ジョニー・ギル|ドネル・ジョーンズ|ヴィヴィアン・グリーン
ジョニー・ギル(Johnny GILL)
1966年5月22日ワシントンD.C.生まれ。
幼なじみのステイシー・ラティソウ(Stacy Lattisaw)に誘われて歌手デビュー。1988年には、ニュー・エディション(New Edition)に加入。1997年には、キース・スウェット(Keith Sweat)、ジェラルド・リヴァート(Gerald Levert)と共に、LSGを結成した。ヒット・チャートでの記録は、ソロ・シンガーとしてシングル・ヒット22曲(1位4曲)、チャートイン・アルバム8作(1位1作)。ニュー・エディションでシングル・ヒット11曲(1位2曲)、チャートイン・アルバム3作(1位1作)。LSGでシングル・ヒット2曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム2作。抜群の歌唱力で、いつの時代にも成功を掴んだ。
紹介したCDは、1990年の「Johnny Gill」。ソロとしての4作め。"Rub You The Right Way"、"Wrap My Body Tight"、"My, My, My" の3曲がシングル・チャートで1位を記録。アルバムも1位に3週間、200万枚を売り上げた。プロデューサーは、ジミー・ジャム&テリー・ルイス、L.A.リード&ベイビーフェイス、ランディ・ラン、ナット・アダレイ・Jr。爽快なアップ・ナンバーと、ロマンティックなバラードが絶妙のコンビネーション。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ ジョニー・ギルでもう1枚 ]
「Let's Get The Mood Right」。1996年作。表題曲の他に、"It's Your Body" がヒットを記録した。プロデューサーは、ベイビーフェイス、キース・アンデス、ビッグ・バブ、ジャーメイン・デュプリ、クリス・ファーラー、トロイ・テイラー、ジャム&ルイス、R・ケリー、トニー・リッチ、マヌエル・シール、アル・B・シュア!、カイル・ウエストなど。ゴージャスでリッチなサウンドの充実作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
●本館サイトの関連記事→ジョニー・ギル|ニュー・エディション
ドネル・ジョーンズ(Donell JONES)
1973年5月22日イリノイ州シカゴ生まれ。
ラフェイス・レーベルのソングライターからスタート。アッシャー(Usher)に書いた "Think Of You" がヒットして、ソロ・デビューの道を開いた。シングル・ヒット14曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム6作(1位1作)。作品ごとに新しいスタイルを導入。歌手だけに留まらず、作家性を追求するアーティストであり続けている。
【NEW】紹介したCDは、2013年の6作め「Forever」。ドネル・ジョーンズのセルフ・プロデュース。アルジャ・カミリオンとの共演曲もある。原点のネオ・ソウルに回帰した作品。美しいメロディ・ラインのミディアム〜スロウが満載の充実作。アマゾン→
(R&B)
[ ドネル・ジョーンズのディスコグラフィー ]
「Lyrics」。2010年の5作め。ヒット曲 "Love Like This" を収録。ドネル・ジョーンズのセルフ・プロデュース。1曲のみ、マイク・シティが制作。女性シンガーのブリーズを招いた共演曲もある。全体の構成も、ラガマフィンを隠し味に導入。さらなる新境地の開拓を目指す姿勢が清々しい。アマゾン→
(R&B)
「Journey Of A Gemini」。2006年の4作め。ヒット曲 "I'm Gonna Be" を収録。プロデューサーは、ショーン・ギャレット、ライアン・レスリー、タンク、アンダードッグスなど。ネオ・ソウルからR&B路線へとシフトした成功作。アルバム・チャートでも1位を獲得した。アマゾン→
(R&B)
「Life Goes On」。2002年作のサード・アルバム。ヒット曲 "You Know That I Love You" を収録。ドネル・ジョーンズのセルフ・プロデュースを中心に、ジェイミー・ホーキンス、エドワード(エディ・F)フェレル、ダレン・ライティなどが参加。前作より R&B色を強めているが、穏やかなミディアム〜スロウも健在。アマゾン→
(ネオ・ソウル/R&B)
「Where I Wanna Be」。1999年作のセカンド・アルバム。ナンバー1ヒット "U Know What's Up" を収録。プロデューサーは、エドワード(エディ・F)フェレル、エリック・ウィリアムズ、ウェスリー・ホッジス、ダレン・ライティ。アコースティック感を活かしたサウンドに、スムーズな歌声が映える。アマゾン→
(ネオ・ソウル)
「My Heart」。1996年のファースト・アルバム。スティービー・ワンダーの "Knocks Me Off My Feet" をカバー。シングル・ヒットも記録した。プロデューサーは、ダリン・ウィッティントン、モーキー、エディ・F、ケニー・トング。ドネル・ジョーンズのセルフ・プロデュースもある。アーバン・コンテンポラリー寄りの、スムーズなメロウ・ソウル。アマゾン→
(ネオ・ソウル)
●本館サイトの関連記事→ドネル・ジョーンズ
ヴィヴィアン・グリーン(Vivian GREEN)
1979年5月22日ペンシルベニア州イースト・オーク・レーン生まれ。
ソングライターから出発、18歳でボーイズ II メン(Boyz II Men)の "Dear God" を作曲。ジル・スコット(Jill Scott)のバック・アップ・シンガーに抜擢されて、歌手としての力量も示す。ソロ・デビューは、2002年。シングル・ヒット8曲、チャートイン・アルバム4作。大きなヒットこそないが、良質の作品を歌い続けている。
紹介したCDは、2012年の4作め「Green Room」。ヒット曲 "Still Here" を収録。プロデューサーは、フォ・ノーツ、ヴィダル・デイヴィス、スティーブ・マッキー、ジェイソン・ファーマー、レックス・ライドアウト、アダム・ブラックストーン。クラシック・ソウルの味わいも旨く取り入れた意欲作。アマゾン→
(R&B)
[ ヴィヴィアン・グリーンであと2枚 ]
「Beautiful」。2010年の3作め。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、アンソニー・ベルがメイン。加えて、ジェイソン・ファーマーが2曲を制作。可憐な歌声で、起伏に富んだメロディを紡いだ充実作。アマゾン→
(R&B)
「Vivian」。2005年のセカンド・アルバム。ヒット曲 "Gotta Go Gotta Leave (Tired)" を収録。プロデューサーは、スコット・ストーチ、アンソニー・ベル、ジェームス・ポイザーなど。エッジの立った硬質のバック・トラックに、艶やかな歌声。アマゾン→
(R&B)
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