デニス・ラサール|ウィリアム・ベル|シャンティ・サベージ
デニス・ラサール(Denise LaSALLE)
1939年7月16日ミシシッピ州レフローレ・カントリー生まれ。
本名は、デニス・クレイグ。サザン・ソウルの人気女性シンガー。1967年の初レコーディング以来、30年以上に渡って唄い続けている。シングル・ヒット16曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム13作。60年代末には、夫のビル・ジョーンズと共にクレイジョン・プロダクションを立ち上げ、レコード・ビジネスにも乗り出した。
紹介したCDは、1984年の「Right Place, Right Time」。タイトル曲は、ラティモア(Latimore)とのデュエット。プロデューサーは、デニス・ラサールの他に、ウルフ・スティーブンソンとトミー・クーチー。レーベルは、マラコ。ディープなソウル・バラードと軽快なジャンプ・ナンバー、加えてブルーズのアクセントが効いている。アマゾン→
(サザン・ソウル/ブルーズン・ソウル)
[ デニス・ラサールであと3枚 ]
「Smokin' In Bed」。1997年作。プロデューサーとソングライティングは、デニス・ラサールの自作が中心。他に、2曲でウルフ・スティーブンソン&トミー・クーチー。1曲でリッチ・ケイソンがプロデュースを担当している。レーベルとスタジオは、マラコ。時代を感じさせない、安定したサザン・ソウル路線。アマゾン→
(サザン・ソウル/ブルーズン・ソウル)
「Lady In The Street」。1983年作。プロデューサーは、ウルフ・スティーブンソン&トミー・クーチー。ソングライターに、フレデリック・ナイト、フランク・ジョンソン、ジョージ・ジャクソン、フィリップ・ミッチェルなど。マラコ移籍後の初アルバム。デニス・ラサールの持ち味を十二分に活かした充実作。アマゾン→
(サザン・ソウル/ブルーズン・ソウル)
「On The Loose / Trapped By A Thing Called Love」。2枚のオリジナル・アルバムをまとめた2in1CD。前半は、1973年のセカンド・アルバム。ヒット曲 "A Man Size Job" を収録。後半は、1972年のデビュー・アルバム。ナンバー1ヒット "Trapped By A Thing Called Love" を収録。プロデューサーは、クレイジョン・エンタープライセス。70年代サザン・ソウルの名盤。アマゾン→
(サザン・ソウル/ブルーズン・ソウル)
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ウィリアム・ベル(William BELL)
1939年7月16日テネシー州メンフィス生まれ。
本名は、ウィリアム・ヤーブロウ。サザン・ソウルの人気男性シンガー。ルーファス・トーマス(Rufus Thomas)のバック・バンドからスタート。60年代にソングライターとしてスタックスと契約。1966年には、歌手として初ヒットを放った。シングル・ヒット18曲(1位1曲)、チャートイン・アルバム4作。スタックス倒産後は、自らのウィルビー・レーベルを立ち上げて唄い続けた。
紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「The Best Of William Bell」。代表曲 "I Forget To Be Your Lover" をはじめ、5曲のシングル・ヒットを収録。うち、2曲が、ジュディ・クレイ(Judy Clay)とのデュエット。録音は、1966年〜1974年。プロデューサーは、ブッカー・T・ジョーンズ、アイザック・ヘイズ(Isaac Hayes)、デヴィッド・ポーター、アル・ベル、トム・ニクソン、アル・ジャクソンなど。軽やかなヴォーカルで唄うメンフィス・ソウル。アマゾン→
(サザン・ソウル)
[ ウィリアム・ベルであと2枚 ]
「Phases Of Reality / Relating」。2枚のオリジナル・アルバムをまとめた2in1CD。前半は、1972年の「Phases Of Reality」。プロデューサーは、ウィリアム・ベル。後半は、1973年の「Relating」。ヒット曲 "Livin' On Borrowed Time" を収録。プロデューサーは、ウィリアム・ベルとアル・ジャクソン・Jr。どちらもスタックス時代の名盤。アマゾン→
(サザン・ソウル)
「Wow... / Bound To Happen」。スタックスの2in1CDシリーズ。前半は、1971年の「Wow...」。後半は、1969年の「Bound To Happen」。ヒット曲 "I Forgot To Be Your Lover" を収録。プロデューサーは、アル・ベルとトム・ニクソン。60年代末〜70年代初頭の充実作。アマゾン→
(サザン・ソウル)
●本館サイトの関連記事→ウィリアム・ベル
シャンティ・サベージ(Chantay SAVAGE)
1967年7月16日イリノイ州シカゴ生まれ。
シンガーとなる夢を果たせず、ソングライターへ転向。C.C.ペニストン(C.C. Peniston)に書いた曲がヒットして、歌手デビューのチャンスを掴む。現在までに、8曲のシングル・ヒットと、2作のチャートイン・アルバムがある。
紹介したCDは、1996年の「I Will Survive」。グロリア・ゲイナー(Gloria Gaynor)の大ヒット曲を、バラードに仕立て直してカバー。プロデューサーは、ケイ・フィンガーズ、スティーブ・ハーレイ、マス・オーダー、チャッキー・トンプソン、ティム&ボブなど。スモーキーな声で唄う、ミディアム・グルーブが心地よい。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー)
[ シャンティ・サベージのディスコグラフィー ]
「This Time」。1999年リリースのサード・アルバム。ヒット曲 "Come Around" を収録。プロデューサーは、ケイ・フィンガーズ、マーク・キンチェン、キース・スウェット、ダニエル・ウェザースプーンなど。スロージャムに味わいのあるR&B作品。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー/R&B)
「Here We Go」。1993年のデビュー・アルバム。ヒット曲 "Betcha'll Never Find" を収録。プロデューサーは、スティーブ・ハーレイ、E・スムーブ、M・ドック、ジェレ・マック。ビートの効いた、90年代スタイルの R&B。正統派のソウル・バラードも充実の作品。アマゾン→
(アーバン・コンテンポラリー/R&B)
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