デヴィッド・シー|パトリック・アダムス|レナ・ジョーンズ
デビッド・シー
David SEA
1948年3月17日アラバマ州バーミンガム生まれ。
60年代から歌いはじめ、80年代に入ってからレコード・デビュー。チャートでの記録は、シングル・ヒットが1曲のみ。同郷のエディ・ケンドリックス(Eddie Kendricks)と親交があり、テンプテーションズ・レビューのメンバーとしても活動している。
紹介したCDは、2006年のソロ・アルバム「Love Makes The World Go Round」。プロデューサーは、フレデリック・ナイト(Frederick Knight)。ロバータ・フラック(Roberta Flack)のヒットでも有名な "Will You Still Love Me Tomorrow" をカバー。緩急自在のバリトン・ヴォイスで、多彩な曲調を見事に歌い分けている。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル/ディープ・ソウル)
[ デヴィッド・シーであと2枚 ]
「Born To Sing」。1990年作。ヒット曲 "Shake" を収録。デヴィッド・シーのセルフ・プロデュースを中心に、ミッキー・スティーブンソンとジーン・グリフィンが参加。テディ・ペンダーグラスの "All I Need Is You"、テンプテーションズの "I Wish It Would Rain" をカバー。バート・バカラック&ハル・デビッドの "The Look Of Love" もある。ソウル・バラードが充実の傑作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
【NEW】「Bed Of The Sea」。日本編集のベスト盤。1988年のファースト・アルバム「An Ocean Apart」を完全収録。デヴィッド・シーのセルフ・プロデュースを中心に、ウィンストン・ジョンソン、マイケル・J・パウエルが参加。ミディアム〜スロウを力強く歌い上げる傑作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
パトリック・アダムス
Patrick ADAMS
1950年3月17日ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
16歳でバンドを結成。後に「ザ・スパークス」と名乗ってデビュー。映画にも出演したが、ヒットにはつながらず。70年代以降はプロデューサーに転身。ブラック・アイヴォリー(Black Ivory)、エース・スペクトラム(Ace Spectrum)、インナー・ライフ(Inner Life)、ジョセリン・ブラウン(Jocelyn Brown)、メイン・イングリーディエント(The Main Ingredient)などを手掛け、ニューヨークを拠点に活躍した。
紹介したCDは、パトリック・アダムスのプロジェクトをまとめたコンピレーション「The Master Of The Masterpiece 2」。インナー・ライフの "Ain't No Mountain High Enough" をはじめ、ダンサブルなニューヨーク・サウンドが並ぶ。アマゾン→
(ダンス・ディスコ/コンテンポラリー・ソウル)
レナ・ジョーンズ
Rena JONES
1954年3月17日イリノイ州シャンペイン生まれ。
シャンペイン(Champaign)の女性リード・シンガー。80年代を中心に、シングル・ヒット7曲、チャートイン・アルバム4作。ライト・タッチのスムーズなヴォーカル・スタイルで、AORファンの人気も得た。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「The Very Best Of Champaign」。代表曲 "How 'Bout Us" をはじめ、4曲のヒット・シングルを収録。男性ヴォーカルは、ポーリ・カーマン。プロデューサーは、レオ・グラハム。80年代テイストのアーバン・ソウル。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ シャンペインであと2枚 ]
「Champaign IV」。1991年の4作め。ヒット曲 "Trials Of The Heart" を収録。プロデューサーは、マイケル・ディ。活動休止後の復活作。レーベルはマラコだが、レコーディングはシャンペインのメンバーによる演奏。従来通りの、モダンなアーバン・サウンドを継承している。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「How 'bout Us」。1981年のファースト・アルバム。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、レオ・グラハム。バラードから、ディスコ・タッチのソウル・ナンバーまで変化に富んだ内容。中でもミディアム〜スロウに味がある。80年代初頭、アーバン・コンテンポラリーの名盤。アマゾン→