カーラ・トーマス｜グウェン・マクレー｜ベティ・ライト

カーラ・トーマス（Carla THOMAS）

1942年12月21日テネシー州メンフィス生まれ。

「メンフィス・ソウルの女王」と呼ばれた女性歌手。18歳で初ヒットを放つ。その後の活躍で、全国規模の人気を得た。シングル・ヒット22曲、チャートイン・アルバム６作。オーティス・レディング（Otis Redding）との共演盤もある。父はルーファス・トーマス（Rufus Thomas）、妹にヴァニース・トーマス（Vaneese Thomas）。

紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「Stax Profiles」。代表曲 "Gee Whiz (Look At His Eyes)" をはじめ、５曲のシングル・ヒットを収録。録音は、1960年〜1971年。カーラ・トーマスの全盛期をコンパクトにまとめたベスト盤。アマゾン→

（サザン・ソウル）

グウェン・マクレー（Gwen McCRAE）

1943年12月21日フロリダ州ペンサコーラ生まれ。

本名は、グウェン・モズレー。1963年にジョージ・マクレー（George McCrae）と出会って結婚、同時にデュエット・チームを組んで活動を開始。ベティ・ライト（Betty Wright）に見出されて、デビューを飾った。シングル・ヒット12曲（１位１曲）、チャートイン・アルバム３作。ジョージ・マクレーとのデュエット盤もあるが、結婚生活は後に解消している。

紹介したCDは、2006年の「Gwen McCrae Sings T.K.」。ナンバー１ヒット "Rockin' Chair" の再録をはじめ、サザン・ソウル／マイアミ・ソウルの名曲をカバーした企画盤。今も元気なグウェン・マクレーの歌声を楽しめる。アマゾン→

（マイアミ・ソウル）

[ グウェン・マクレーであと３枚 ]

「Together」。1975年作。ジョージ・マックレーとのデュエット・アルバム。ヒット曲 "Winners Together Or Losers Apart" を収録。プロデューサーは、スティーブ・アライモとクラレンス・リード。オリジナルLP の９曲に加えて、ソロ・アルバムから６曲を追加（すべて既発）。ダンサブルなラブソング集。アマゾン→

（マイアミ・ソウル）

「The Best Of Gwen McCrae」。70年代の全盛期を網羅したベスト盤。ナンバー１ヒット "Rockin' Chair" をはじめ、６曲のヒット・シングルを収録。"Winners Together Or Losers Apart" など、ジョージ・マクレーとのデュエットも３曲ある。アマゾン→

（マイアミ・ソウル）

「Rockin' Chair / Something So Right」。２in１CD。前者は、1974年作。ナンバー１ヒット "Rockin' Chair" を収録。後者は、1976年作。ヒット曲 "Damn' Right It's Good" を収録。プロデューサーは、ウィーリー・クラーク、スティーブ・アライモ、クラレンス・リード。穏やかなグルーヴをバックに、旬の歌声が映える名盤。アマゾン→

（マイアミ・ソウル）

●本館サイトの関連記事→グウェン・マクレー

ベティ・ライト（Betty WRIGHT）

1953年12月21日フロリダ州マイアミ生まれ。

マイアミ・ソウルの人気歌手。プロデューサーとしても活躍。テレビ番組の司会者も長く務めた。シングル・ヒット37曲、チャートイン・アルバム８作。80年代には自らのレーベル「ミス・ブッチ」も興し、良質の作品をリリースし続けている。

紹介したCDは、2011年の最新作「The Movie」。ザ・ルーツとの共演盤。プロデューサーは、ベティ・ライトとクエストラブ。マイアミ・ソウルの枠を破って、21世紀のR&Bサウンドにチャレンジ。ベテランの心意気が伝わる傑作。アマゾン→

（R&B）

[ ベティ・ライトであと３枚 ]

「The Very Best Of Betty Wright」。代表曲 "Clean Up Woman" をはじめ、14曲のシングル・ヒットを収録したコンピレーション・アルバム。録音は、1968年〜1977年。T.K.傘下アルストン・レーベル在籍時代のベスト盤。アップ・テンポからミディアムまで、リラックス・ムードの緩いグルーヴ感が心地良い。アマゾン→

（マイアミ・ソウル）

「Hard To Stop」。1973年作。ヒット曲 "Baby Sitter" を収録。プロデューサーは、ウィーリー・クラーク、スティーブ・アライモ、クラレンス・リード。マイアミ・ソウルの真骨頂。ヴォーカルに磨きのかかった、充実作。アマゾン→

（マイアミ・ソウル）

「I Love The Way You Love Me」。1972年作。ベティ・ライトの代表曲 "Clean Up Woman" を収録したオリジナル・アルバム。プロデューサーは、ウィーリー・クラークとクラレンス・リードのコンビ。ビル・ウィザース（Bill Withers）の "Ain't No Sunshine" をカバー。当時19歳の若々しい歌声が楽しめる。アマゾン→