スモーキー・ロビンソン|ブルーイ|シール
スモーキー・ロビンソン
Smokey ROBINSON
1940年2月19日ミシガン州デトロイト生まれ。
ミラクルズ(The Miracles)のリード・ヴォーカリスト。60年代を中心に、シングル・ヒット39曲(1位4曲)、チャートイン・アルバム14作(1位2作)。1972年に脱退してソロ・シンガーに転身。70年代〜80年代を中心に、45曲のシングル・ヒット(1位2曲)と23作のチャートイン・アルバム(1位2作)を記録した。また、本名のウィリアム・ロビンソン名義でソングライターとしても活躍。1985年から1988年の4年間は、モータウン・レコードの副社長も務めている。
紹介したCDは、2006年の「Timeless Love」。"Fly Me To The Moon" など、スタンダードの名曲を集めたジャズ・アルバム。ソウル・シンガーの面影はないが、スモーキー・ロビンソンの新境地がうかがえる最新作。アマゾン→
(ジャズ・ヴォーカル)
[ スモーキー・ロビンソンであと2枚 ]
「One Heartbeat」。1987年作。ヒット曲 "Just To See Her" を収録。デュエットのパートナーにシリータ・ライト(Syreeta Wright)が参加。プロデューサーは、ピーター・バネッタとリック・チュダコフ。80年代アーバン・コンテンポラリーを代表する名盤。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー/クワイエット・ストーム)
【NEW】「A Quiet Storm」。1975年作。ナンバー1ヒット "Baby That's Backatcha" を収録。スモーキー・ロビンソンのセルフ・プロデュースと自作曲。後のクワイエット・ストーム・ブームにもつながった原点のアルバム。滑らかなヴォーカルも充実の名盤。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
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ブルーイ
BLUEY
1957年2月19日英領モーリシャス島(現モーリシャス共和国)生まれ。
本名は、ジャン・ポール・モーニック。10歳でイギリス・ロンドンに移住。80年代にインコグニート(Incognito)を結成して、アシッド・ジャズのブームを広めた。アメリカのチャートでは、シングル・ヒット1曲、チャートイン・アルバム7作。ロンドンのクラブ・シーンでは、今なお絶大な人気を誇っている。
紹介したCDは、2012年の「Surreal」。プロデューサーは、ブルーイの他に、フランシス・ハイルトン、モー・ブランディス、マット・クーパー、リチャード・ブル、スキー。リード・シンガーは、メイザ・リーク、モー・ブランディス、ナタリー・ウィリアムス、ヴァネッサ・ハインズ。いかにもインコグニートらしい、印象的な曲が並ぶ。内容も充実の傑作。アマゾン→
(アシッド・ジャズ/UKソウル)
[ インコグニートであと3枚 ]
「Transatlantic R.P.M.」。2010年作。プロデューサーは、ブルーイ。チャカ・カーン、メイザ・リーク、リオン・ウェアなど、豪華なヴォーカル陣。ボズ・スキャッグスの "Low Down" をカバーしている。デビューから20年を経てもなお、新鮮なサウンドが素晴らしい。アマゾン→
(アシッド・ジャズ/UKソウル)
「100° And Rising」。1995年作。プロデューサーは、ジャン・ポール・モーニック(ブルーイ)とリチャード・ブル。リード・シンガーは、ジョイ・マルコーム、パメラ・アンダーソン、バリー・スチュワートの三名。看板のメイザ・リークは抜けたが、サウンドに変化なし。90年代 UK ソウルの充実作。アマゾン→
(アシッド・ジャズ/UKソウル)
「Positivity」。1994年作。ブルーイのプロデュースとソングライティング。女性シンガーに、メイザ・リーク。男性シンガーに、マーク・アンソニー。ダンサブルなクラブ・ジャズで幕を開け、アカペラのラストまで多彩な構成。UKソウルの歴史に残る傑作。アマゾン→
(アシッド・ジャズ/UKソウル)
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シール
SEAL
1963年2月19日イギリス・パディントン生まれ。
本名は、シールヘンリー・サミュエル。1991年にデビューした、ブリティッシュ・ハウスのヴォーカリスト。シングル・ヒット4曲、チャートイン・アルバム1作。映画「バットマン・フォーエバー」のサントラからシングル・カットされた "Kiss From A Rose" で、全米ポップ・チャートの首位に立った。妻は、スーパーモデルのハイジ・クラム。
紹介したCDは、2011年の「Soul 2」。プロデューサーは、デヴィッド・フォスター。アメリカでもヒットした「Soul」の続編となるカバー・アルバム。ローズ・ロイス、テディ・ペンダーグラス、スモーキー・ロビンソン、アル・グリーン、マーヴィン・ゲイ、オージェイズ、スピナーズ、メイジャー・ハリス、ビル・ウィザース、シャイライツの名曲を丁寧に歌った力作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル/アーバン・コンテンポラリー)
[ シールであと4枚 ]
「Commitment」。2010年作。プロデューサーは、デヴィッド・フォスター。前作「Soul」と対になる作品だが、内容はすべてオリジナル。シールの個性を活かした、ダイナミックなUKソウルに仕上がっている。アマゾン→
(R&B/UKソウル)
「Soul」。2008年作。プロデューサーは、デヴィッド・フォスター。ソウルの名曲をカバーした企画盤。サム・クックの "A Change Is Gonna Come" に始まり、インプレッションズの "People Get Ready" まで全12曲。歌だけではなく、バックの演奏も60年代〜70年代の雰囲気を再現している。アメリカでは初めてのチャートイン・アルバム。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
「System」。2007年リリースの5作め。プロデューサーは、スチュアート・プライス。前作「Seal IV」とは変わって、本来のハウス路線に戻した作品。ロックのエッセンスも積極的に導入して、可能性の追求を続けている。アマゾン→
(ハウス/ダンス・ディスコ)
「Seal IV」。2003年リリースの4作め。プロデューサーは、トレヴァー・ホーン。基本的にはハウス/ダンス・ポップ路線の継続だが、バラード系にもチャレンジ。シールの新たな世界が見えてくる意欲作。アマゾン→
(ハウス/ダンス・ディスコ)
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