バリー・ホワイト|アリ・オリ・ウッドソン|ジェシー・パウエル|ルーベン・スタッダード|ジェニファー・ハドソン
バリー・ホワイト(Barry WHITE)
1944年9月12日テキサス州ガルベストン生まれ。
育ったのは、カリフォルニア州ロサンゼルス。歌手としては、シングル・ヒット46曲(1位7曲)、チャートイン・アルバム23作(1位8作)。70年代に絶大な人気を得た。他に、ソングライター・アレンジャー・プロデューサー・キーボード奏者としても活躍。ラブ・アンリミテッド・オーケストラ(Love Unlimited Orchestra)の指揮者としても実績がある。また、女性ヴォーカル・トリオのラブ・アンリミテッド(Love Unlimited)を編成。メンバーのグローディン・ジェームスと結婚した。テレビ・ドラマ「アリーmyラブ」にも、ジョン・ケイジのメンターとして登場している。
紹介したCDは、1974年の「Can't Get Enough」。"You're The First, The Last, My Everything" と "Can't Get Enough Of Your Love, Babe" の2曲がシングル・チャートで1位を記録。華麗なオーケストレーションと美しいメロディ・ライン。セクシーなバリトン・ヴォイス。バリー・ホワイトの魅力のすべてが詰まった不朽の名盤。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
[ バリー・ホワイトであと2枚 ]
「Stone Gon'」。1973年作。ヒット曲 "Never, Never Gonna Give Ya Up" を収録。アルバム・チャートでは1位を記録。ロマンティックなミディアム〜バラードと、高揚感たっぷりのダンサー。上掲の「Can't get Enough」にも通じる、典型的なバリー・ホワイト・サウンド。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
「I've Got So Much To Give」。1973年作。ナンバー1ヒット "I'm Gonna Love You Just A Little More Baby" を収録。フォー・トップス(The Four Tops)の "Standing In The Shadows Of Love" をカバー。低音のナレーションも交えて、以後のスタイルを確立した傑作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
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アリ・オリ・ウッドソン(Ali-Ollie WOODSON)
1951年9月12日ミシガン州デトロイト生まれ。
ドリフターズ(The Drifters)、ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ(Harold Melvin & The Blue Notes)などのリード・シンガーを経て、テンプテーションズ(The Temptations)に加入。途中にブランクはあるが、1983年から1996年にかけて在籍。"Treat Her Like A Lady" など15曲のシングルと、7作のアルバムをヒット・チャートに押し上げた。その後は、ソロ・シンガーとして活躍。アルバムもある。
紹介したCDは、ソロ・アルバム「Right Here All Along」。2001年作。シレルズ(The Shirelles)の "Will You Love Me Tomorrow" をカバー。プロデューサーは、サンチェス・ハーレー、アル・マッケイ、ワイマン・ブラウン、キース・ライス、プレストン・グラス、フィリップ・フレンチ、ティム・カーモン。アリ・オリ・ウッドソンのヴォーカルは、テンプス在籍当時と比べて遜色なし。伝統的なソウル・ヴォーカルのスタイルを継承している。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
[ テンプテーションズであと2枚 ]
「Touch Me」。1985年作。ヒット曲 "Do You Really Love Your Baby" を収録。テンプテーションズのセルフ・プロデュースが4曲。他、ブルース・ミラーとラス・テラーナのコンビが3曲、マーカス・ミラーが2曲をプロデュース。アリ・オリ・ウッドソンのリード・ヴォーカルも冴える充実作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー/コンテンポラリー・ソウル)
【NEW】「Truly For You」。1984年作。ヒット曲 "Treat Her Like A Lady" を収録。プロデューサーは、アル・マッケイとラルフ・ジョンソン。モダンなアーバン・コンテンポラリー・サウンドに、アリ・オリ・ウッドソンの歌声が映える充実作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー/コンテンポラリー・ソウル)
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ジェシー・パウエル(Jesse POWELL)
1971年9月12日インディアナ州ゲイリー生まれ。
