ハミルトン・ボアノン|アーニー・アイズレー|レオン・シルヴァーズ三世|キー・ウィリアムス・Jr
ハミルトン・ボアノン
Hamilton BOHANNON
1942年3月7日ジョージア州ニューナン生まれ。
70年代〜80年代にかけてディスコ・ヒットを量産した男性シンガー。キャリアのスタートは、モータウンのドラマー。1973年にソロ・デビュー。1980年にはセルフ・レーベルのフェイズIIを設立した。シングル・ヒット19曲、チャートイン・アルバム8作。なお、国内盤では「ハミルトン・ボハノン」と表記されている。また、フェイズIIからのリリース作品では、ファースト・ネームを捨てて単に「Bohannon」と名乗っている。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「The Collection」。"Let's Start The Dance" をはじめ、3曲のシングル・ヒットを収録。録音は、1977年〜1980年。マーキュリー・レーベル在籍時代のベスト盤。シンプルな構成の奥に、ファンクのエッセンスも感じられる。アマゾン→
(ダンス・ディスコ)
[ ハミルトン・ボハノンでもう1枚 ]
「Summertime Groove」。1982年作。ヒット曲 "Let's Start The Dance (Final)" を収録。ハミルトン・ボアノンのセルフ・プロデュース作、全曲も自作。キャロリン・クロフォード(Carolyn Crawford)とのデュエットもある。タイトル通り、夏を感じさせるダンス・ファンク・アルバム。アマゾン→
(ダンス・ディスコ/ファンク)
●本館サイトの関連記事→ハミルトン・ボハノン
アーニー・アイズレー
Ernie ISLEY
1952年3月7日オハイオ州シンシナティ生まれ。
アイズレー・ブラザーズ(The Isley Brothers)のギタリスト。1969年にバック・バンドへ加入。1973年に正式メンバーへ昇格。1984年に脱退。クリス・ジャスパー(Chris Jasper)らと共に、アイズレー・ジャスパー・アイズレー(Isley Jasper Isley)を結成した。その後、1991年になってアイズレー・ブラザーズに復帰。キャリアを通じて、アイズレー・ブラザーズで、シングル・ヒット35曲(1位6曲)、チャートイン・アルバム26作(1位10作)。アイズレー・ジャスパー・アイズレーでシングル・ヒット6曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム3作。現在も、兄・ロナルド・アイズレー(Ronald Isley)とのコンビで活動を続けている。
紹介したCDは、1976年の「Harvest For The World」。ヒット曲 "Who Loves You Better" を収録。アルバム・チャートでは1位を記録した。力強いファンクはそのままに、洗練度を増した作品。70年代アイズレーズの隠れた名盤。アマゾン→
(ファンク/コンテンポラリー・ソウル)
[ アイズレー・ブラザースであと4枚 ]
「Go All The Way」。1980年作。ナンバー1ヒット "Don't Say Goodnight (It's Time For Love)" を収録。アルバム・チャートでも1位。ミリオン・セラーに輝いた。全曲のプロデュースと作曲は、アイズレーズの6人。ファンクとバラード、共に充実の傑作。アマゾン→
(ファンク/コンテンポラリー・ソウル)
「The Heat Is On」。1975年作。ナンバー1ヒット "Fight The Power" を収録。百万枚を売り上げて、ソウル、総合両部門のアルバム・チャートで1位に輝いた。リード・シンガーは、ロナルド・アイズレー。アーニー・アイズレーの唸るギターも素晴らしいが、バラードの "For The Love Of You" も悩ましい。アマゾン→
(ファンク/コンテンポラリー・ソウル)
【NEW】「Live It Up」。1974年作。同名のヒット曲を収録。6人体制での2作め。アイズレー・ブラザーズのセルフ・プロデュース。アルバム・チャートでは、グループ結成以来初めての1位を記録した。ミディアム・ソウルの名曲 "Brown Eyed Girl" や、アーニーのギターが唸る "Midnight Sky" など、多彩な選曲の充実作。アマゾン→
