365 Days Of R&B/SOUL

R&B/ソウル系アーティストの誕生日をご紹介しています

エディ・フロイド|ハロルド・メルヴィン|ペギー・スコット・アダムス|メル・ウェイターズ|スキップ・マーティン


エディ・フロイド(Eddie FLOYD

1937年6月25日アラバマ州モンゴメリー生まれ。

育ったのは、ミシガン州デトロイト。1955年に、ファルコンズ(The Falcons)を結成。1961年に脱退してソロ・シンガーとなる。60年代〜70年代は、スタックス・レコードの看板歌手として活躍。シングル・ヒット18曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム2作。ソングライター/プロデューサーとしても多くの実績あり。なお、誕生年を「1935年」とする資料もある。


紹介したCDは、2008年リリースの新作「Eddie Loves You So」。ファルコンズの "You're So Fine" をカバー。プロデューサーは、マイケル・ディナーラとダッキー・カーライルのトレモロ・ツインズ。スタックス・レーベル復活プロジェクトの一環だが、内容は企画盤の域を超えた充実作。現役シンガーとしての存在感を、十二分に示している。アマゾン→

サザン・ソウル/ディープ・ソウル/ブルーズン・ソウル/ブルーズ)

[ エディ・フロイドであと3枚 ]


「Greatest Hits」。1966年〜1974年の録音をまとめたコンピレーション・アルバム。ナンバー1ヒットの "Knock On Wood" をはじめ、"I've Never Found A Girl"、"Bring It On Home To Me" など、16曲のシングル・ヒットを収録。エディ・フロイドの黄金期を一望できるベスト盤。アマゾン→

サザン・ソウル


「Rare Stamps」。スタックスの2in1CD。前半は「I've Never Found A Girl」。1968年作。同名のヒット曲を収録。サム・クックの "Bring It On Home To Me" をカバー。後半は「Rare Stamps」。1969年作。ナンバー1ヒット "Knock On Wood" を収録。プロデューサーは、どちらもスティーブ・クロッパー。60年代サザン・ソウルの傑作。アマゾン→

サザン・ソウル


「Knock On Wood」。1967年作。同名のナンバー1ヒットを収録。ジェリー・バトラー(Jerry Butler)の "I Stand Accused" をカバー。プロデューサーは、スティーブ・クロッパーとアイザック・ヘイズ。60年代サザン・ソウルの歴史に残る傑作。アマゾン→

サザン・ソウル

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ハロルド・メルヴィン(Harold MELVIN)

1939年6月25日ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。

ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ(Harold Melvin & The Blue Notes)のリーダー。自らフロントに立つことはないが、個性的なリード・シンガーたちを招き入れて活動。シングル・ヒット23曲(1位4曲)、チャートイン・アルバム9作(1位2作)。50年代末から90年代までの40年間に渡り、グループを率いて歌い続けた。


紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「If You Don't Know Me By Now : The Best Of Harold Melvin & The Blue Notes」。4曲のナンバー1ヒットを含め、11曲のシングル・ヒットを収録。リード・シンガーは、テディ・ペンダーグラスTeddy Pendergrass)。プロデューサーは、ケニー・ギャンブルレオン・ハフ。演奏は、MFSB。録音は、1972年〜1976年。フィラデルフィア・インターナショナル・レコーズ(P.I.R.)在籍時代のベスト盤。アマゾン→

フィリー・ソウル

[ ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツであと2枚 ]

「Wake Up Everybody」。1975年作。同名のナンバー1ヒットを収録。リード・シンガーは、テディ・ペンダーグラス。女性シンガーのシャロン・ペイジもゲストで2曲、唄っている。プロデューサーは、ケニー・ギャンブル&レオン・ハフ。演奏は、MFSBフィリー・ソウルの傑作アルバム。アマゾン→

フィリー・ソウル


「Harold Melvin & The Blue Notes」。1972年作。ナンバー1ヒット "If You Don't Know Me By Now" を収録。ビリー・ポールの "Ebony Woman" をカバー。プロデューサーは、ケニー・ギャンブル&レオン・ハフ。テディ・ペンダーグラスを前面に立てた、初の成功作。70年代の歴史に残る名盤。アマゾン→

フィリー・ソウル

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ペギー・スコット・アダムス(Peggy SCOTT-ADAMS

