シリータ|アート・ポーター
シリータ(SYREETA)
1946年8月3日ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれ。
本名は、リタ・ライト。十代でデトロイトに移住。ブライアン・ホーランドに見出されて、モータウンのスタジオ・セッション・シンガーとなった。1970年には、スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)と結婚。三年あまりで離婚したが、その間にスティービーのプロデュースでファースト・アルバムをリリース。生涯を通じて、4曲のシングル・ヒットと、4作のチャートイン・アルバムを記録した。また、デュエットのパートナーとしても人気があり、ビリー・プレストン(Billy Preston)、G.C.キャメロン(G.C. Cameron)の両名とはアルバムも制作している。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「The Essential Syreeta」。ビリー・プレストンとのデュエットで大ヒットした "With You I'm Born Again" をはじめ、3曲のシングル・ヒットを収録。G.C.キャメロンや、スモーキー・ロビンソン(Smokey Robinson)とのデュエット曲もある。録音は、1972年〜1982年。シリータの全盛期を一望できるベスト盤。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
[ シリータであと3枚 ]
【NEW】「Set My Love In Motion」。1981年作。ヒット曲 "Wuick Slick" を収録。プロデューサーは、ハル・デイヴィス、ウィリアム・ウェザースプーン、アンジェロ・ボンド、オリー・E・ブラウン。ディスコ・タッチのアーバン・ソウルをバックに可憐な歌声。曲も粒揃いで、80年代の隠れた名盤。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「One To One」。1977年の3作め。ヒット曲 "Harmour Love" を収録。プロデューサーは、レオン・ウェア。1曲のみ、スティービー・ワンダー。メロディ・ラインの美しい、ポップな味付けのソウル・アルバム。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
「Syreeta」。1972年のデビュー作。プロデューサーは、スティービー・ワンダー。スモーキー・ロビンソン&ミラクルズの "What Love Has Joined Together" と、ビートルズの "She's Leaving Home" をカバー。シングル・ヒットは生まれなかったが、ソウルの枠組みを越えた意欲作。アマゾン→
(ニュー・ソウル)
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アート・ポーター(Art PORTER)
1961年8月3日アーカンソー州リトルロック生まれ。
本名は、アーサー・ポーター・Jr。スムース・ジャズ系のサックス奏者。16歳でアート・ポーター・トリオを結成。クラブ出演を重ねる。アルバム・デビューは、1992年。シングル・ヒットなし、チャートイン・アルバム2作。父は、ジャズ・ピアニストのアート・ポーター・シニア。
紹介したCDは、ファースト・アルバム「Porter City」。1992年作。プロデューサーは、ジェフ・ローバー。マキシー・プリーストの "Close To You" をカバー。全編インストゥルメンタル。リズムを強調した曲と、滑らかなブロウを織り交ぜた起伏のある作品。アマゾン→
(スムース・ジャズ)
[ アート・ポーターであと2枚 ]
「Lay Your Hands On Me」。1996年作。プロデューサーは、チャッキー・ブッカー、ブライアン・マックナイト、クリス・キューベン・テイタム。レイラ・ハサウェイが1曲、ブライアン・マックナイトが2曲でリード・ヴォーカルを取っている。アーバン・コンテンポラリーのファンも十分に楽しめる作品。アマゾン→
(スムース・ジャズ/アーバン・コンテンポラリー)
「Straight To The Point」。1993年のセカンド・アルバム。プロデューサーは、ジェフ・ローバー。全曲をサックスのインストゥルメンタルで統一。ビートの速いジャズ・ファンクを中心にした、爽快な作品。アマゾン→
(スムース・ジャズ)
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