(ファンク/コンテンポラリー・ソウル)
「3+3」。1973年作。ヒット曲 "That Lady" を収録。アーニー・アイズレーをはじめ、バックの3人を正式メンバーに加えての初作品。アイズレーズにとって、初のミリオンセラーを記録したアルバムでもある。6人編成になって、さらにファンク色を強めているが、"Summer Breeze" など、メロウな曲もある。70年代の名盤。アマゾン→
(ファンク/コンテンポラリー・ソウル)
●本館サイトの関連記事→アイズレー・ブラザーズ
レオン・シルヴァーズ三世
Leon SYLVERS III
1953年3月7日テネシー州メンフィス生まれ。
ファミリー・グループ、シルヴァーズ(The Sylvers)のメンバー。シングル・ヒット13曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム6作。ジャクソン5(Jackson 5)のライバルとして、アイドル的な人気を得た。グループ内では作曲・サウンド面でリーダーシップを発揮していたが、解散後は本格的にプロデューサー業へ進出。シャラマー(Shalamar)、ウィスパーズ(The Whispers)、グラディス・ナイト(Gladys Knight)などを手がけて数多くのヒットを放つ。また、1989年には自らのソロ・アルバムも発表した。なお、メンバーの9人兄弟中では、上から2番めの生まれ。弟に、エドモンド・シルヴァーズ(Edmund Sylvers)や、フォスター・シルヴァーズ(Foster Sylvers)などがいる。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「Classic Masters」。No.1ヒットの "Boogie Fever" をはじめ、9曲のシングル・ヒットを収録。録音は、1972年〜1978年。美しいメロディ・ラインと軽快なリズムが融合した、華やかなダンス・ソウル集。アマゾン→
(ダンス・ディスコ/コンテンポラリー・ソウル)
[ シルヴァーズでもう1枚 ]
「Showcase / New Horizons」。2in1CD。前半は、1975年作。ナンバー1ヒット "Boogie Fever" を収録。プロデューサーは、フレディ・ペレン。後半は、1977年作。ヒット曲 "Any Way You Want Me" を収録。シルヴァーズのセルフ・プロデュース。どちらも楽しいダンス・ソウルの充実作。アマゾン→
(ダンス・ディスコ/コンテンポラリー・ソウル)
●本館サイトの関連記事→シルヴァーズ
キー・ウィリアムス・ジュニア
Kae WILLIAMS, Jr.
1956年3月7日ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。
ブレイクウォーター(Breakwater)のリーダー/キーボード・プレイヤー。ラジオDJ/レコード・レーベルのオーナーを父に持ち、小学生でバンドを結成。1979年にはブレイクウォーターでデビュー。シングル・ヒット3曲、チャートイン・アルバム2作。解散後はニューヨークに出て、ハイ・グロス(Hi-Gloss)を結成。1枚のアルバムを残した後、プロデューサーに転身。BB&Qバンド、カーティス・ヘアストーンなど、ニューヨーク系のアーティストを手掛けた。
紹介したCDは、ブレイクウォーターのデビュー・アルバム「Breakwater」。1979年作。ヒット曲 "Work It Out" を収録。リード・シンガーは、ジーン・ロビンソン。プロデューサーは、リック・チャートフ。軽快なディスコ・ファンクを中心に、メロウなミディアムもある。♪試聴→
(ダンス・ディスコ/ファンク)
[ ブレイクウォーターのディスコグラフィー ]
「Sprashdown」。1980年作のセカンド・アルバム。ヒット曲 "Sprashdown Time" を収録。リード・シンガーは、ジーン・ロビンソン。プロデューサーは、リック・チャートフとキー・ウィリアムス・Jr。ファースト・アルバムと同一線上にありながら、さらに充実のアルバム。♪試聴→
(ダンス・ディスコ/ファンク)
コメントを読む(10)