365 Days Of R&B/SOUL

R&B/ソウル系アーティストの誕生日をご紹介しています

フローレンス・バラード|ビリー・ブラウン|スタンリー・クラーク|ファンテイジア


フローレンス・バラード(Florence BALLARD)

1943年6月30日ミシガン州デトロイト生まれ。

シュープリームス(The Supremes)のオリジナル・メンバー。結成から1967年まで在籍して、16曲のシングル・ヒット(1位6曲)と、9作のチャートイン・アルバム(1位4作)に参加。グループの発足当初はリード・シンガーを務めていたが、ダイアナ・ロスDiana Ross)にメインの座を譲った。一連のエピソードは、ミュージカル「ドリームガールズ」のモチーフになっている。最新の映画版(DVD→「Dreamgirls」)(サントラ→通常盤デラックス盤)では、ジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)の演じるエフィー・ホワイトがフローレンスのポジションにあたる。


紹介したCDは、シュープリームスのベスト盤「The Millennium Collection」。録音は、1964年〜1969年。"Where Did Our Love Go"、"Baby Love"、"Back In My Arms Again"、"You Can't Hurry Love"、"You Keep Me Hangin' On"、"Someday We'll Be Together" と、6曲のNo.1ヒットを収録。60年代シュープリームスの黄金期を一望できる。アマゾン→

(ソウル)

[ シュープリームスでもう1枚 ]


2枚のオリジナル・アルバムをまとめた2in1CD。前半は、1964年の「Where Did Our Love Go」。2曲のナンバー1ヒット "Where Did Our Love Go"、"Baby Love" を収録。後半は、1965年の「I Hear A Symphony」。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、ブライアン・ホーランド、ラモント・ドジャースモーキー・ロビンソン。60年代シュープリームスの名盤。♪試聴→

(ソウル)




ウィリアム・ブラウン(William BROWN)

1946年6月30日ニュージャージー州パース・アンボイ生まれ。

60年代にブロードウェイズ(The Broadways)を結成。シングル盤をリリースしたが、ヒットには至らず。一時は音楽業界を離れて自動車工場で働いていた。60年代末になって、シルヴィア・ロビンソン(Sylvia Robinson)に誘われて、モーメンツ(The Moments)に加入。初めての成功を掴む。グループは、1978年に「レイ・グッドマン&ブラウン」と改名。合わせて、シングル・ヒット38曲(1位3曲)、チャートイン・アルバム12作。70年代のスウィート・ソウル・ブームに大きく貢献した。なお、名前には「ビリー・ブラウン(Billy Brown)」とする表記もある。


紹介したCDは、レイ・グッドマン&ブラウンのベスト盤「The Best Of Ray, Goodman & Brown」。ナンバー1ヒットの "Special Lady" をはじめ、5曲のシングル・ヒットを収録。録音は、1979年〜1981年。リード・シンガーは、ハリー・レイ(Harry Ray)。プロデューサーは、ヴィンセント・カステラーノ。スイートなハーモニーと、モダンなサウンドの融合を楽しめる。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

[ モーメンツでもう1枚 ]

2枚のオリジナル・アルバムをまとめた2in1CD。前半は、1975年の「Look At Me」。同名のナンバー1ヒットを収録。後半は、1971年のライブ盤「Live At The New York State Women's Prison」。プロデューサーは、シルヴィア・ロビンソン。モーメンツとスイート・ソウルの真髄を味わえる一枚。音質も比較的良好。アマゾン→

(スウィート・ソウル)

●本館サイトの関連記事→モーメンツ





スタンリー・クラーク(Stanley CLARKE)

1951年6月30日フィラデルフィア生まれ。

ジャズ/フュージョン系のベーシスト。チック・コリアとの共演で頭角をあらわした。ソロ・デビューは、1974年。その後、盟友のジョージ・デュークGeorge Duke)とコンビを組んで、クラーク・デューク・プロジェクト(Clarke Duke Project)を立ち上げた。ソロとユニットを合わせて、10曲のシングル・ヒットと、10作のチャートイン・アルバムがある。


紹介したCDは、クラーク・デューク・プロジェクトの「The Clarke / Duke Project, Vol.1」。1981年作。ヒット曲 "Sweet Baby" を収録。ヴォーカルを前面に据えた作品。ゴージャスでタイトな演奏が素晴らしい。アマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

[ クラーク・デューク・プロジェクトでもう1枚 ]


「II」。1983年作。ヒット曲 "Heroes" を収録。プロデューサーは、ジョージ・デュークスタンリー・クラーク。ギターに、マイケル・センベロ。ドラムスに、ナラダ・マイケル・ウォルデン。前作「Vol.1」の延長線上にある作品。ヴォーカル曲を中心とした、コンテンポラリー・アルバム。♪試聴→

(アーバン・コンテンポラリー)

●本館サイトの関連記事→クラーク・デューク・プロジェクト





ファンテイジア(FANTASIA)

1984年6月30日ノースカロライナ州ハイ・ポイントまれ。

本名は、ファンテイジア・バリノ。TVのオーディション番組「アメリカン・アイドル」で優勝。2004年にデビューした。シングル・ヒット13曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム4作(1位2作)。名プロデューサー、クライブ・ディビスが惚れ込んだ逸材。叔父は、70年代のヴォーカル・グループ、バリノ・ブラザーズのメンバー。


【NEW】紹介したCDは、2013年の4作め「Side Effects Of You」。ヒット曲 "Lose To Win" を収録。ケリー・ローランドミッシー・エリオットとの共演もある。プロデューサーは、ハーモニー・サミュエルズが中心。1曲のみ、ノーティ・ボーイ。ヒップホップやロックのテイストも取り入れてはいるが、芯は揺るぎないソウル・ヴォーカル。アマゾン→

(R&B)

[ ファンテイジアのディスコグラフィー ]


「Back To Me」。2011年のサード・アルバム。ヒット曲 "Bittersweet" を収録。シーロー・グリーンとの共演もある。プロデューサーは、チャック・ハーモニー、ロス・ダ・マエストロ、オーク・オブ・ザ・ナイトライターズ、ジム・ジョンシン、リコ・ラブ、ステレオタイプス、ブレンダ・ラッセルなど。ますます充実の傑作。アマゾン→

(R&B)

「Fantasia」。2006年のセカンド・アルバム。ナンバー1ヒット "When I See You" を収録。プロデューサーは、アンドレ・ハリス&ヴィダル・デイヴィス、ブライアン・マイケル・コックス、クワメ・ホーランド、ベイビーフェイスミッシー・エリオット、ダンジャ、スウィズ・ビーツ、ハロルド・リリーなど。R&B色を強めながらも、本来の持ち味を活かした意欲作。アマゾン→

(R&B)

「Free Yourself」。2004年のデビュー・アルバム。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、アンダードッグス、ミッシー・エリオット、ソウルショック&カーリン、ジャジー・ファ、ハロルド・リリー&コスターズ、ルイス・ビアンカネロ、ジャーメイン・デュプリロドニー・ジャーキンスなど。ソウル・ヴォーカルの伝統を活かした R&B。アマゾン→

(R&B)




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