ビリー・ポール|ルー・ロウルズ|リサ・フィッシャー
ルー・ロウルズ
Lou RAWLS
1933年12月1日イリノイ州シカゴ生まれ。
ゴスペルからジャズを経て、フィリー・ソウルでスターの座を固めた。シングル・ヒット28曲(1位2曲)、チャートイン・アルバム27作(1位3作)。80年代後半からは再びジャズに戻り、ブルーノートから名演をリリースしている。また、俳優・司会者としても才能を発揮。バドワイザー・ビールのCMでも、長期に渡ってナレーションを務めた。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「The Essential Lou Rawls」。CD2枚組に全34曲を収録。うち、15曲がヒット・シングル。2曲のナンバー1ヒット "You'll Never Find Another Love Like Mine" と、"Love Is A Hurtin' Thing" もある。録音は、1966年〜1980年。プロデューサーは、デヴィッド・アクスロード、ケニー・ギャンブル&レオン・ハフなど。60年代キャピトル時代から、70年代フィリー時代にかけての名曲集。アマゾン→
(ソウル/フィリー・ソウル)
[ ルー・ロウルズであと3枚 ]
【NEW】前半は1982年の「Now Is The Time」。ヒット曲 "(Will You) Kiss Me One More Time" を収録。プロデューサーは、トム・ベル、ジェームス・エムトゥーメイ&レジー・ルーカス。後半は1984年の「Close Company」。ヒット曲 "All Time Lover" を収録。プロデューサーは、デヴィッド・ポーター、デクスター・ワンセル、ジョン・フェイス、バニー・シグラー他。エピック時代の傑作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
P.I.R.の 2in2 CDシリーズ。1979年の「Let Me Be Good To You」と、1980年の「Sit Down And Talk To Me」をカップリング。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、ギャンブル&ハフ、デクスター・ワンセル、ジャック・フェイス、トム・ベル、マクファーデン&ホワイトヘッド、バニー・シグラー。後期フィリー・サウンドと円熟の歌声。アマゾン→
(フィリー・ソウル)
「All Things In Time / Unmistakeably Lou」。P.I.R.の 2in2 CDシリーズ。1976年の「All Things In Time」と、1977年の「Unmistakably Lou」をカップリング。ナンバー1ヒット "You'll Never Find Another Love Like Mine" を収録。プロデューサーは、ギャンブル&ハフなど。深みのあるルー・ロウルズの歌声を十二分に活かした楽曲が並ぶ。アマゾン→
(フィリー・ソウル)
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ビリー・ポール
Billy PAUL
1934年12月1日ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。
本名は、ポール・ウィリアムス。本来はジャズ・シンガーだが、フィリー・ソウルで開花した。シングル・ヒット13曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム11作(1位1作)。許されぬ恋を歌った "Me And Mrs. Jones" の大ヒットでポップス史上に名を残した。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「Me And Mrs. Jones : The Best Of Billy Paul」。前述のナンバー1ヒットをはじめ、6曲のシングル・ヒットを収録。プロデューサーは、ケニー&ギャンブル&レオン・ハフ。バックは、MFSB。スタジオは、シグマ。70年代フィリーのエッセンスを凝縮したベスト盤。レンジの広いビリー・ポールの唄を楽しめる。アマゾン→
(フィリー・ソウル)
[ ビリー・ポールであと3枚 ]
「When Love Is New」。1975年の6作め。ヒット曲 "Let's Make A Baby" を収録。プロデューサーは、ケニー・ギャンブル&レオン・ハフ。1曲のみ、ビリー・ポールのセルフ・プロデュース。円熟のヴォーカル・テクニックと、フィリー・サウンドのコンビネーションが絶妙。アマゾン→
(フィリー・ソウル)
2枚のアルバムをまとめた 2in1 CD。1971年の「Going East」と、1973年の「War Of The Gods」をカップリング。ヒット曲 "Thanks For Saving My Life" を収録。プロデューサーは、ケニー・ギャンブル&レオン・ハフ。ブレイクの前後を挟む、重要作。ビリー・ポールの自在な節回しを楽しめる。アマゾン→
(フィリー・ソウル)
「360 Degrees Of Billy Paul」。1972年リリースのサード・アルバム。ナンバー1ヒット "Me And Mrs. Jones" を収録。アルバム・チャートでも1位を獲得した。プロデューサーは、ケニー・ギャンブル&レオン・ハフ。フィリー・ソウルに留まらず、ソウル・ミュージックの歴史に残る傑作。アマゾン→
(フィリー・ソウル)
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リサ・フィッシャー
Lisa FISCHER
1958年12月1日ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
スタジオのセッション・シンガーからスタート。ルーサー・ヴァンドロス(Luther Vandross)のツアーでバック・ヴォーカルを務め、注目を浴びた。ソロ・デビューは、1983年。不遇の時代を過ごしたが、90年代に入ってからブレイク。シングル・ヒット4曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム1作。テディ・ペンダーグラス(Teddy Penderglass)とのデュエット・ヒットもある。
紹介したCDは、1991年の「So Intence」。ナンバー1ヒット "How Can I Ease The Pain" を収録。プロデューサーは、ルーサー・ヴァンドロス、ナラダ・マイケル・ウォルデン、アリフ・マーディンなど。澄んだソプラノ・ヴォイスに、ソウルフルなフレージング。90年代アーバン・コンテンポラリーの名盤。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
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