マイク・ジェームス・カークランド

マイク・ジェームス・カークランド（Mike James KIRKLAND）

1949年10月11日ミシシッピ州ヤズー・シティ生まれ。

二人の兄と共にカリフォルニア州ロサンゼルスに出て、レコード・レーベルを設立。1972年にソロ・デビューして２枚のアルバムをリリース。1975年には、女性シンガーのルース・ディヴィスと組んで、ボー・カークランド＆ルース・デイヴィス（Bo Kirkland & Ruth Davis）を結成。両者のソロ名義も含めて、９曲のシングル・ヒットを記録した。なお、生年は「1946年」とする資料もある。

紹介したCDは、ソロ・デビュー・アルバム「Hang On In There」。オリジナル盤では、マイケル・ジェームス・カークランド（Michael James Kirkland）名義。プロデューサーは、兄のボブ・カークランド。ギターにアル・マッケイ、ドラムスにジェームス・ギャドソンが参加。３曲のボーナス・トラックを収録。ヒットにはつながらなかったが、内容は充実のソウル・アルバム。後の「レア・グルーヴ」ブームでも高く評価されている。アマゾン→

（コンテンポラリー・ソウル）

[ マイク・ジェームス・カークランドでもう１枚 ]

「Doin' It Right...」。1972年リリースのセカンド・アルバム。プロデューサーは、ボブ・カークランド。バックもデビュー作とほぼ同じ。ファンキーな "Got To Do It Right" で幕を開け、軽快な70年代ソウルが続く。キャロル・キングの "It's Too Late" も新鮮な解釈でカバーしていて、好感の持てる内容。前作同様にチャートでの結果は残せなかったが、ソウル・ファンには見逃せない作品。アマゾン→