エイブリム・ティルモン｜ジョージ・デューク｜フィル・ペリー｜エイメリー
エイブリム・ティルモン
Abrim "Abe" TILMON
1945年１月12日アーカンソー州リトルロック生まれ。
デトロイト・エメラルズ（Detroit Emeralds）のメンバー。兄のアイヴォリー・ティルモンと共に、グループを結成。シングル・ヒット11曲、チャートイン・アルバム３作。60年代末から70年代にかけて、北部を中心に人気を得た。従兄弟に、ファンタスティック・フォー（Fantastic Four）のジェームズ・エップス（James Epps）。
紹介したCDは、1971年の「Do Me Right」と、1972年の「You Want It, You Got It」をカップリングした２in１。ヒット曲 "Baby Let Me Take You (In My Arms) " を収録。リード・シンガーは、ジェームズ・ミッチェル。70年代ノーザン・ソウルの隠れた名盤。アマゾン→
（ノーザン・ソウル）
ジョージ・デューク
George DUKE
1946年１月12日カリフォルニア州サン・ラファエル生まれ。
本職はキーボード奏者。ウエスト・コーストを中心に、60年代から数々のセッションで活躍。プロデューサーとしても多くの作品がある。一方で、歌手としてもリーダー作を発表。シングル・ヒット17曲、チャートイン・アルバム18作。スタンリー・クラークとのコラボレーション・アルバムもある。従姉妹にダイアン・リーヴス（Dianne Reeves）。
紹介したCDは、2000年の「Cool」。ワーナー時代の６作め。ムーディーなアーバン・コンテンポラリーを基本に、ラテン・フレイヴァーで味付け。デュークが辿ってきた道のりの集大成ともいえる作品。アマゾン→
（アーバン・コンテンポラリー）
[ ジョージ・デュークであと２枚 ]
「Thief In The Night」。1985年作。同名のヒット曲を収録。ジョージ・デュークのセルフ・プロデュース。ライト・ファンクを基本にした、アーバン・コンテンポラリー・スタイル。バラードとミディアム・ナンバーも盛り込んだ、充実作。アマゾン→
（ライト・ファンク）
「Dream On」。1982年作。ヒット曲 "Shine On" を収録。ジョージ・デュークのセルフ・プロデュース。従来のフュージョン・スタイルから変化して、ライト・ファンクに狙いを定めた意欲作。ヴォーカルも充実の傑作。アマゾン→
（ライト・ファンク）
●本館サイトの関連記事→ジョージ・デューク｜クラーク・デューク・プロジェクト
フィル・ペリー
Phil PERRY
1952年１月12日イリノイ州スプリングフィールド生まれ。
70年代に、モントクレアーズ（The Montclairs）を結成。リード・シンガーを務めて、シングル・ヒット５曲。80年代には、リチャード・サンリンとペリー＆サンリンを結成。シングル・ヒット１曲。いずれも大きな成功は得られず、その後はスタジオのセッション・シンガーを長く務めた。ソロ歌手としてのカムバックは、90年代半ば。シングル・ヒット７曲（１位１曲）、チャートイン・アルバム７作。復活のきっかけは、スタジオ・ワークで巡り合ったジョージ・デューク（George Duke）の尽力。なお、誕生日を「１月１日」とする資料もある。
【NEW】紹介したCDは、2013年の最新作「Say Yes」。ダニー・ハサウェイ＆ロバータ・フラックの "Where Is The Love" を、シャンテ・ムーアとのデュエットでカバー。サム・クックの "You Send Me" もある。プロデューサーは、クリス・ディヴィス。アーバン・コンテンポラリー・スタイルのしなやかなヴォーカル・アルバム。アマゾン→
（コンテンポラリー・ソウル／アーバン・コンテンポラリー）
[ フィル・ペリーであと７枚 ]
「The Gift Of Love」。2009年作。メルバ・ムーアとのデュエット・アルバム。プロデューサーは、クリス・ディヴィス、プレストン・グラスなど。マーヴィン・ゲイ＆タミー・テレルの "You're All I Need To Get By"、"Ain't Nothing Like The Real Thing"、スティービー・ワンダー＆ディオンヌ・ワーウィックの "Weakness" など、名曲をカバーした意欲作。アマゾン→
（コンテンポラリー・ソウル／アーバン・コンテンポラリー）
「Ready For Love」。2008年作。プロデューサーは、クリス・デイヴィス。バート・バカラック＆ハル・デヴィッドの名曲 "Walk On By" を歌っているが、他はオリジナル曲が中心。久々の純粋な新譜だが、内容は非常に濃い。女性シンガー、サリーナ（Salena）とのデュエットもある。アマゾン→
