365 Days Of R&B/SOUL

R&B/ソウル系アーティストの誕生日をご紹介しています

メリー・ウェルズ|スティービー・ワンダー|ブランディ・ウェルズ|スパークル|ローラ・イジボア


メリー・ウェルズ(Mary WELLS)

1943年5月13日ミシガン州デトロイト生まれ。

60年代前半のスター歌手。初期のモータウンを支えて、多くのクロスオーバー・ヒットを放った。その功績から「The Queen Of Motown」とまで讃えられたが、契約問題がこじれて離脱。60年代後半以降は様々なレーベルで歌い続けた。キャリアを通じて、シングル・ヒット21曲(1位3曲)、チャートイン・アルバムなし。ただし、全盛期にはまだビルボードの「R&B アルバム・チャート」が存在しなかったのが理由。実際には相当の売り上げがあった。なお、名前の表記を「メアリー・ウェルズ」としている国内盤もある。


紹介したCDは、1981年の「In And Out Of Love」。ヒット曲 "Gigolo" を収録。エピック・レーベルに移籍しての作品。プロデューサーは、グレッグ・ペリー。60年代のムードを上手く味付けした、80年代スタイルのアーバン・ソウル。シングル・ヒットの1曲のみ、ラリーとフォンスのミゼル兄弟。いかにもスカイ・ハイ・プロダクションらしい、グルーヴ感のある演奏。充実のアルバム。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)

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スティービー・ワンダーStevie WONDER

1950年5月13日ミシガン州サギノウ生まれ。

本名は、スティーブランド・モリス。12歳でリトル・スティービー・ワンダー(Little Stevie Wonder)と名乗り、デビュー。以降、一貫してモータウン・レコードで活躍。ソウル・ミュージックの歴史を書き換えた。シングル・ヒット73曲(1位20曲)、チャートイン・アルバム31作(1位10作)。シリータ・ライト(Syreeta Wright)と結婚歴あり。


紹介したCDは、2005年の「A Time 2 Love」。ヒット曲 "From The Bottom Of My Heart" を収録。前作より10年のブランクを経てのリリース。流行の音にも目を配りつつ、個性を活かした充実作。もはや伝説的な存在の歌手だが、今もなお現役の存在感を示した。アマゾン→

(R&B)

[ スティービー・ワンダーであと5枚 ]


「Hotter Than July」。1980年作。ナンバー1ヒット "Master Blaster (Jammin')" を収録。他にも、"Do I Do"、"I Ain't Gonna Stand For It"、"Lately"、"Happy Birthday" など名曲を満載。アルバム・チャートでも、13週に渡って1位を獲得。80年代スティービー・ワンダーの代表的な名盤。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)

「Songs In The Key Of Life」。1976年作。2曲のナンバー1ヒット "Sir Duke" と "I Wish" を収録。アルバム・チャートでは、20週間に渡って1位を獲得した。オリジナル盤は、アナログLP2枚に4曲入り7インチ・シングルを加えた超大作。CDでは、全21曲を2枚組に収めている。70年代のスティービー・ワンダーを代表する名盤。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)


【NEW】「Fulfillingness' First Finale」。1974年作。2曲のナンバー1ヒット "Boogie On Reggae Woman"、"You Haven't Done Nothin'" を収録。アルバム・チャートでも、8週間に渡って1位を獲得。スティービー・ワンダーのセルフ・プロデュース。充実の名盤。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)

「Innervisions」。1973年作。スティービー・ワンダーのセルフ・プロデュース。2曲のナンバー1ヒット "Living For The City" と "Higher Ground" を収録。他に、"Don't You Worry 'Bout A Thing" が2位を記録。アルバム・チャートでは、2週間に渡って1位。前作「Talking Book」のスタイルを、さらに研ぎ澄ました傑作。アマゾン→

(ニュー・ソウル)


「Talking Book」。1972年作。ナンバー1ヒット "Superstition" を収録。他に、"You Are The Sunshine Of My Life" が3位を記録。アルバム・チャートでは、3週間に渡って1位。スティービー・ワンダーのセルフ・プロデュース。いわゆる「スティービー・ワンダー70年代名盤四部作」の幕開けとなった名盤。アマゾン→

(ニュー・ソウル)

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ブランディ・ウェルズ(Brandi WELLS)

1955年5月13日ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。

本名は、マーガライト・ピンダー。70年代に、ファンタジー・レーベルのスタジオでセッション・シンガーとなる。80年代を迎えて、女性ヴォーカル・トリオを結成。スリック(Slick)の名で、シングル・ヒット1曲。アルバムも2枚あるが、ヒットに恵まれず解散した。ソロ・デビューは、1981年。シングル・ヒット2曲、チャートイン・アルバム1作。「i」を「y」に代えた「Brandy Wells」名義のシングル盤もある。


紹介したCDは、ソロ・アルバム「Watch Out」。同名のヒット曲を収録。デルフォニックスの "When You Get Right Down To It" をカバー。プロデューサーは、ニック・マルティネリ、ビル・ニール、ブッチ・イングラム。ディスコ・タイプの曲から、バラード〜ミディアムまで充実の作品。なお、ジャケットはアナログ LP のオリジナル盤と異なっている。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

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スパークル(SPARKLE)

1975年5月13日イリノイ州シカゴ生まれ。

本名は、ステファニー・エドワーズ。90年代末に登場した女性シンガー。14歳で R・ケリーR. Kelly)と出会い、ゴスペルからR&Bへと転身。アリーヤAaliyah)のファースト・アルバムにも参加した。ソロ・デビューは、1998年。シングル・ヒット1曲、チャートイン・アルバム2作。新作も予定されている。


紹介したCDは、1998年のデビュー・アルバム「Sparkle」。プロデューサーは、R.ケリー。ミニー・リパートン(Minnie Riperton)の "Lovin' You" をカバー。R・ケリーと共演した "Be Careful" もある。スロウ・ジャムをメインに据えた耽美なサウンドに、可憐な歌声。アマゾン→

(R&B)




ローラ・イジボア(Laura IZIBOR)

1987年5月13日アイルランド・ダブリン生まれ。

2009年にデビューした女性シンガー。13歳で作曲を初め、15歳で地元のコンテストを勝ち抜く。その後は、ニューヨークに渡り、アトランティック・レーベルから登場。シングル・ヒット2曲、チャートイン・アルバム1作。今後の活躍が期待される。


紹介したCDは、ファースト・アルバム「Let The Truth Be Told」。ヒット曲 "From My Heart To Yours" を収録。全曲、ローラ・イジボアの自作。プロデューサーは、フューチャー・カット、スティーブ・ラント、ブライアン&ジョシュ、クリス・スチュワート、スティーブ・ジャコビー。前半は、UKソウル。後半は、アメリカのネオ・ソウル。両者のテイストを上手くミックスした意欲作。ヴォーカルの表現力も豊か。アマゾン→

(R&B)




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