365 Days Of R&B/SOUL

R&B/ソウル系アーティストの誕生日をご紹介しています

ボビー・バード|フレデリック・ナイト|リトル・ビーバー|ビリー・グリフィン


ボビー・バード(Bobby BYRD)

1934年8月15日ジョージア州タコマ生まれ。

フェイマス・フレイムズ(The Famous Flames)のリード・シンガー。ジェームス・ブラウンJames Brown)と行動を共にして掛け合いを披露。"Get Up! Feel Like Being Like A Sex Machine" で連呼される「ゲロンパ!」の掛け声で有名。ソロ・シンガーとしても、9曲のシングル・ヒットがある。妻は、ヴィッキー・アンダーソン(Vicki Anderson)、娘はカーリーン・アンダーソン(Carleen Anderson)。


紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「The Bobby Byrd Got Soul : The Best Of Bobby Byrd」。代表曲 "I Need Help (I Can't Do It Alone)" をはじめ、7曲のシングル・ヒットを収録。アナ・キング(Anna King)や、ジェームス・ブラウンとのデュエットもある。プロデューサーはジェームス・ブラウン、演奏は JB's がメイン。録音は、1963年〜1972年。躍動感あふれるファンキー・ソウル。アマゾン→

(ファンク)




フレデリック・ナイト(Frederick KNIGHT)

1944年8月15日アラバマ州バーミンガム生まれ。

70年代に活躍したサザン・ソウル・シンガー。シングル・ヒット3曲、チャートイン・アルバム1作。ソングライター/プロデューサーとしても才能を発揮し、アニタ・ワード(Anita Ward)の "Ring My Bell" を大ヒットさせた。


紹介したCDは、1974年の「I've Been Lonely For So Long」。同名のヒット曲を収録。ダイアナ・ロス&ザ・シュープリームスDiana Ross & The Supremes)の "Someday We'll Be Together" をカバー。ファルセット〜ハイ・テナー系の繊細な歌声が魅力的。アマゾン→

サザン・ソウル

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リトル・ビーバー(LITTLE BEAVER)

1945年8月15日アーカンソー州フォレスト・シティ生まれ。

本名は、ウィリアム・ヘイル。十代で、フロリダに移住。ギタリストとして T.K.レーベルと契約。多くの作品でバックを務めた。ソロ・シンガーとしては、1972年にデビュー。5曲のシングル・ヒットがある。


紹介したCDは、コンピレーション・アルバム「Very Best Of Little Beaver」。代表曲 "Party Down" をはじめ、5曲のシングル・ヒットをすべて収録。録音は、1972年〜1980年。レイドバックしたグルーヴが心地よい。アマゾン→

(マイアミ・ソウル)

[ リトル・ビーバーであと3枚 ]


「Party Down」。1974年作。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、ウィーリー・クラークとスティーブ・アライモ。軽快でありながら、気怠いリズムとメロディが絶品。マイアミ・ソウルの名盤。アマゾン→

(マイアミ・ソウル)

「Black Rhapsody」。1974年作。全曲インストゥルメンタル。ギタリストとしてのリトル・ビーヴァーを堪能できる。サウンドは、70年代中盤のスムース・ジャズ・スタイル。ジャクソン5(Jackson 5)の "Never Can Say Goodbye" や、アル・グリーンAl Green)の "Let's Stay Together" をカバーしている。アマゾン→

インストゥルメンタルR&B)


「Joey」。1972年作。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、ベティ・ライト(Betty Wright)、ウィーリー・クラーク、スティーブ・アライモ。ギターをバックに、ブルージーなソウルを歌うスタイル。後の「踊れるマイアミ・ソウル」とは一線を画すデビュー盤。アマゾン→

サザン・ソウル/ブルーズン・ソウル)




ビリー・グリフィン(Billy GRIFFIN)

1950年8月15日メリーランド州ボルティモア生まれ。

ヤング・ヴァンダルズ(The Young Vandals)のメンバーとして、1970年に初ヒットを記録。1973年には、スモーキー・ロビンソン(Smokey Robinson)の後任としてミラクルズ(The Miracles)に加入。9曲のシングル・ヒットと6作のチャートイン・アルバムを制作。1982年にはソロ・シンガーとなって、シングル・ヒット3曲、チャートイン・アルバム1作。80年代中盤以降は、イギリスに本拠地を移して歌い続けている。


紹介したCDは、2006年作の「Like Water」。およそ20年のブランクを経ての復活作。プロデューサーは、マーカス・コールマン、トレーシー・バーテル、ロッド・シェルトン、デンフィールド・ゴムス、レンジ・フィリップ。レベルは、イギリスのエクスパンション。80年代テイストのスムーズなアーバン・サウンドアマゾン→

(アーバン・コンテンポラリー)

[ ビリー・グリフィンであと2枚 ]

「The Best Of Billy Griffin」。80年代末から90年代初頭にかけてのイギリス録音をまとめたコンピレーション・アルバム。ミラクルズ時代のヒット曲 "Love Machine" を再演。全体を通じて曲にバラつきはあるが、70年代ソウルの雰囲気はよく再現されている。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)


「Respect」。1983年作。ヒット曲 "Serious"を収録。プロデューサーは、ジョン・バーンズ。ソングライターは、ビリー・グリフィンとジョン・バーンズ。冒頭はエレクトリック・ファンク。以降は、アーバン・テイストのしなやかな曲が並ぶ。ビリー・グリフィンにとって、唯一のチャートイン・アルバム。♪試聴→

(アーバン・コンテンポラリー)

[ ミラクルズであと2枚 ]


「City Of Angels」。1975年作。ヒット曲 "Love Machine" を収録。プロデューサーは、フレディ・ペレン。ソングライターは、ウォーレン・ムーアとビリー・グリフィン。ロサンゼルスをテーマに据えたコンセプト・アルバム。70年代・新生ミラクルズの傑作。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)


2in1CD。前半は「Renaissance」。1973年作。ヒット曲 "Don't Let It End ('Til You Let It Begin)" を収録。後半は「Do It Baby」。1974年作。同名のヒット曲を収録。プロデューサーは、ハル・デイヴィス、ウィリー・ハッチ、フレディ・ペレン、フォンス・ミゼル、マーヴィン・ゲイ、フランク・ウィルソン、クレイ・マクマリーなど。70年代モータウンの充実作。アマゾン→

(コンテンポラリー・ソウル)

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