ジョージ・ハワード|ジャッキー・グラハム|ネイト・ジェームス
ジョージ・ハワード(George HOWARD)
1956年9月15日ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。
スムース・ジャズ系のソプラノ・サックス奏者。グローヴァー・ワシントン・Jr(Grover Washington, Jr.)のツアー・バンドに参加して、頭角を現す。シングル・ヒット8曲、チャートイン・アルバム13作。80年代から90年代にかけて、安定した人気を獲得した。
紹介したCDは、1998年の「Midnight Mood」。デアンジェロ(D'Angelo)の "Smooth" と、ブライアン・マックナイト(Brian McKnight)の "Still In Love" をカバー。マーヴァ・キング(Marva King)が歌うスロウ・ジャムが1曲。プロデューサーは、ジョージ・ハワード自身の他に、エリック・ダニエルズ、ダレル・スミス、モリス・プレジャー、ソニー・エモリー、フィル・デイヴィス。ソフト&メロウなインストゥルメンタル・アルバム。アマゾン→
(スムース・ジャズ/アーバン・コンテンポラリー/クワイエット・ストーム)
[ ジョージ・ハワードでもう1枚 ]
「Personal」。1990年作。ヒット曲 "Shower You With Love" を収録。プロデューサーは、アッタラ・ザン・ジャイルズ、プレストン・グラス、ラリー・ブラックモン、レックス・サラス、コーネリアス・ミムズ、ジョージ・デューク、ケヴィン・ドーシー。ソプラノ・サックスで描く、ロマンティックな風景。ジョン・パガーノが歌う、エモーショナルなヴォーカル曲もある。アマゾン→
(スムース・ジャズ/アーバン・コンテンポラリー/クワイエット・ストーム)
ジャッキー・グラハム(Jaki GRAHAM)
1956年9月15日イギリス・ウエストミッドランド州バーミンガム生まれ。
80年代のイギリスで人気を博した女性シンガー。アメリカでの記録は、シングル・ヒット4曲、チャートイン・アルバムなし。他に、ポール・ハードキャッスルと組んだキッス・ザ・スカイ(Kiss The Sky)名義で、1曲のシングル・ヒットがある。
紹介したCDは、1998年の「My Life」。ブラン・ニュー・ヘヴィーズ(The Brand New Heavies)の "Never Stop" をカバー。プロデューサーは、マーロン・マクレーンと、T・クラ、マエストロ・T。エイベックスからリリースされた日本制作のアルバム。マーロンの手がけた4曲が全体を引き締めている。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ ジャッキー・グラハムであと2枚 ]
【NEW】「From Now On」。1989年作。ヒット曲 "Every Little Bit Hurts" を収録。プロデューサーは、デヴィッド・ギャムソン、デレク・ブランブル、デヴィッド・パック、マントロニクス、ピート・ウイングフィールド、リチャード・バージェス。フィリップ・イングラムとのデュエットもある。80年代末の硬質なアーバン・サウンドに、表現力豊かな歌声の充実作。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
「Breaking Away」。1986年作。プロデューサーは、デレク・ブランブル。2曲で、デュエットも披露。他に、デヴィッド・グラントとのデュエットもある。アメリカではヒット曲を生み出せなかったが、内容は充実の推薦盤。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
ネイト・ジェームス(Nate JAMES)
1979年9月15日イギリス・サフォークス州ニューマーケット生まれ。
90年代末にロンドンへ出て、バンドを結成。レーベルと契約してレコーディングを済ませたが発表は見送りとなる。ソングライターとして経験を積み、2004年にソロ・デビュー。アメリカでのヒットはないが、既に4枚のアルバムをリリース。本国イギリスでは、若手の有望株として地位を築いている。
紹介したCDは、2009年の4作め「Revival」。全曲カバー・バージョンの企画盤。マクファーデン&ホワイトヘッド、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、デズリー、スティービー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ジョージ・ベンソン、ニューヨリカン・ソウル、ローリン・ヒルなど、多彩な選曲で楽しめる。♪試聴→
(UK ソウル/コンテンポラリー・ソウル)
[ ネイト・ジェームスでもう1枚 ]
「Kingdom Falls」。2007年リリースのサード・アルバム。国内盤とは2曲が差し替えられたイギリス原盤。プロデューサーは、ダニー・S、ピート・マーティン、ジェイミー・ジャズ、マーク・ヒルなど。前作よりR&B寄りにシフトした意欲作。ネオ・ソウルやハウスなどの味付けもある。アマゾン→