1948年6月25日アラバマ州オップ生まれ。

本名は、ペギー・スタウトメイヤー。育ったのは、フロリダ州ペンスコラ。ジョジョ・ベンソンとの男女デュオ「ペギー・スコット&ジョジョ・ベンソン(Peggy Scott & JoJo Benson)」を結成。60年代末に4曲のシングル・ヒットを放った。その後はヒットに恵まれず、表舞台からは姿を消す。1988年には結婚してショービジネス界を引退していたが、90年代に入ってカムバック。ソロ・シンガーとして、2曲のシングル・ヒットを放った。


紹介したCDは、1996年の復活作「Help Yourself」。ヒット曲 "Bill" を収録。プロデューサーは、ジミー・ルイス(Jimmy Lewis)。ハスキーな声で歌う三連のバラードが印象的。アマゾン→

(ディープ・ソウル)

[ ペギー・スコット・アダムスでもう1枚 ]


「Contagious」。1997年作。プロデューサーは、ジミー・ルイス。前作「Help Yourself」を踏襲したサウンド。ペギー・スコット・アダムスのヴォーカルも、味わい深い。2枚併せて聴きたい、90年代の充実作。アマゾン→

(ディープ・ソウル)

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メル・ウェイタース(Mel WAITERS)

1956年6月25日テキサス州サンアントニオ生まれ。

現役のサザン・ソウル・シンガー。ラジオ局のDJや、陸軍の基地を回って歌い続けるなど様々な経験を積んだ後、1995年にアルバム・デビュー。シングル・ヒットはないが、2作のチャートイン・アルバムを記録。若手から中堅の域に達しつつあり、今後のさらなる活躍が期待される。


紹介したCDは、2006年の「Throw Back Days」。メル・ウェイタースのセルフ・プロデュース。レニー・ウィリアムズ(Lenny Williams)や、Z.Z.ヒルZ.Z. Hill)のカバーもある。モダンな作りのサザン・ソウル・アルバム。アマゾン→

サザン・ソウル/コンテンポラリー・ソウル)

[ メル・ウェイタースであと2枚 ]

「Let Me Show You How To Love」。2001年作。メル・ウェイタースのセルフ・プロデュース作品。1曲のみ、ビッグ・ロブ&ミスター・バートの制作。レーベルは、マラコ傘下のワルドキシー。ミディアムやバラードでは都会的なセンスが顔をのぞかせる。ジョニー・ギター・ワトソンのヒット曲 "Real Mother For Ya" のファンク風カバーも楽しい。アマゾン→

サザン・ソウル/コンテンポラリー・ソウル)


「Woman In Need」。1997年作。メル・ウェイタースのセルフ・プロデュース。ワルドキシー移籍後の第一作。エディ・フロイドEddie Floyd)の "Slip Away" をカバー。70年代スタイルのサザン・ソウルに徹した充実の出来。ボーナス・トラックには、熱気あふれるライブも1曲ある。アマゾン→

サザン・ソウル




スキップ・マーティン(Skip MARTIN)

1957年6月25日カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。

本名は、セニー・マーティン。1980年に、ダズ・バンド(Dazz Band)へ加入。リード・ヴォーカルを担当して、15曲のシングル・ヒット(1位1曲)と7作のチャートイン・アルバムに参加。1988年には、クール&ザ・ギャングKool & The Gang)のリード・シンガーに転身。3曲のシングル・ヒットと2作のチャートイン・アルバムを制作した。現在はグループを離れてソロで活動中。ソロ・アルバムもある。


紹介したCDは、ダズ・バンドのベスト盤「The Best Of The Dazz Band」。ナンバー1ヒット "Let It Whip" をはじめ、10曲のシングル・ヒットを収録。録音は、1978年〜1984年。ダズ・バンドの前身であるキンズマン・ダズ(Kinsman Dazz)時代の曲もある。アマゾン→

(ファンク)

[ ダズ・バンドでもう1枚 ]


「Hot Spot」。1985年作。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、ボビー・ハリス、リュー・ハーン。持ち前のファンクに、アーバン・コンテンポラリーの味わいも充実。スキップ・マーティンのヴォーカルも円熟の傑作。アマゾン→

(ファンク)

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