ウィー・ジー|ジェラルド・リヴァート|デボラ・コックス
ジェラルド・リヴァート(Gerald LeVERT)
1966年7月13日オハイオ州クリーブランド生まれ。
80年代にリバート(LeVert)を結成してリード・ヴォーカルを担う。シングル・ヒット22曲(1位5曲)、チャートイン・アルバム6作。90年代に入ってからは、ソロ活動も開始。シングル・ヒット30曲(1位2曲)、チャートイン・アルバム11作(1位3作)。また、1997年には、キース・スウェット(Keith Sweat)、ジョニー・ギル(Johnny Gill)と共に LSG を結成。2曲のシングル・ヒット(1位1曲)と2作のチャートイン・アルバムを制作している。父は、オージェイズ(The O'Jays)のエディ・リヴァート。弟はショーン・リヴァート(Sean LeVert)。
紹介したCDは、2007年のソロ・アルバム「In My Songs」。ヒット曲 "DJ Don't" を収録。プロデュースとソング・ライティングは、ジェラルド・リヴァート&エドウィン・ニコラス。加えて、父親のエディ・リヴァートも全面的にバックアップ。アルバム冒頭では、ジェラルドに捧げるナレーションも担っている。過去の名作群と変わらない、ハイ・クオリティのソウル・アルバム。アマゾン→
(R&B)
[ ジェラルド・リヴァートであと3枚 ]
「Do I Speak For The World」。2004年作。ヒット曲 "So What (If You Got A Baby)" を収録。プロデューサーは、ジェラルド・リヴァート&トニー・ニコラス、ダレル・アーランビー、トロイ・テイラー、ゴードン・チェンバーズ、ジェラルド・アイザック、マイク・シティ。ゲスト・ヴォーカルにエディ・リヴァート。R&Bのメイン・ストリーム・サウンドに、端正な正統派ソウル・ヴォーカル。アマゾン→
(R&B)
「Stroke Of Genius」。2003年作。ヒット曲 "U Got That Love (Call It A Night)" を収録。プロデューサーは、ジェラルド・リヴァート&トニー・ニコラス。1曲のみ、ジャスパー・キャメロン。タミアとのデュエットで、"(They Long To Be) Close To You" をカバー。エディ・リヴァート・シニアとショーン・リヴァートが共演した曲もある。アマゾン→
(R&B)
【NEW】「The G Spot」。2002年作。ヒット曲 "Funny" を収録。プロデューサーは、ジェラルド・リヴァートと、ランディ・ボウランド。グリーブ感たっぷりのミディアム・ナンバーが中心。ファンクとバラードがアクセントを効かせた充実作。アマゾン→
(R&B)
●本館サイトの関連記事→リヴァート|ジェラルド・リヴァート
ウィー・ジー(WEE GEE)
1950年7月13日ミシガン州デトロイト生まれ。
本名は、ウィリアム・ハワード(William Howard)。ドラマティックス(The Dramatics)のリード・シンガー。グループには1973年まで在籍。7曲のシングル・ヒット(1位1曲)と、2作のチャートイン・アルバムを制作した。脱退後は「もう一つのドラマティックス」を結成したが、最終的にはソロ・シンガーとして再出発。2曲のシングル・ヒットを記録した。
紹介したCDは、ドラマティックスの「Whatcha See Is Whatcha Get」。1972年作。ナンバー1ヒット "In The Rain" を収録。ファルセット・リードに、ロン・バンクス。プロデューサーは、トニー・ヘスター。レーベルはスタックス傘下のヴォルトだが、レコーディングはデトロイト。スムーズなバラードと、ノーザン・テイストのリズム・ナンバーが並ぶ。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル/ノーザン・ソウル)
[ ドラマティックスでもう1枚 ]
「A Dramatic Experience」。1973年作。ヒット曲 "Hey You! Get Off My Mountain" を収録。プロデューサーは、トニー・ヘスター。前作「Whatcha See Is Whatcha Get」の成功を踏まえて、同様の路線を推し進めた充実作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル/ノーザン・ソウル)
[ ウィージーでもう1枚 ]
「Hold On (To Your Dreams)」。1980年リリースのソロ・アルバム。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、ヴァーノン・バロック。レーベルは、コティリオン。録音は、デトロイト。往年のノーザン・ソウルを思わせるタイトなグルーヴ。バラードにも味がある。紙ジャケ仕様の国内盤。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
●本館サイトの関連記事→ウィー・ジー|ドラマティックス
デボラ・コックス(Deborah COX)
1974年7月13日カナダ・トロント生まれ。
12歳でテレビのCMソングを唄い、ショービジネスの世界に足を踏み入れた。ハイスクール卒業後、セリーヌ・ディオンのバック・シンガーを経てソロ・デビュー。シングル・ヒット12曲(1位2曲)、チャートイン・アルバム6作。映画「Love Come Down」にも出演。最新作「Destination Moon」では、ジャズ・ヴォーカルにも挑戦している。
紹介したCDは、2008年の「The Promise」。ヒット曲 "Did You Ever Love Me" を収録。プロデューサーは、ジミー・ジャム&テリー・ルイス、ジェームス・ライト、ディーヴォ・スプリングスティーン、フィリップ・スコット、ロブ・トーレス、シェップ・クロフォード、アヴィラ・ブラザーズ、デヴィッド・フォアマン、ジミー・ラッセル。ギミックを廃した、可憐な小品が並ぶアルバム。デボラ・コックスのヴォーカルも爽やか。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ デボラ・コックスであと2枚 ]
「One Wish」。1998年作。2曲のナンバー1ヒット "Nobody's Supposed To Be Here"、"We Can't Be Friends" を収録。後者は、ネクストの R.L. とのデュエット。プロデューサーは、スティービー・J、ケイジー、シェップ・クロフォード、ダリル・シモンズ、ロドニー・ジャーキンス、デヴィッド・フォスターなど。スロージャムとバラードが印象的な傑作。アマゾン→
(R&B/アーバン・コンテンポラリー)
「Deborah Cox」。1995年作。ヒット曲 "Sentimental" を収録。プロデューサーは、ダラス・オースティン、ラリー・キャンベル、ダリル・シモンズ、キース・クロウチ、ヴァッサル・ベンフォード、ヴィンセント・ハーバート、キース・トーマス、ティム&ボブ、ベイビーフェイス、キース・アンデス、デヴィッド・モラレス。21歳のヴォーカルが瑞々しい。アマゾン→
(R&B/アーバン・コンテンポラリー)
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