365 Days Of R&B/SOUL

R&B/ソウル系アーティストの誕生日をご紹介しています

アール・ヤング|ウェイン・ブレイディ|リーラ・ジェームス


アール・ヤング(Earl YOUNG)

1940年6月2日ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。

MFSBのドラマー。フィラデルフィアのシグマ・スタジオを拠点に、一連のフィリー・ソウル作品でバックを務めた。一方で、ヴォーカル・グループの活動にも意欲を示す。ヴォルケイノス(The Volcanos)、トランプス(The Trammps)、さらには、ベイカー・ハリス・ヤング(Baker-Harris-Young / B-H-Y)を結成し、ベース・シンガーとして甘い歌声も披露した。シングル・チャートでは、ヴォルケイノスで1曲、トランプスで16曲、B-H-Yで1曲のヒットを記録。アルバム・チャートでは、トランプスで5作がチャートイン・している。


紹介したCDは、トランプス「Golden Classics」。ベスト盤のような体裁をとっているが、中身は1975年の「The Legendary Zing Album」。ヒット曲 "Zing Went The Strings Of My Heart" を収録。元々は、1972年〜1973年にブッダ・レーベルからリリースされたシングルを中心に組んだアルバムで、フィリー・ソウルとは言い難い曲もある。ただし、全体の内容は一級品。アマゾン→

フィリー・ソウル/コンテンポラリー・ソウル)

[ トランプスであと2枚 ]

Disco Inferno」。1977年作。収録のタイトル曲は、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサントラにも使われた。プロデューサーは、アール・ヤング、ノーマン・ハリス、ロニー・ベイカー。リード・ヴォーカルは、ジミー・エリス。ダンサブルな後期フィリー・サウンドアマゾン→

(ダンス/ディスコ)

「The Trammps」。1975年作。ヒット曲 "Where Do We Go From Here" を収録。テレビ番組「なるほど・ザ・ワールド」のテーマにも使われた "Trammps Disco Theme" もある。プロデューサーは、アール・ヤング、ノーマン・ハリス、ロニー・ベイカー。リード・ヴォーカルは、ジミー・エリス。紙ジャケット仕様の国内盤。♪試聴→

(ダンス/ディスコ)

●本館サイトの関連記事→ザ・トランプスB-H-Y





ウェイン・ブレイディ(Wayne BRADY)

1972年6月2日フロリダ州オーランド生まれ。

本業は、俳優・コメディアン・司会者。テレビのトークショー番組も持つ人気タレント。一方で、歌にも多大な関心と才能を示し、ラスベガスでのディナー・ショーも開催。2008年になって、ついにデビュー・アルバムをリリースした。シングル・ヒット2曲、チャートイン・アルバム1作。歌手としての可能性も十二分に示した。


紹介したCDは、ファースト・アルバム「A Long Time Coming」。ヒット曲 "Ordinary" を収録。プロデューサーは、ヘビーウェイツ。ビートルズの "Can't Buy Me Love"、サム・クックSam Cooke)の "A Change Is Gonna Come"、スティービー・ワンダーStevie Wonder)の "All I Do" をカバー。いずれも原曲とは異なる解釈で、モダンな仕上がり。ウェイン・ブレイディのヴォーカルは、余技の域を脱した本格派。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)




リーラ・ジェームス(Leela JAMES

1983年6月2日カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。

2005年に登場した女性シンガー。高校在学中にコンテストへ出場。メイシー・グレイのツアーでオープニング・アクトを務め、一気にメジャー・デビュー。ヒット・チャートでの記録は、シングル・ヒット1曲、チャートイン・アルバム3作。今後のさらなる活躍が期待される。


紹介したCDは、サード・アルバム「My Soul」。2010年のサード・アルバム。ヒット曲 "Tell Me You Love Me" を収録。プロデューサーは、アイヴァン・バリアス、カルヴィン・ハギンス、カール・トンプソン、スティーブ・ホワイトなど。ラヒーム・デヴォーンRaheem DeVaughn)のヴォーカルをフィーチャーした曲もある。過去2作のクラシック・ソウル・スタイルから、R&B へとシフトした作品。アマゾン→

(R&B)

[ リーラ・ジェームスのディスコグラフィー ]


「Do It Again」。2009年のセカンド・アルバム。カバー曲を集めた企画盤。ベティ・ライトジェームス・ブラウンフィリス・ハイマンアンジェラ・ボフィルアル・グリーンステイプル・シンガーズなどの有名曲を歌っている。リーラ・ジェイムスのセルフ・プロデュース。安定感のある歌声に演奏。一部にロックもあるが、ソウルフルにアレンジしている。アマゾン→

(R&B)


【NEW】「A Change Is Gonna Come」。2005年のデビュー・アルバム。タイトル曲は、サム・クックのカバー。プロデューサーは、ボビー・ロス・アヴィラコミッショナー・ゴードン、ワイクリフ・ジョン、ジェリー・デュプリシス、ラファエル・サディーク、ジェームス・ポイザー、カニエ・ウエスト、チャッキー・トンプソンなど。味わい深い曲調と歌声。輸入盤→♪試聴・国内盤→

(R&B)




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