レニー・ウィリアムズ|ナタリー・コール
レニー・ウィリアムス
Lenny WILLIAMS
1945年2月6日アーカンソー州リトルロック生まれ。
育ったのは、カリフォルニア州オークランド。1972年から1975年にかけて、タワー・オブ・パワー(Tower Of Power)に加入。リード・シンガーを務めて、シングル・ヒット7曲、チャートイン・アルバム3作。在籍中からソロ・アルバムを発表していたが、脱退後は本格的にソロ活動を開始。19曲のシングル・ヒットと、6作のチャートイン・アルバムを記録している。
紹介したCDは、1978年の「Spark Of Love」。ヒット曲 "Midnight Love" を収録。プロデューサーは、フランク・ウィルソン。軽やかな歌声が弾む、70年代ソウルの傑作。ただし、オリジナルとはジャケットと曲順が違っている。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
[ レニー・ウィリアムスであと2枚 ]
「Choosing You」。1977年作。ヒット曲 "Shoo Doo Fu Fu Ooh!" を収録。プロデューサーは、フランク・ウィルソン。ABC レーベル移籍後の初作品。明るいアップ・テンポのソウルが並ぶ中、2曲あるバラードも聞き所。ソロ・シンガーとしての持ち味を活かした充実作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
「Pray For The Lion」。1974年作のファースト・ソロ・アルバム。プロデューサーは、ユージン・マクダニエルズ。ロバータ・フラック(Roberta Flack)の "Compared To What" をカバー。タワー・オブ・パワーと同じライン上にある、硬質のベイエリア・サウンド。ヒットには至らなかったが、ファンクからミディアム〜バラードまで充実の内容。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
[ タワー・オブ・パワーであと2枚 ]
「Back To Oakland」。1974年作。ヒット曲 "Don't Change Horses (In The Middle Of Stream)" を収録。タワー・オブ・パワーのセルフ・プロデュース。ブルーズのテイストも取り入れて、レニー・ウィリアムズの歌もますます充実の作品。アマゾン→
(ファンク/コンテンポラリー・ソウル)
「Tower Of Power」。1973年作のサード・アルバム。ヒット曲 "So Very Hard To Gp" を収録。タワー・オブ・パワーのセルフ・プロデュース作品。全10曲中、5曲がソウル・ナンバー。レニー・ウィリアムスのヴォーカルが、バンドに新たな息吹を吹き込んでいる。アマゾン→
(ファンク/コンテンポラリー・ソウル)
●本館サイトの関連記事→レニー・ウィリアムズ|タワー・オブ・パワー
ナタリー・コール
Natalie COLE
1950年2月6日カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。
本名は、ステファニー・ナタリー・コール。1975年に登場した女性シンガー。デビューから3曲連続でナンバー1ヒットを放ち、グラミー最優秀新人賞も獲得。70年代を代表するスター歌手となった。その後、深刻な低迷期を乗り越えながら活躍を続けて、シングル・ヒット33曲(1位6曲)、チャートイン・アルバム22作(1位2作)を記録。90年代にはジャズ歌手に転向して、またもや成功を収めた。なお、私生活ではプロデューサーのマーヴィン・ヤンシー、アンドレ・フィッシャーと結婚歴がある。父は、超大物ジャズ歌手のナット・キング・コール(Nat King Cole)。
紹介したCDは、2006年リリースの「Leavin'」。有名曲を集めたカバー・アルバム。プロデューサーは、ダラス・オースティン。アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)の "Day Dreaming" を唄って、8年ぶりのシングル・ヒットを記録した。他に、アイズレー・ブラザーズ(The Isley Brothers)やデズリー(Des'ree)などの曲もあるが、ロックやポップスのリメイクも多い。どれもナタリー・コール流の味付けがなされていて、好感の持てる仕上がり。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ ナタリー・コールであと4枚 ]
「Good To Be Back」。1989年作。ナンバー1ヒット "Miss You Like Crazy" を収録。プロデューサーは、デニス・ランバート、アンドレ・フィッシャー、マイケル・マッサー、ナラダ・マイケル・ウォルデン、リー・クレッリ、リック・ウェイク、エディ・コール。フレディ・ジャクソン(Freddie Jackson)とのデュエットもある。完全復活を揺るぎないものにした名盤。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Everlasting」。1987年作。ヒット曲 "Jump Start" を収録。プロデューサーは、レジー・キャロウェイ、ジェリー・ナイト、デニス・ランバート、マーカス・ミラー、バート・バカラック&キャロル・ベイヤー・セイガーなど。低迷期にあったナタリー・コールが、再びスターダムに返り咲いた記念すべきアルバム。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Thankful」。1977年の4作め。ナンバー1ヒット "Our Love" を収録。プロデューサーは、チャック・ジャクソンと、マーヴィン・ヤンシーのコンビ。ジャズ・スタイルの華やかな幕開けから、ソウル・バラードへと導く構成が素晴らしい。ミリオン・セラーを記録した充実作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
【NEW】「Inseparable / Natalie / Unpredictable」。CD 2枚組に、3作をセット。録音は、1975年〜1977年。ナンバー1ヒット "Inseparable"、"This Will Be"、"Sophisticated Lady"、"I've Got Love On My Mind" を収録。プロデューサーは、チャック・ジャクソン&マーヴィン・ヤンシー。初期の名盤。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
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