365 Days Of R&B/SOUL

R&B/ソウル系アーティストの誕生日をご紹介しています

エディ・リヴァート|ラモント・ドジャー|キーシャ・シャンテ


エディ・リヴァート(Eddie LeVERT

1942年6月16日オハイオ州キャントン生まれ。

オージェイズ(The O'JAYS)のリード・シンガー。ザ・トライアンフスの名で、1961年にデビュー。後にオージェイズと改名。初ヒットは、1965年。以降の40年間に、シングル・ヒット59曲(1位10曲)、チャートイン・アルバム25作(1位4作)。フィリー・ソウルのトップ・グループとして、70年代に絶大な人気を獲得した。息子は、ジェラルド・リヴァート(Gerald LeVert)と、ショーン・リヴァート(Sean LeVert)。ジェラルドとの共演アルバムもある。なお、誕生年を「1940年生まれ」とする資料もある。


紹介したCDは、オージェイズの「Back Stabbers」。1972年作。同名のナンバー1ヒットを収録。プロデューサーは、ケニー・ギャンブルレオン・ハフをメインに、バニー・シグラーも参加。フィリー・ソウル躍進の原動力となった歴史的名盤。アマゾン→

フィリー・ソウル

[ オージェイズであと4枚 ]

「Immagination」。2004年作。ヒット曲 "Make Up" を収録。プロデューサーは、ジミー・ジャムテリー・ルイスジャム&ルイス)、トロイ・テイラー、ゴードン・チェンバース、ロブ・フサリ、ファロンテ・ムーア、ジェラルド・リヴァート&エドウィン・ニコラスなど。最新のサウンドに負けない歌とハーモニーは、さすがの貫録。アマゾン→

(R&B)


「Message In The Music」。1976年作。2曲のナンバー1ヒット "Message In Our Music" と "Darlin' Darlin' Baby (Sweet, Tender, Love)" を収録。プロデューサーは、ギャンブル&ハフ、バニー・シグラー、マクファーデン&ホワイトヘッド。70年代中盤を迎えて、さらに完成度を高めた傑作。アマゾン→

フィリー・ソウル


「Survival」。1975年作。ナンバー1ヒット "Give The People What They Want" を収録。ラブ・ソングの名曲 "Let Me Make Love To You" もある。プロデューサーは、ケニー・ギャンブル&レオン・ハフのコンビ。メッセージのある歌詞も積極的に取り入れた充実作。アマゾン→

フィリー・ソウル


「Ship Ahoy」。1973年作。ヒット曲 "Put Your Hands Together"、"For The Love Of Money" を収録。プロデューサーは、ケニー・ギャンブル&レオン・ハフ。ソングライターには、バニー・シグラー、ジーン・マクファーデン、ジョン・ホワイトヘッドなど。前作「Back Stabbers」の大成功を受けて、さらに洗練のソウル・アルバム。アマゾン→

フィリー・ソウル

●本館サイトの関連記事→オージェイズ





ラモント・ドジャー(Lamont DOZIER)

1941年6月16日ミシガン州デトロイト生まれ。

ブライアン・ホーランド、エディ・ホーランドの兄弟とともに、ソングライター・チーム「ホーランド・ドジャー・ホーランド」を結成。60年代のモータウンサウンドを創った。1968年にはモータウンを離れて、インヴィクタス・レコードを設立。ノーザン・ソウルの傑作を制作している。また、歌手としても作品多数。70年代〜80年代を中心に、11曲のシングル・ヒットと5作のチャートイン・アルバムを記録した。


紹介したCDは、1983年の「Bigger Than Life」。ラモント・ドジャーのセルフ・プロデュース作品。CD化にあたって、ドジャー自身が曲順を並べ替えている。ヒットはしなかったが、楽曲のクオリティは素晴らしい。80年代アーバン・コンテンポラリーの隠れ名盤。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

[ ラモント・ドジャーであと3枚 ]


「Working On You」。1981年作。ラモント・ドジャーのセルフ・プロデュース。全曲を自作。モーリス・ホワイトの ARC レーベルに移籍しての作品。70年代スタイルのモダンなソウルと、80年代スタイルのアーバン・サウンドが両立。充実のアルバム。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル/アーバン・コンテンポラリー)


「Bittersweet」。1979年作。70年代ワーナー・ブラザーズ在籍期の最終作。プロデューサーは、フランク・ウィルソン。自作曲の他に、ルネ&アンジェラの曲も取り上げている。シングル、アルバムともにヒット・チャートには届かなかったが、ソウル色の濃い充実作。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)


「Right There」。1976年作。ヒット曲 "Can't Get Off Until The Feeling Stops" を収録。ラモント・ドジャーのセルフ・プロデュース作。曲もすべて自作。ワーナー・ブラザース移籍後の初作品。ストレートなソウル・ヴォーカルが冴える充実作。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)

●本館サイトの関連記事→ラモント・ドジャー





キーシャ・シャンテ(Keshia CHANTE)

1988年6月16日カナダ・オンタリオ州オタワ生まれ。

本国カナダでは、2003年に15歳で初ヒットを放つ。その後、多くの賞を得てアメリカにも進出。アメリカではまだヒットを記録していないが、実力と将来性は十分。今後のプロモーションに期待がかかる。


紹介したCDは、2006年の「2 U」。カナダ時代を含めてのセカンド・アルバム。プロデューサーは、カルヴィン・ハギンズ&アイヴァン・バリアス、コスターズ、ザ・クラッチ、ロックワイルダー、ダンジャ、デイモン・ヘイズ&スコット・カーターなど。最新フォーマットの典型的な女性R&Bアルバム。可憐だが時に力強い歌にも、大きな魅力がある。アマゾン→

(R&B)




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