シーラ・ファーガソン｜ロバート・クール・ベル｜タカ・ブーン｜テディ・ライリー

シーラ・ファーガソン（Sheila FERGUSON）

1947年10月８日ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。

スリー・ディグリーズ（The Three Degrees）のリード・シンガー。60年代の結成時から、80年代半ばまで在籍。グループの黄金時代を支えた。シングル・ヒット14曲（１位１曲）、チャートイン・アルバム５作。脱退後はソロ歌手として活動。アルバムも制作している。

紹介したCDは、スリー・ディグリーズのコンピレーション・アルバム「The Best In The First Degree」。ナンバー１ヒットの "TSOP (The Sound Of Philadelphia)" を収録。テレビ番組「ソウル・トレイン」のテーマとしても知られている。録音は、70年代前半。バックは、MFSB。フィラデルフィア・インターナショナル・レコーズ（PIR）在籍時代のベスト盤。アマゾン→

（フィリー・ソウル）

[ スリー・ディグリーズであと２枚 ]

「3-D」。1979年作。アリオラ・レーベル移籍後の２作め。プロデューサーは、ジョルジオ・モロダーと、ハロルド・フォルターメイヤー。スタジオは、ドイツ・ミュンヘンのミュージックランド。70年代末のミュンヘン・ディスコ・サウンドだが、ストレートなソウル・ナンバーも１曲ある。国内盤紙ジャケット仕様の再発ＣＤ。♪試聴→

（ダンス・ディスコ）

「The Three Degrees」。1974年作。ヒット曲 "When Will I See You Again" を収録。日本で大ヒットした "Dirty Ol' Man" もある。プロデューサーは、ケニー・ギャンブル＆レオン・ハフのコンビ。黄金期のフィラデルフィア・サウンド。ヴォーカル、ハーモニーも申し分なしの名盤。アマゾン→

（フィリー・ソウル）

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ロバート・クール・ベル（Robert "Kool" BELL）

1950年10月８日オハイオ州ヤングスタウン生まれ。

クール＆ザ・ギャング（Kool & The Gang）のリーダー／ベーシスト。1969年に初ヒットを記録。現在に至るまでファンク／ソウルのトップ・グループを率いて活躍している。シングル・ヒット49曲（１位９曲）、チャートイン・アルバム25作（１位２作）。弟はサックス奏者のロナルド・ベル。息子は、P.O.V.のハキム・ベル。

紹介したCDは、2007年の「Still Kool」。ヒット曲 "Steppin' Into Love" を収録。リード・シンガーは、新加入のジャーマッド・ゴードン。11年ぶりのオリジナル・アルバムだが、内容も充実。ボーナス・ディスクには、過去の名曲を集めたミニ・ベスト盤が付いている。アマゾン→

（ファンク／アーバン・コンテンポラリー）

[ クール＆ザ・ギャングであと２枚 ]

「The Millennium Collection」。70年代のファンク時代から、80年代のアーバン・ソウル時代までをまとめたベスト盤。全21曲中、シングル・ヒット18曲。うち、７曲がナンバー１シングル。"Hollywood Swinging" や "Celebration" などの代表曲をたっぷりと収録している。録音は、1973年〜1985年。リード・シンガーは、ジェームス・JT・テイラー（James "J.T." Taylor）。アマゾン→

（ファンク／アーバン・コンテンポラリー）

【NEW】「Light Of The Worlds」。1974年作。ナンバー１ヒット "Higher Plane" を収録。クール＆ザ・ギャングのセルフ・プロデュース。ブラス＆ホーンが痛快なファンク・サウンド。初期の傑作。アマゾン→

（ファンク）

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タカ・ブーン（Taka BOOM）

1954年10月８日イリノイ州シカゴ生まれ。

本名は、イヴォンヌ・ステーブンス。1976年に、アンディスピューテッド・トゥルース（The Undisputed Truth）へ加入。シングル・ヒット２曲、チャートイン・アルバム１作。1978年には、ディスコ・ユニットのグラス・ファミリー（The Glass Family）に迎えられて、１曲のシングル・ヒットを記録。同年、ソロ・デビュー。以降は、シングル・ヒット３曲、チャートイン・アルバム１作。姉は、チャカ・カーン（Chaka Khan）。弟はジャマイカ・ボーイズのマーク・スティーブンス（Mark Stevens）。

紹介したCDは、1985年のサード・アルバム「Middle Of The Night」。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、ビリー・ラッシュ。ファンキーでダンサブルなソウル・アルバム。ミディアム〜スロウも２曲ある。アマゾン→

（ファンク／アーバン・コンテンポラリー）

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テディ・ライリー（Teddy RILEY）

1966年10月８日ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。

ニュー・ジャック・スイング・サウンドを編み出したオリジネイター。80年代末にガイ（Guy）を結成して、13曲のシングル・ヒット（１位１曲）と、３作のチャートイン・アルバムを放つ。90年代に入ってからは、ブラックストリート（Blackstreet）を結成。シングル・ヒット13曲（１位２曲）、チャートイン・アルバム５作（１位１作）。プロデューサーとしても多くのアーティストを手がけ、大きな実績を残した。なお、誕生年を「1967年」とする資料もある。

紹介したCDは、ガイのファースト・アルバム「Guy」。1988年作。ヒット曲 "I Like" を収録。リード。シンガーは、アーロン・ホール（Aaron Hall）。フォロワーとは一線を画する、本家本物のニュージャック・スイング。アマゾン→

（ニュー・ジャック・スイング／ファンク／アーバン・コンテンポラリー）

[ ガイでもう１枚 ]

「The Future」。1990年作のセカンド・アルバム。ヒット曲 "Do Me Right" を収録。含めて４曲が、トップ10入り。アルバム・チャートでも、３週間に渡って１位となった。プロデューサーは、テディ・ライリーが中心。ギャップ・バンドの "Yearning For Your Love" をカバー。デビュー盤の成功を受けて、さらに充実の傑作。アマゾン→

（ニュー・ジャック・スイング／ファンク／アーバン・コンテンポラリー）

[ ブラックストリートでもう１枚 ]

「Blackstreet」。1994年作のファースト・アルバム。ヒット曲 "Before I Let You Go" を収録。リード・シンガーは、デイブ・ホリスター（Dave Hollister）。他に、チャウンシー・ハニバル（Chauncey Hannibal）とリーヴァイ・リトル。前半にアップ・ビート。後半はスロウジャム。テディ・ライリー健在を証明した傑作。アマゾン→