エヴェレット・ハープ|ロバート・オーウェンス|メイザ・リーク|デイヴ・ホリスター
エヴェレット・ハープ(Everette HARP)
1961年8月17日テキサス州ヒューストン生まれ。
スムース・ジャズのサックス・プレイヤー。地元のクラブで腕を磨いた後、カリフォルニア州ロサンゼルスに移ってスタジオ・ミュージシャンとなる。ジョージ・デューク(George Duke)のツアーに抜擢されて名を挙げ、ソロ・デビューを果たした。シングル・ヒット1曲、チャートイン・アルバム3作。素朴なヴォーカルも持ち味の一つ。
紹介したCDは、「My Inspiration」。2007年作。デニス・エドワーズ&サイーダ・ギャレット(Dennis Edwards & Siedah Garrett)の "Don't Looke Any Further" をサックスでカバー。プロデューサーは、エヴェレット・ハープとレックス・ライドアウト。自らが唄うヴォーカル曲もラストにある。アマゾン→
(スムース・ジャズ/アーバン・コンテンポラリー)
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ロバート・オーウェンス(Robert OWENS)
1961年8月17日オハイオ州ウォーレン生まれ。
シカゴ・ハウスの男性ヴォーカリスト。80年代末から90年代にかけて活躍した。R&Bチャートに入るヒットはないが、ラリー・ハードやフランキー・ナックルズ、デビッド・モラレスらと組んでダンス・ヒットを連発。鮮烈な印象を残した。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「Love Will Find Its Way / The Best Of Robert Owens」。代表曲 "Visions" をはじめ、2枚組に18曲を収録。フィンガーズ・インク(Fingers Inc.)など、外部プロジェクトへの参加曲もある。ビートはハウスだが、ロバート・オーウェンスのヴォーカルはディープでソウルフル。アマゾン→
(ハウス)
メイザ・リーク(Maysa LEAK)
1966年8月17日メリーランド州ボルティモア生まれ。
スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)のバック・コーラスを経て、インコグニート(Incognito)のリード・シンガーとなる。グループでは、1994年まで在籍してチャートイン・アルバム2作。その後はアメリカに戻り、ソロ・シンガーとして再出発。2曲のシングル・ヒットと、7作のチャートイン・アルバムを制作している。また、インコグニートには何度も復帰しており、リーダーのブルーイとは強い絆で結ばれている。
紹介したCDは、2011年の「Motions Of Love」。プロデューサーは、クリス・ディヴィス、アンジェラ・ジョンソン、ジェイミー・ジョーンズ、モンティ・ニューブル、チャールズ・ボールドウィン、デイモン・ベネット、ローワン・チャップマン。アンジェラ・ボフィル(Angela Bofill)の "I Try" をカバー。ドゥエレ(Dwele)との共演もある。前作とは一転して、アップテンポの曲を多く集めた作品。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ メイザ・リークであと4枚 ]
「Woman In Love」。2010年作。プロデューサーは、クリス・ディヴィス。マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の "The Lady In My Life" をカバー。他に、ジャズ・ヴォーカルのスタンダード "When I Fall In Love" もある。クワイエット・ストーム系の洒落たヴォーカル・アルバム。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Metamorphosis」。2008年作。過去2作のカバー企画盤から離れた、久々のオリジナル作品。プロデューサーは、レックス・ライドアウト、クリス・ディヴィス、アンジェラ・ジョンソン、ロニー・ギャレット、ハーマン・ジョンソン、グローバル・ノイズ。UKソウルの伝統を感じさせる、モダンなアーバン・サウンド。メイザのヴォーカルも活き活きとしている。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Feel The Fire」。2007年作。前作に続く、ソウル・クラシックスの名曲を歌う企画盤。ピーボ・ブライソン(Peabo Bryson)、コモドアーズ(Commodores)、ビル・ウィザース(Bill Withers)などをカバー。プロデューサーは、クリス・ディヴィス。どの曲もメイザの個性を活かしたアレンジに仕上がっている。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Sweet Classic Soul」。2006年作。ローズ・ロイズ(Rose Royce)、スティービー・ワンダー、スタイリスティックス(The Stylistics)など、ソウルの有名曲を集めたカバー・アルバム。プロデューサーは、クリス・ディヴィス。歌う歓びに満ちた、メイザの意欲作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
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デイブ・ホリスター(Dave HOLLISTER)
1970年8月17日イリノイ州シカゴ生まれ。
ブラックストリート(Blackstreet)のリード・シンガーとして登場。シングル・ヒット5曲、チャートイン・アルバム1作。1995年にはグループを脱退して独立。ソロ・シンガーとしては、10曲のシングル・ヒットと7作のチャートイン・アルバムがある。現在は、コンテンポラリー・ゴスペルの歌手として活躍中。従兄弟にケイシー&ジョジョ(K-Ci & JoJo)のヘイリー兄弟。
紹介したCDは、ソロ・デビュー・アルバム「Ghetto Hymns」。1999年作。ヒット曲 "My Favolite Girl" を収録。プロデューサーは、ジャジー・フェイ、テッド・ビショップ、スティービー・J、ウェスリー・ホッジス、エリック・ウィリアムスなど。ビートの効いたミディアムをメインに、エモーショナルなヴォーカル。アマゾン→
(R&B)
[ デイブ・ホリスターでもう1枚 ]
「Chicago '85 The Movie」。2000年作。ヒット曲 "One Woman Man" を収録。プロデューサーは、タンク、ケヴィン・ジャクソン、マイク・シティ、ティム&ボブ、スティーブ・ハフ、ウォルター・ミルサップ、チャッキー・トンプソン、ヴィダル・デイヴィスなど。映画をモチーフにした、コンセプト・アルバム。個性豊かなトラック・メイカーを集めながら、丁寧にまとめた充実作。アマゾン→
(R&B)
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