ZZ・ヒル|ジョニー・マティス|マリリン・マックー|パトリース・ラッシェン|ミキ・ハワード
ZZ・ヒル(Z.Z. HILL)
1935年9月30日テキサス州ナプレス生まれ。
本名は、アーツェル・ヒル。60年代から80年代にかけて活躍したブルーズ・シンガー。ソウル系の曲にも名唱が多い。シングル・ヒット16曲、チャートイン・アルバム5作。ダウンホーム・ブルーズのブームを作り、ブルーズの復活に大きな役割を果たした。
紹介したCDは、1982年の「The Rhythm & The Blues」。プロデューサーは、トミー・クーチーとウルフ・スティーブンソン。レーベルは、マラコ。全10曲中、ソウル・バラードが3曲、ミディアム・ソウルが2曲。南部の味わい深い充実作。アマゾン→
(ブルース/ブルーズン・ソウル/ディープ・ソウル)
[ ZZ・ヒルでもう1枚 ]
「I'm A Blues Man」。1983年作。ヒット曲 "Get A Little, Give A Little" を収録。プロデューサーは、トミー・クーチーとウルフ・スティーブンソン。マラコ・レーベルからの4作め。全10曲中8曲をソウル系で占めたアルバム。アマゾン→
(ブルース/ブルーズン・ソウル/ディープ・ソウル)
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ジョニー・マティス(Johnny MATHIS)
1935年9月30日カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。
50年代に、ポピュラー歌手としてキャリアをスタート。70年代〜80年代には、ソウル系の作品が多くある。シングル・ヒット13曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム8作。デュエットの名手としても知られた存在。
紹介したCDは、2008年の最新作「A Night To Remember」。ソウル・クラシックスのカバー・アルバム。"Just The Two Of Us"、"You Make Me Feel Brand New" など名曲が満載。デュエットのゲストには、ヨランダ・アダムス、グラディス・ナイト。プロデューサーは、ウォルター・アフェナシェフ。スムーズな歌声は今もなお健在。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ ジョニー・マティスでもう1枚 ]
「Better Together」。全曲デュエットを集めたベスト盤。ナンバー1ヒット "Too Much, Too Little, Too Late" を収録。共演は、レジーナ・ベル、パティ・オースティン、デニース・ウィリアムス、テイク6、アンジェラ・ボフィル、ディオンヌ・ワーウィックなど。録音は、1978年〜1991年。滑らかな声と豊かな表現力に満ちた傑作集。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル/アーバン・コンテンポラリー/ジャズ・ヴォーカル)
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マリリン・マックー(Marilyn McCOO)
1943年9月30日ニュージャージー州ジャージーシティ生まれ。
フィフス・ディメンション(The 5th Dimension)の女性シンガーとして、60年代にブレイク。シングル・ヒット16曲、チャートイン・アルバム13作。1969年には、ビリー・デイヴィス・Jrと結婚。1976年には夫婦デュオ・チーム、マリリン・マックー&ビリー・デイヴィス・Jr(Marilyn McCoo & Billy Davis, Jr.)を結成。8曲のシングル・ヒット(1位1曲)と、3作のチャートイン・アルバムを残した。
紹介したCDは、マリリン・マックー&ビリー・デイヴィス・Jrの「I Hope We Get To Love In Time」。1976年作。ナンバー1ヒット "You Don't Have To Be A Star (To Be In My Show)" を収録。プロデューサーは、ドン・デイヴィス。ディスコでも人気の軽やかな70年代ソウル。男女デュエット・アルバムの傑作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
[ マリリン・マックー&ビリー・デイヴィス・Jrでもう1枚 ]
「The Tow Of Us」。1977年作。ヒット曲 "Look What You've Done To My Heart" を収録。プロデューサーは、フランク・ウィルソン。前作で成功した、軽いタッチのディスコ・ソウル。美しいメロディと、粋なヴォーカルが充実の傑作。アマゾン→
(コンテンポラリー・ソウル)
パトリース・ラッシェン(Patrice RUSHEN)
1954年9月30日カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。
フュージョン系のキーボード・プレイヤーとしてスタート。70年代末から歌入りのソウルに移行した。シングル・ヒット15曲、チャートイン・アルバム7作。他に、インストゥルメンタルのリーダー作もある。
紹介したCDは、1982年の「Straight From The Heart」。ヒット曲 "Forget Me Nots" を収録。パトリース・ラッシェンのセルフ・プロデュース作。スタイリッシュなサウンドに、涼しげな歌声がベストマッチ。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ パトリース・ラッシェンであと2枚 ]
「Watch Out!」。1987年作。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、チャールズ・ミムズ・Jr とパトリース・ラッシェンのコンビが7曲、ジェリー・ナイトとアーロン・ジグマンのコンビが3曲。ヴォーカル、サウンド共に充実。80年代アーバン・コンテンポラリーの名盤。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Patrice」。1979年作。ヒット曲 "Hang It Up" を収録。エレクトラ・レーベル移籍後の初作品。パトリース・ラッシェンと、チャールズ・ミムズ・Jr&レジー・アンドリュースの共同プロデュース。ヴォーカルを前面に打ち出し、歌手としての可能性を示した意欲作。70年代末のウエスト・コースト・サウンドも瑞々しい。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
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ミキ・ハワード(Miki HOWARD)
1960年9月30日イリノイ州シカゴ生まれ。
1979年に、サイド・エフェクト(Side Effect)へ加入。3曲のシングル・ヒットと2作のチャートイン・アルバムに関わった。80年代半ばには、ソロ・シンガーとして再デビュー。シングル・ヒット12曲(1位2曲)、チャートイン・アルバム6作。映画「マルコムX」では、ビリー・ホリディ役を演じた。なお、誕生日には、1962年生まれとする説もある。息子は、B(ブランドン)ハワード。
紹介したCDは、2006年の「Pillow Talk」。ソウルやポップスの名曲を集めたカバー・アルバム。アン・ピーブルズ(Ann Peebles)の "I Can't Stand The Rain"、シルヴィア(Sylvia)の "Pillow Talk"、ナタリー・コール(Natalie Cole)の "Inseparable" などを歌っている。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ ミキ・ハワードであと2枚 ]
「Three Wishes」。2001年作。プロデューサーは、サム・シムズ、ゲイリー・ブラウン、バリー・J・イーストモンド、ダモン・アーノルド、ルメル・ヒュームス、ダリウス・マクラリー。アコースティック感を打ち出した、新境地のサウンド。バラード〜ミディアムが充実の作品。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Love Confessions」。1987年作。ヒット曲 "Baby Be Mine" を収録。ジェラルド・リヴァート(Gerald Levert)とデュエットした "That's What Love Is" もある。プロデューサーは、ニック・マルティネリ、アリフ・マーディン、ジェラルド・リヴァート&マーク・ゴードン、ルメル・ヒュームズなど。ジャズのテイストも取り入れた、憂いのあるアーバン・ソウル。アマゾン→
(R&B)
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