6月24日のコメント欄
★本館サイトの関連記事→ブラン・ニュー・ヘヴィーズ
[ 2008年にいただいたコメント ]
Suzu
本館のブラン・ニュー・ヘヴィーズ、前から気になってるんですけど、仰るように色々ありすぎて、どれを買っていいか今ひとつわからず、手にとっては戻しを繰り返してきました。
とりあえず、このサードから始めれば良いですかね?
tanoux
ブラン・ニュー・ヘヴィーズのディスコグラフィーは、わけわかんないですよね。
オリジナル・アルバムより企画盤の方が多いし、
加えて「ジャケット違いで中身は同じ」とか「ジャケットは同じでも中身が違う」とか…
もう本当にかんべんしてほしいです(笑)。
いい機会ですから、ここで整理してお伝えしましょう。
オリジナル・アルバムだけを並べてみます。
そもそも、デビュー盤からして、2種類あるんですよ。
インストゥルメンタル中心のオリジナルと、
エンディア・ダヴェンポートをリード・ヴォーカルに据えた「再録音盤!」があります。
ジャケットだけでは判断できなくて困るんですけど、
今ならこちらのCDで両方を聴けるんじゃないかな。
↓
「The Brand New Heavies」(1990)
セカンド・アルバムでは、エンディア・ダヴェンポートが正式メンバーになってます。
↓
「Brother Sister / The Brand New Heavies」(1994)
本館サイトでもご紹介しているサード・アルバム。
リード・シンガーは、サイーダ・ギャレット。
↓
「Shelter / The Brand New Heavies」(1997)
7年のブランクを挟んでの復活作。
リード・シンガーは、ニコール・ルッソ。
↓
「All About The Funk / The Brand New Heavies」(2004)
現時点での最新作はこちら。
リード・シンガーに、エンディア・ダヴェンポートが復帰しています。
↓
「Get Used To It / The Brand New Heavies」(2006)
この他にも、国内盤のみのセッション・アルバムや
英米盤のリミックスなど多数ありますが、それらはオリジナルを買い揃えた後でいいでしょう。
困ったことに、サントラにもたくさん参加してるんですよね。
スタジオ大好き、レコーディング大好きな人たちなのでしょう(笑)。
本館ではサイーダ・ギャレット盤をご紹介していますが、
セカンド・アルバムもなかなか良いですよ。
どちらから買っても間違いないと思います。
Suzu
詳しい解説有難うございました。
よく見かけるのはリミックス盤みたいなのなんですよね。
オリジナルでは4人並んでて女の人がタンバリンを上に掲げているやつ…(「Brothr Sister」の別ジャケのようですが…)。
「Shelter」と「Brothr Sister」をまずは試してみます!
tanoux
それは、このCDでしょう?
↓
「Brother Sister / The Brand New Heavies」(1994)
おっしゃる通り、「Brother Sister」の別バージョンです。
というより、こちらの方がオリジナル…になるのかな。
ブラン・ニュー・ヘヴィーズは、UK盤とUS盤があるので、
ますますわからないんですよね。
上で紹介した「Brother Sister」とは、微妙に内容が違います。
↓
「Brother Sister / The Brand New Heavies」(1994)
"Midnight At The Oasis" と "Worlds Keep Spinning" の2曲は、
「4人タンバリン」のCDにしか入ってません。
そのかわり、「集合写真バージョン(笑)」にだけ
"Los Burritos" が入ってます。
アマゾンで入手しやすいのは「集合写真」バージョンですが、
お店で見かけたら「4人タンバリン」バージョンでもかまわないでしょう。
Suzu
うわ、バージョン違いだったんですか…。
(すみません、改めて解説いただいていたのにチェックしてなくて。)
結局ご紹介いただいたのに従って、セカンド(タンバリン・バージョン)、サード、5thと、タンバリン・ジャケのリミックスCDの計4枚をあの後手に入れてきました。
まだ聞けてないんですけど…そのうちブログでも取り上げたいなーと思います。
tanoux
お役に立てて良かったです。
残るはデビュー盤ですね(笑)。
ブログでのご紹介、楽しみにしています。