カーティス・メイフィールド|エディ・ホールマン|デニース・ウィリアムス|ライフ・ジェニングス
カーティス・メイフィールド(Curtis MAYFIELD)
1942年6月3日イリノイ州シカゴ生まれ。
60年代に、インプレッションズ(The Impressions)のリーダーとして活躍。シングル・ヒット36曲(1位5曲)、チャートイン・アルバム11作(1位1作)。1970年にソロ・シンガーへ転身。シングル・ヒット32曲、チャートイン・アルバム21作(1位3作)。セルフ・レーベル「カートム」を設立し、プロデューサー、ソングライターとしても名を残す。ニュー・ソウルとシカゴ・ソウルの隆盛に、絶大な貢献を果たした。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「The Very Best Of Curtis Mayfield」。全16曲中、シングル・ヒットが12曲。リンダ・クリフォード(Linda Clifford)とのデュエットも収録。録音は、1970年〜1979年。"Superfly" をはじめ、70年代の代表曲を楽しめる。アマゾン→
(ニュー・ソウル/コンテンポラリー・ソウル)
[ カーティス・メイフィールドであと3枚 ]
【NEW】「Superfly」。1972年作。映画「スーパーフライ」のサウンド・トラック盤。ヒット曲 "Freddie's Dead" を収録。カーティス・メイフィールドのセルフ・プロデュースと自作曲。単体のアルバムとしても、十分に楽しめる傑作。アマゾン→
(ニュー・ソウル)
「Roots」。1971年のセカンド・アルバム。ヒット曲 "Get Down" を収録。含めて3曲のシングル・ヒットがある。すべての曲は、カーティス・メイフィールドのセルフ・プロデュースと自作曲。1曲のみ、ジョセフ・スコットとの共作。ファンク・サウンドを導入しているが、暖かみのあるミディアムもある。歌も充実の傑作。アマゾン→
(ニュー・ソウル)
「Curtis」。1970年のソロ・デビュー・アルバム。ヒット曲 "(Don't Worry) If There's A Hell Below We're All Gonna Go" を収録。翌1971年には、アルバム・チャートで5週間に渡り、1位となった。カーティス・メイフィールドのセルフ・プロデュースと自作曲。繊細なファルセットを活かしたニュー・ソウル。アマゾン→
(ニュー・ソウル)
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エディ・ホールマン(Eddie HOLMAN)
1946年6月3日バージニア州ノーフォーク生まれ。
育ったのは、ニューヨーク州ニューヨークと、ペンシルベニア州フィラデルフィア。「リトル・エディ・ホールマン」の名で、5歳からステージに立つ。初ヒットは19歳。シングル・ヒット10曲、チャートイン・アルバム1作。60年代から70年代にかけて人気を得た。
紹介したCDは、1977年の「A Night To Remember」。ヒット曲 "This Will Be A Night To Remember" を収録。プロデューサーは、ロニー・ベイカー、ノーマン・ハリス、アール・ヤング。レーベルは、サルソウル。後期のフィリー・サウンドだが、ミディアム〜バラードも充実している。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
デニース・ウィリアムス(Deniece WILLIAMS)
1951年6月3日インディアナ州ゲイリー生まれ。
本名は、デニース・チャンドラー。スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)のバック・シンガーを経て、ソロ・デビュー。シングル・ヒット27曲(1位3曲)、チャートイン・アルバム13作。ジョニー・マティス(Johnny Mathis)とのデュエット・アルバムもある。
紹介したCDは、2007年の「Love, Niecy Style」。ソウルの名曲を集めたカバー・アルバム。アース・ウインド&ファイアー、スティービー・ワンダー、クール&ザ・ギャング、ルーサー・ヴァンドロスなど、超大物の持ち歌を見事に歌いこなしている。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ デニース・ウィリアムズであと2枚 ]
「When Love Comes Calling」。1979年のサード・アルバム。ヒット曲 "I've Got The Next Dance" を収録。プロデューサーは、レイ・パーカー・Jr が4曲、デヴィッド・フォスターが6曲。後のアーバン・コンテンポラリー時代につながる、モダンなサウンド。デニース・ウィリアムスのヴォーカルも滑らかな充実作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
「This Is Niecy」。1976年のデビュー・アルバム。ヒット曲 "Free" を収録。プロデューサーは、EW&F のモーリス・ホワイトと、チャールズ・ステップニー。ファンキーなサウンドに、伸びやかなソプラノ・ヴォイス。70年代女性ソウルの傑作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
●本館サイトの関連記事→デニース・ウィリアムス
ライフ・ジェニングス(Lyfe JENNINGS)
1973年6月3日オハイオ州トレド生まれ。
本名は、チェスター・ジェニングス。14歳から服役。およそ10年の獄中生活で音楽の才能を磨く。2002年に出所後、アポロ・シアターのコンテストで優勝。一躍、スター歌手となった。シングル・ヒット9曲、チャートイン・アルバム4作(1位2作)。エリカ・バドゥ(Erykah Badu)に強い感銘を受けたと、ジェニングス本人が語っている。
紹介したCDは、2010年の4作め「I Still Believe」。ヒット曲 "Statistics" を収録。ライフ・ジェニングスのセルフ・プロデュースが6曲。他は、T・マイナス、エリック・ハドソン、トロイ・テイラー、ブライアン・マイケル・コックスが手掛けている。メイン・ストリームR&Bのスタイルをさらに突き進んだ、充実作。アンソニー・ハミルトン(Anthony Hamilton)との共演もある。アマゾン→
(R&B)
[ ライフ・ジェニングスでもう1枚 ]
「Lyfe Change」。2008年のサード・アルバム。ヒット曲 "Never Never Land" を収録。プロデューサーは、ワイクリフ・ジョン、アンダードッグス、ラモント・コールマン、ジェリー・デュプレシス、リッチ・ケラー、スティーブ・ラッセルなど。内省的だった前二作よりも、外への広がりを感じさせるアルバム。メイン・ストリームR&Bへの接近も試みている。アマゾン→
(R&B/ネオ・ソウル)
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