テッド・ミルズ|ネイト・ドッグ
テッド・ミルズ(Ted MILLS)
1947年8月19日デラウェア州ウィルミントン生まれ。
ブルー・マジック(Blue Magic)のリード・シンガー。1973年にデビューして、シングル・ヒット16曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム6作。一度は脱退したものの、後に復帰。グループの「顔」として愛された。2007年には、ラッセル・トンプキンス・Jr(スタイリスティックス)、ウィリアム・ハート(デルフォニックス)と共に、スリー・テナーズ・オブ・ソウル(3 Tenors Of Soul)を結成している。
紹介したCDは、ブルー・マジックのデビュー盤「Blue Magic」。1974年作。ナンバー1ヒット "Side Show" を収録。プロデューサーは、ノーマン・ハリス。1曲のみ、アラン・ルーベンスとスティーブ・バーンスタイン。テッド・ミルズの甘美なファルセットが心地よい。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル/スイート・ソウル)
[ ブルー・マジックであと4枚 ]
「Magic #」。1983年作。同名のヒット曲を収録。ドラマティックスの "In The Rain" をカバー。プロデューサーは、イングラムのブッチ・イングラム。ミラージュ・レーベルに移籍してのアルバム。80年代スタイルのモダンなサウンド。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
「Welcome Back」。1981年作。ヒット曲 "Land Of Make-Believe" を収録。プロデューサーは、ノーマン・ハリス。キャピトル・レーベルに移籍してのアルバムだが、内容は全盛期と比べて遜色なし。ミディアム〜スロウを中心に、テッド・ミルズの歌も好調の充実作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
「Thirteen Blue Magic Lane」。1975年作のサード・アルバム。ヒット曲 "Chasing Rainbows" を収録。プロデューサーは、ノーマン・ハリスがメイン。2曲を、ロン・カーシーが担当。マージー・ジョセフ(Margie Joseph)をゲスト・ヴォーカルに迎えた曲もある。スウィートなコーラス・ワークは、さらに洗練の域。3作合わせて聴きたい傑作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
「The Magic Of Blue」。1974年作のセカンド・アルバム。ヒット曲 "Three Ring Circus" を収録。プロデューサーは、ノーマン・ハリスがメイン。2曲を、アラン・ルーベンス、スティーブ・バーンスタイン、ブルース・ゲイブル、ボビー・イーライのチームが担当。さらに磨きのかかった、ソウル・ヴォーカル・アルバム。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
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ネイト・ドッグ(NATE DOGG)
1969年8月19日カリフォルニア州ロングビーチ生まれ。
本名は、ナザニエル・ドゥエイン・ヘイル。育ったのは、ミシシッピ州クラークスデール。ドクター・ドレのアルバムに参加して、1992年にデビュー。ソロ・シンガーとしては、シングル・ヒット3曲、チャートイン・アルバム2作。その他に、ウォーレン・G、スヌープ・ドッグ、クラプト、エミネム、ファボラス、リュダクリス、50セントなど、多くのラッパーと共演。ゲスト・シンガーとして、30曲以上のシングル・ヒットを記録。メロディアスなフロウと印象的な歌声で、90年代ヒップホップ・シーンに欠かせない存在となった。
紹介したCDは、2001年のソロ・アルバム「Music & Me」。ヒット曲 "I Got Love" を収録。プロデューサーは、マイク・シティ、ブライアン・マイケル・コックス、ジャーメイン・デュプリ、ドクター・ドレなど。ネイト・ドッグのヴォーカルをメインに据えているが、ゲストに多くのラッパーを起用。GファンクとR&Bの架け橋となる作品。アマゾン→
(R&B/ヒップホップ)
[ ネイト・ドッグでもう1枚 ]
「Essentials」。90年代末、デス・ロウ・レーベル在籍時代のコンピレーション。ヒット曲 "Never Leave Me alone"(スヌープ・ドギー・ドッグと共演)、"Nobody Does It Better"(ウォーレン・Gと共演)を収録。ジャケット違いで同一内容のCDもあるので、要注意。アマゾン→
(ヒップホップ/R&B)
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