クラレンス・カーター|アラン・トゥーサン|リンダ・ジョーンズ|ビル・リスブロック
クラレンス・カーター
Clarence CARTER
1936年1月14日アラバマ州モンゴメリー生まれ。
60年代初頭に、カルヴィン・スコットとのデュオ・ティーム、クラレンス&カルヴィンを結成。1966年にソロ転向。シングル・ヒット23曲、チャートイン・アルバム14作。キャンディ・ステイトン(Candi Staton)と結婚歴がある。
紹介したCDは、2in1のコンピレーション。1969年の「The Dynamic Clarence Carter」と、1970年の「Patches」をカップリング。ヒット曲 "Patches" を収録。カーター独特のウォーキング・テンポが心地よい。アマゾン→
(サザン・ソウル)
[ クラレンス・カーターであと3枚 ]
「Have You Met Clarence Carter...Yet ?」。1992年作。レーベルは、イチバン。全曲の作曲・演奏・プロデュースはクラレンス・カーター自身。56歳での録音だが、60年代〜70年代の全盛期に劣らぬ充実作。軽妙洒脱なカーターの持ち味が、十二分に発揮されている。アマゾン→
(サザン・ソウル)
「Touch Of Blues」。1988年作。イチバン・レーベルでの4作め。クラレンス・カーターのセルフ・プロデュース。アルバム・タイトル通り、ブルーズのエッセンスを取り入れた作品。B.B.キングの "Rock Me Baby"、T・ボーン・ウォーカーの "Stormy Monday Blues" などをカバー。ウォーキング・テンポのサザン・ソウルもバランス良く入っていて、両者の個性を楽しめる。アマゾン→
(サザン・ソウル/ブルーズ)
「Dr. C.C.」。1986年作。イチバン・レーベルに移籍後の2作め。クラレンス・カーターのセルフ・プロデュース作品。演奏もすべての楽器を自演。曲も1曲を除いて自作。唯一のカバーは、C.L.ブラスト(C.L. Blast)の "Left Over Love" をチョイス。ソングライターは、サム・ディーズ(Sam Dees)。往年の勢いを取り戻した、80年代の傑作サザン・ソウル・アルバム。アマゾン→
(サザン・ソウル)
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アラン・トゥーサン
Allen TOUSSAINT
1938年1月14日ルイジアナ州ニューオリンズ生まれ。
50年代から活躍するプロデューサー/ソングライター/ピアニスト。リー・ドーシー(Lee Dorsey)やミーターズ(The Meters)などを手がけたことで知られている。一方で、歌手としてもリーダー作を残した。アルバム・シングルともに、ヒットは皆無なのが意外。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「The Allen Toussaint Collection」。録音は、1970年〜1978年。セカンドライン・ファンクに留まらず、幅広いスタイルの選曲。アラン・トゥーサンの多彩な音楽性の一端が垣間見える。アマゾン→
(ディープ・ソウル/ニューオリンズ・ソウル)
[ アラン・トゥーサンであと3枚 ]
「Southern Nights」。1975年作。プロデューサーは、アラン・トゥーサンとマーシャル・シホーン。全曲、アラン・トゥーサンの自作。バックの演奏は、ミーターズ(The Meters)。ファンク色を薄めて、ソウルフルなヴォーカル曲をメインし据えた構成。後に多くのカバー・ヒットを産んだ、揺り籠のようなアルバム。70年代アラン・トゥーサンの代表作。アマゾン→
(ニューオリンズ・ソウル)
「Life, Love And Faith」。1972年作。全曲、アラン・アラン・トゥーサンの自作とセルフ・プロデュース。ワーナー移籍後の初アルバム。ドラムスにジョー・モデリスト、ベースにジョージ・ポーター・Jr、ギターにレオ・ノセンテリなど、ミーターズのメンバーが参加。ディープなファンクから、軽やかなミディアムまで多彩な内容。アマゾン→
(ニューオリンズ・ソウル)
【NEW】「From A Whisper To A Scream」。1970年作。プロデューサーは、アラン・アラン・トゥーサンとチャールズ・グリーン。ジョー・サイモン(Joe Simon)のナンバー1ヒット "The Chokin' Kind" をカバー。トゥーサン独特の、緩いグルーヴ感が心地よい。アマゾン→
(ニューオリンズ・ソウル)
リンダ・ジョーンズ
Linda JONES
1944年1月14日ニュージャージー州ニューアーク生まれ。
1963年に、リンダ・レーン(Linda Lane)の名で初レコーディング。60年代後半からは、ジョージ・カーのプロデュースをうけて活躍。9曲のシングル・ヒットと、2作のチャートイン・アルバムがある。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「Hypnotized:20 Golden Classics」。ヒット曲 "Hypnotized" をはじめ、6曲のシングル・ヒットを収録。録音は、1967年〜1972年。歌はディープだが、曲調は滑らか。アマゾン→
(ディープ・ソウル)
ビル・リスブロック
Louis RISBROOK
1951年1月14日ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
B.T.エクスプレス(B.T. EXPRESS)のリーダー。弟のルイス・リスブロックらと共に、バンドを結成。1974年にデビュー。シングル・ヒット11曲(1位2曲)、チャートイン・アルバム7作(1位2作)。バンドでは、サックス奏者としても活躍。B.T.エクスプレスのディスコ・ファンク・サウンドを支えた。
紹介したCDは、1982年の「Keep It Up」。リード・シンガーは、ウィリアム・ロビンソン。プロデューサーは、グレン・コロツキン。初CD化。ファンが待ち望んでいたアルバム。アマゾン→
(ファンク)
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