク州マウント・ヴァーノン。ソニー・ミュージックのコンテストで優勝。審査員のクインシー・ジョーンズに高く評価されて、デビューを飾った。シングル・ヒット13曲(1位4曲)、チャートイン・アルバム4作(1位1作)。プロデューサー、ソングライターとしても活躍した。


紹介したCDは、1988年のデビュー・アルバム「In Effect Mode」。2曲のナンバー1ヒット "Nite And Day"、"Off On Your Own (Girl)" を収録。ロバータ・フラックの "Killing Me Softly With His Song" をカバー。プロデューサーは、カイル・ウエスト。前半は、広がりと奥行きのある独特のミディアム〜スロウ。後半は、ニュー・ジャック・スイングを取り入れたサウンド。80年代アーバン・ソウルの名盤。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

[ アル・B・シュア!でもう1枚 ]


「Private Times...And The Whole 9 !」。1990年のセカンド・アルバム。ナンバー1ヒット "Misunderstanding" を収録。ダイアナ・ロスとのデュエットもある。プロデューサーは、カイル・ウエストとアル・B・シュア!のコンビを中心に、ディヴァンテ・スウィング、エディ・F、ネヴィル・ホッジ。デビュー盤で成功した耽美な世界観を、さらに極めた充実作。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

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