ディーディー・ブリッジウォーター|リサ・ロペス
ディーディー・ブリッジウォーター(Dee Dee BRIDGEWATER)
1950年5月27日テネシー州メンフィス生まれ。
本名はデニス・ギャレット。育ったのは、ミシガン州フリント。70年代初頭にトランペッターのセシル・ブリッジウォーターと結婚。以降、ディー・ディー・ブリッジウォーターをステージネームとしている。本来はジャズ・シンガーだが、70年代末〜80年代初頭にはソウル・アルバムも制作した。ソウル・チャートでは、3曲のシングル・ヒットと、1作のチャートイン・アルバムがある。
紹介したCDは、1979年の「Bad For Me」。唯一のソウル・チャート登場アルバム。タイトル曲がシングル・ヒットを記録した。プロデューサーは、ジョージ・デューク(George Duke)。フュージョン〜AORのテイストも取り入れたゴージャスなサウンドに、ソウルフルな歌が載った充実作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
[ ディーディー・ブリッジウォーターであと3枚 ]
「Dee Dee Bridgewater」。1980年作。ヒット曲 "One In A Million (Guy)" を収録。プロデューサーは、トム・ベルが6曲。リロイ・ベルとケイシー・ジェームスのコンビが2曲。80年代の幕開けにふさわしい、アーバン・コンテンポラリー・スタイルのヴォーカル・アルバム。飾り気のないミディアム〜スロウが美しい。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
「Just Family」。1977年作。同名のヒット曲を収録。エルトン・ジョンの "Sorry Seems To Be The Hardest Word" をドラマティックにカバー。プロデューサーは、スタンリー・クラーク。バック・ミュージシャンは、ハービー・メイソン、チック・コリア、ジョージ・デュークなど豪華なラインナップ。ディーディーのヴォーカルも活き活きとしている。アマゾン→
(R&B)
「Dee Dee Bridgewater」。1976年作。プロデューサーは、ジェリー・ウェクスラー、ジーン・ペイジ、スティーブン・シェーファー。プラターズのヒットで知られる "My Prayer" をカバー。他に、ダリル・ホール&ジョン・オーツの "She's Gone" も唄っている。ソウル・シンガーとしての可能性を存分に示した作品。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
リサ・ロペス(Lisa "Left Eye" LOPES)
1971年5月27日ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。
ニックネームは、レフトアイ。TLCのメンバー。ヒップホップのエッセンスを取り込んだ、新しいスタイルのR&Bを創造した。シングル・ヒット16曲(1位3曲)、チャートイン・アルバム5作(1位1作)。ほかに、ラップを中心としたソロ・アルバムも1枚ある。
紹介したCDは、TLCのセカンド・アルバム「Crazy Sexy Cool」。1994年作。ナンバー1ヒット "Creap" を収録。アメリカ国内だけで一千万枚を売り上げたベスト・セラー。プロデューサーは、ジャーメイン・デュプリ、ダラス・オースティン、ベイビーフェイス、オーガナイズド・ノイズ、ショーン・パフィ・コムズなど。今も色褪せない、90年代R&Bの傑作。アマゾン→
(R&B)
[ TLCのディスコグラフィー ]
「3D」。2002年の4作め。ヒット曲 "Girl Talk" を収録。プロデューサーは、ダラス・オースティン、エディ・ハッスル、ロドニー・ジャーキンス、ネプチューンズ、ベイビーフェイス、ダリル・シモンズ、ティンバランド、ミッシー・エリオット、ラファエル・サディーク、オーガナイズド・ノイズ。深い陰影のある R&B サウンド。レフトアイのラップも収めたラスト・アルバム。アマゾン→
(R&B)
「Fan Mail」。1999年作のサード・アルバム。ナンバー1ヒット "No Scrubs" を収録。プロデューサーは、ジャーメイン・デュプリ、ダラス・オースティン、ベイビーフェイス、ダリル・シモンズ、シェークスピア、ジミー・ジャム&テリー・ルイス(ジャム&ルイス)など。前作から5年のブランクを経てのアルバム。サウンドの幅も広げて、大人のR&Bグループへと成長している。アマゾン→
(R&B)
「Ooooooohhh...On The TLC Tip」。1992年作のデビュー盤。ナンバー1ヒット "Baby-Baby-Baby" を収録。4百万枚を売り上げた。プロデューサーは、ダラス・オースティン、L.A.リード&ベイビーフェイス、ジャーメイン・デュプリ、ダリル・シモンズなど。ヒップホップ・テイストのガールズ R&B。アマゾン→
(R&B)
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