地元のタレント・ショーで活躍した後、カール・ローランドと出会ってソングライター・チームを結成。22歳でカリフォルニア州ロサンゼルスに移住。サイラス・レーベルのルイス・サイラス・Jr.に見いだされて、ソロ・シンガーとなった。シングル・ヒット7曲、チャートイン・アルバム4作。二人の妹、カトリーナ・パウエルとタマラ・パウエルも、トリーナ&タマラ(Trina & Tmara)を結成してデビューしている。なお、誕生日を「2月24日」とする資料もある。
紹介したCDは、1998年のセカンド・アルバム「'Bout It」。ヒット曲 "You" を収録。プロデューサーは、ロドニー・ジャーキンス、フレッド・ジャーキンス、アシュレー・イングラム、ジョン・ジョン、ケニー・コーネギーなど。ビートの効いたR&Bと、滑らかなスロウジャム。トリーナ&タマラも参加している。アマゾン→
(R&B)
[ ジェシー・パウエルでもう1枚 ]
「Jesse」。2003年リリースの4作め。ヒット曲 "By The Way" を収録。デバージの "I Like It"、スティービー・ワンダーの "I Can't Help It" をカバー。プロデューサーは、コスターズ、カール・ローランド、クリス・ジェンキンス、コルネリオ・オースティン。当時流行したアラビアン・ビートもあるが、ミディアム〜スロウも充実している。アマゾン→
(R&B)
●本館サイトの関連記事→ジェシー・パウエル
ルーベン・スタッダード(Ruben STUDDARD)
1978年9月12日アラバマ州バーミンガム生まれ。
テレビ番組「アメリカン・アイドル」で優勝。2003年にデビューした男性歌手。シングル・ヒット6曲、チャートイン・アルバム4作(1位1作)。ニックネームは、ベルベット・テディ・ベア。 オールド・スタイルの滑らかな歌声が持ち味。
紹介したCDは、2009年の「Love Is」。ヒット曲 "Together" を収録。ビートルズの "The Long And Winding Road" をカバー。プロデューサーは、ジミー・ジャム&テリー・ルイス、ナット・アダレイ・Jr など。持ち前のハイトーンを活かした、正統派のヴォーカル・アルバム。アマゾン→
(R&B)
[ ルーベン・スタッダードであと2枚 ]
「The Return」。2006年のサード・アルバム。ヒット曲 "Change Me" を収録。ブレンダ・ラッセル(Brenda Russell)の "If Only For One Night" をカバー。プロデューサーは、アンダードッグス、スコット・ストーチ、ハロルド・リリー、スティーブ・ラッセル、ジェームス・ポイザーなど。セカンド・アルバムではゴスペルに行ってしまったが、本作では再びR&Bに回帰している。アマゾン→
(R&B)
「Soulful」。2003年のデビュー盤。ヒット曲 "Sorry 2004" を収録。アル・グリーン(Al Green)のヒットで知られる "How Can You Mend A Broken Heart" をカバー。プロデューサーは、アンダードッグス、ハロルド・リリー、スウィズ・ビーツ、アーブ・ゴッティ、ジャジー・フェイ、アンドレ・ハリス&ヴィダル・デイヴィスなど。ソウル・クラシックスとモダンR&Bをうまくブレンドした作品。アマゾン→
(R&B)
ジェニファー・ハドソン(Jennifer HUDSON)
1981年9月12日イリノイ州シカゴ生まれ。
テレビのオーディション番組「アメリカン・アイドル」シーズン3の出身。ミュージカル映画「ドリームガールズ」では、エフィ・ホワイト役を演じて話題を呼んだ。2008年には本格的に歌手デビュー。シングル・ヒット7曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム2作。21世紀の代表的な R&Bシンガーに育ちつつある。
紹介したCDは、セカンド・アルバム「I Remember Me」。ヒット曲 "Where You At" を収録。プロデューサーは、リッチ・ハリソン、スターゲイト、R・ケリー(R. Kelly)、アリシア・キーズ、スウィズ・ビーツ、ライアン・テッダー、ポロウ・ダ・ドン、ニーヨ(Ne-Yo)、チャック・ハーモニー、サラーム・レミ、ハーヴェイ・メイソン。ファースト・アルバムの内容を踏襲しながら、さらに充実。ヴォーカルに艶が増した、ジェニファー・ハドソンの会心作。ボーナス・トラックとDVDが付いたデラックス盤もある。アマゾン→
(R&B)
[ ジェニファー・ハドソンのディスコグラフィー ]
「Jennifer Hudson」。2008年のデビュー・アルバム。ナンバー1ヒット "Spotlight" を収録。アルバム・チャートでは2位を記録。プロデューサーは、ニーヨ、スターゲイト、ティンバランド、ロビン・シック、クリストファー・スチュワート、アンダードッグス、ダイアン・ウォーレンなど。現代的な R&B サウンドに、伝統のソウル・ヴォーカル。傑作。アマゾン→
(R&B)
「Dreamgirls Original Soundtrack」。2006年作。映画「ドリームガールズ」のサウンド・トラック。CD2枚組の完全版。ジェニファー・ホリディが歌う "And I Am Telling You, I'm Not Going" がハイライト。ビヨンセ(Beyonce)、ジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)、エディ・マーフィー(Eddie Murphy)らの歌も収録している。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
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