（コンテンポラリー・ソウル）
「A Mighty Love」。2007年作。前作の続編となる、名曲ソウルのカバー・アルバム。スモーキー・ロビンソン（Smokey Robinson）、ハロルド・メルヴィン＆ザ・ブルー・ノーツ（Harold Melvin & The Blue Notes）、スピナーズ（The Spinners）、ディオンヌ・ワーウィック（Dionne Warwick）、トニ・ブラクストン（Toni Braxton）などの曲を歌っている。アマゾン→
（コンテンポラリー・ソウル）
「The Classic Love Songs」。2006年作。ソウルの名曲をカバーした企画盤。デルフォニックス（The Delfonics）、シャイライツ（The Chi-Lites）、スピナーズ（The Spinners）、デバージ（DeBarge）、スタイリスティックス（The Stylistics）などの代表曲を歌っている。プロデューサーは、クリス・デイヴィス。極上のファルセットが絶品。アマゾン→
（コンテンポラリー・ソウル）
「Magic」。2001年作。プロデューサーは、バリー・Ｊ・イーストモンド、クリス・デイヴィス、ラス・フリーマン、リー・リトナー。アイズレー・ブラザーズ（The Isley Brothers）の "For The Love Of You" と "Groove With You" をカバーしている。アマゾン→
（アーバン・コンテンポラリー／クワイエット・ストーム）
「My Book Of Love」。2000年作。プロデューサーは、バリー・Ｊ・イーストモンド、ゲイリー・ブラウン、リー・キュレリ、ロニー・フォスター。クリス・デイヴィス、ラス・フリーマン、リー・リトナー。スタイリスティックス（The Stylistics）の "You're As Right As Rain"、テディ・ペンダーグラス（Teddy Pendergrass）の "She's Over Me" をカバー。アマゾン→
（アーバン・コンテンポラリー）
「One Heart, One Love」。1998年作。プロデューサーは、リッキー・スミス、グラディ・ウィルキンス、ゲイリー・ブラウン、カーティス・ウィリアムス、ニコラス・コールドウェル、マジック、ジョージ・デューク。"Let's Stay Together" をはじめ、アル・グリーン（Al Green）のヒット曲をメドレーでカバー。傑作。アマゾン→
（アーバン・コンテンポラリー）
●本館サイトの関連記事→フィル・ペリー
エイメリー
AMERIE
1980年１月12日マサチューセッツ州フィッチバーグ生まれ。
本名は、エイメリー・ロジャース。2002年にデビューした若手女性R&Bシンガー。シングル・ヒット８曲（１位１曲）、チャートイン・アルバム３作。ゲスト・ヴォーカリストとしても人気の存在。ラッパーとの共演盤も多い。
紹介したCDは、2009年の４作め「In Love & War」。ヒット曲 "Why R U" を収録。ゲスト・ヴォーカルに、トレイ・ソングス（Trey Songz）。プロデューサーは、テディ・ライリー、ウォルター・スコット、エリック・ハドソン、ジョナス・ジェバーグ、ウォーリン・キャンベル、ウィズ・ザ・ブキャナン、Ｍ・フェイジズ、レン・ニコルソン、デル・ピアソン、ジョン・ジョンシン、リコ・ラブ、ブライアン・マイケル・コックス、カルマ、トラック・ノヴァ。従来のクランク＆Ｒを基本に、幅を広げた作品。後半のミディアム群に、新境地が垣間見える。アマゾン→
（R&B）
[ エイメリーのディスコグラフィー ]
「Because I Love It」。2007年のサード・アルバム。プロデューサーは、クリス＆ドロップ、ワンナップ、レン・ニコルソン、マイク・カレン、ブキャナンズ、カーティス・リチャードソン、ビンク！、ブライアン・マイケル・コックス、コア＆ベレック。アメリカでのリリースはないが、ヨーロッパでは "Gota Work" がヒットした。アマゾン→
（R&B）
「Touch」。2005年のセカンド・アルバム。ナンバー１ヒット "1 Thing" を収録。プロデューサーは、リッチ・ハリソン、ジョナサン・スミス（リル・ジョン）、ブライス・ウィルソン、ビンク、アンドレ・ハリス＆ヴィダル・デイヴィスなど。クランク＆Ｂの流行を作った作品。アマゾン→
（R&B）
「All I Have」。2003年作のデビュー・アルバム。ヒット曲 "Why Don't We Fall In Love" を収録。リッチ・ハリソンの全面プロデュース作品。粒ぞろいの楽曲が、確かな歌唱力をうまく活かしている。アマゾン→
（R&B）
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