シリル・ネヴィル|ケイス
シリル・ネヴィル
Cyril NEVELLE
1948年1月10日ルイジアナ州ニューオリンズ生まれ。
ミーターズ(The Meters)、ネヴィル・ブラザーズ(The Neville Brothers)のパーカショニスト/ヴォーカリスト。1975年にミーターズに加入して、シングル・ヒット2曲、チャートイン・アルバム1作。解散後は、ネヴィル・ブラザーズへ移行。1曲のシングル・ヒットがある。兄に、アート・ネヴィル(Art Neville)、アーロン・ネヴィル(Aaron Neville)、チャールズ・ネヴィル。なお、誕生日を「10月10日」とする資料もある。
紹介したCDは、ミーターズの「Fire On The Bayou」。1975年作。シリル・ネヴィル加入後の初アルバム。初期のインストゥルメンタル路線から、シリルの歌をフューチャーしたヴォーカル路線へと大きく発展している。ニューオリンズ・ファンクの名盤。アマゾン→
(ニューオリンズ・ファンク)
[ ミーターズであと2枚 ]
【NEW】「New Direction」。1977年作。ヒット曲 "Be My Lady" を収録。プロデューサーは、デヴィッド・ルービンソン。アラン・トゥーサンが書いた "I'm Gone" が極上のグルーヴ。70年代ミーターズのラスト・アルバム。アマゾン→
(ニューオリンズ・ファンク)
「Trick Bag」。1976年作。ヒット曲 "Disco In The Thing Today" を収録。プロデューサーは、アラン・トゥーサンと、ミーターズ。アルバム表題曲は、アール・キングの作。他にも、ローリング・ストーンズの "Honky Tonk Woman" をカバー。ディスコ・ビートから、ファンク、ソウル・ヴォーカルまで充実。ヒットには至らなかったが、内容は決して悪くない。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル/ニューオリンズ・ファンク)
●本館サイトの関連記事→ミーターズ
ケイス
CASE
1973年1月10日ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
本名は、ケイシー・ウッダード。スタジオのバック・アップ・シンガーを経て、デフ・ジャムからソロ・デビュー。シングル・ヒット13曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム5作。「ナッティー・プロフェッサー2」「ラッシュ・アワー」「ザ・ベスト・マン」「ハリケーン」などサントラへの参加も多い。
紹介したCDは、2010年の5作め「Here My Love」。プロデューサーは、ビッグ・ホリス、コズモ、ヴィンス・V、プリーチ。ミディアム〜スロウを中心に、耽美な世界観で統一したアルバム。アマゾン→
(R&B)
[ ケイスのディスコグラフィー ]
「The Rose Experience」。2009年の4作め。ヒット曲 "Lovely" を収録。プロデューサーは、ティム&ボブ、マリオ・ワイナンズ、クリス・リジオ、マーシャル・J・ラザーズ&ショーン・キャンベルなど。スロウ〜ミディアム・グルーブの R&B ヴォーカル作。アマゾン→
(R&B)
「Open Letter」。2001年のサード・アルバム。ナンバー1ヒット "Missing You" を収録。プロデューサーは、ティム&ボブ、ジミー・ジャム&テリー・ルイス(ジャム&ルイス)、シェップ・クロフォード、レッドヘッド、レイ・ワトキンスなど。やや枯れた声質で、愛の悲哀を歌い上げた傑作。アマゾン→
(R&B)
「Personal Conversation」。1999年作のセカンド・アルバム。ヒット曲 "Happily Ever After" を収録。プロデューサーは、クリス・ヘンダーソン、ネイザン・モリス、ジョー、ウォルター・スコット、ケヴィン・マクダニエル、ケニー・コーネギーなど。ジョー(Joe)とのデュエットもある。アマゾン→
(R&B)
「Case」。1996年作のデビュー・アルバム。ヒット曲 "Touch Me, Tease Me" を収録。プロデューサーは、ケニー・コーネギー、ジェームズ・メイヤーズ&ケヴィン・マクダニエル、ジョン・ブリム、テレンス・ダドリー、クリストファー・ケラム、マック・デイモンなど。アレクサンダー・オニール(Alexander O'Neal)の "Crying Overtime" をカバーしている。アマゾン→