スタン・モズレー|エンディア・ダヴェンポート
スタン・モズレー(Stan MOSLEY)
1952年5月6日イリノイ州シカゴ生まれ。
現役のサザン・ソウル・シンガー。70年代に、シャーリー・ブラウン(Shirley Brown)のバック・シンガーからスタート。80年代には、セルフ・レーベルを興してシングル盤をリリースしたが、ヒットには至らず。90年代には、シセロ・ブレイク(Cicero Blake)のツアーに同行して、オープニング・アクトを務める。90年代末になって、ようやくアルバム・デビューを果たした。
紹介したCDは、2008年の「Man Up」。プロデュースとソングライティングは、フロイド・ハンバーリン・Jr。軽快なサザン・ソウルから、ブルージーなスローバラードまで。円熟味を増したヴォーカルに味わいがある。アマゾン→
(サザン・ソウル)
[ スタン・モズレーであと2枚 ]
「Good Stuff」。2003年の4作め。レーベルは、ジミー・ルイスのマルディグラス。プロデューサーは、セネター・ジョーンズ。いわゆるダーティ・ヴォイスの歌手だが、アップ・テンポな曲では、本領を発揮する。アマゾン→
(サザン・ソウル)
「Do Right」。2002年のサード・アルバム。アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)の "Do Right Woman - Do Right Man" をカバー。プロデューサーは、ウルフ・スティーブンソン、ラリー・アディソン、ジョージ・ジャクソン、リッチ・ケイソンなど。モダンなサウンドも交えた、2000年代の充実作。アマゾン→
(サザン・ソウル)
エンディア・ダヴェンポート(N'Dea DAVENPORT)
1966年5月6日ジョージア州アトランタ生まれ。
ロサンゼルスのセッション・シンガーを経て、イギリス・ロンドンに移住。ブラン・ニュー・ヘヴィーズ(Brand New Heavies)のリード・シンガーに迎え入れられて、一気にブレイクした。1994年にグループを離脱したが、後に復帰。キャリアを通じて、シングル・ヒット3曲、チャートイン・アルバム4作。ソロ・シンガーとしても、1曲のシングル・ヒットと1作のチャートイン・アルバムがある。
紹介したCDは、ブラン・ニュー・ヘヴィーズの「Brother Sister」。1994年のリリース。ヒット曲 "Dream On Dreamer" を収録。ブラン・ニュー・ヘヴィーズのセルフ・プロデュース作品。90年代ロンドンのアシッド・ジャズ・サウンド。エンディア・ダヴェンポートのヴォーカルが、存在感を発揮している。アマゾン→
(アシッド・ジャズ/UKソウル)
[ ブラン・ニュー・ヘヴィーズであと3枚 ]
【NEW】「Forward」。2011年作。ブラン・ニュー・ヘヴィーズのセルフ・プロデュース。エンディア・ダヴェンポートが、3曲でリード・ヴォーカルを担当。他は、ジョン・キンケイド、ドーン・ジョセフ、サイモン・バーソロミューが歌い分けている。サウンドは、ダンサブルなジャズ・ファンク。往年のサウンドを再現しながらも、最新の音も取り入れた力作。アマゾン→
(アシッド・ジャズ/UKソウル)
「Get Used To It」。2006年作。エンディア・ダヴェンポートが再加入したアルバム。ブラン・ニュー・ヘヴィーズのセルフ・プロデュース。スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)の "I Don't Know Why (I Love You)" をカバー。往年のダンス・ビートからは距離を置いて、ソウル色を強めた作品。アマゾン→
(UKソウル)
「The Brand New Heavies」。1992年作。ヒット曲 "Never Stop" を収録。ブラン・ニュー・ヘヴィーズのセルフ・プロデュース。1曲のみ、アンドリュー・レヴィ。ジーン・カーン(Jean Carn)の "Don't Let It Go To Your Head" をカバー。テンポの早い曲を中心に組んだ、疾走感あふれる作品。アマゾン→
(UKソウル)
●本館サイトの関連記事→ブラン・ニュー・ヘヴィーズコメントを読む(2)